Aopenケースの改造 小さめのケースを作る
H21.8製作
 
■とりかかり
 前回のケースの製作から随分と年月が過ぎている。小さなケースも種類が豊富に市販されるようになった。いつか日の目を見るかもしれないとの期待感で、使わなくなったケースが車庫の2階に積んである。Aopenのケースは今まで随分使った。取り出してきたのは、前面のパネルが壊れ、電源は他に流用してないものだ。
■構想
 miniITXのマザーを入れる。ACアダプタ電源を使う。空いたスペースに液晶コントローラーをいれ、液晶一体型を目指す。DVDドライブも内蔵(結局、内蔵しなかった)したい。
■ ケースの加工
 不要の前面部分をジグソーで切り取る。安物のジグソーだが、鉄工用の刃でバリバリと切っていく。最初は上の部分を取り外しできるように作ろうと思っていたのだが、考えていくうちに前面を固定すると簡単には取り外せそうにないので、上の部分を切り取ることにした。
● 前面の4辺にL型のアルミ棒を切り出して取り付ける。さらに1mmのアルミ板を取り付け前面とする。上部にもアルミ板を取り付ける。ガムテープでしっかりと固定して穴あけを行う。今回は、すべてねじ止めである。 ● タッピングで慎重にねじ山を切る。鉄板はしっかり切れるが、L型アルミ棒は心もとない。
● 穴あけが終わり、塗装を行う。今回は、つや消しブラックのほかにシルバーも使う。 ● 塗装が終わったパーツ
● L型アルミ棒を取り付け、前面パネルを取り付ける。アルミ板が不足していたので、空いた部分は穴あきアルミ板の切れ端を取り付けた。デザイン的にも空調的にもよいと考えた。
● 電源部分は穴あきアルミ板を取り付け、6cmのFANとACアダプタからのコネクタを取り付けた。デザイン的に黒で塗装した。普通の電源に戻すことも考えて、元のケースは加工していない。
● 電源はACアダプタ電源で電圧の変換基盤を取り付ける。
● 前面はパワーSWとpowerとHDDのLEDのみ。熱収縮チューブで覆った。 

一応の完成
■ 完成してマザーボードを入れる。

■ HDDは3.5インチサイズに2.5インチを取り付ける金具にのせて側面からねじ4本で固定している。

■ 塗装の黒にねじのシルバーが目立つ。前面のねじの出っ張りも気になる。黒のミリねじを探さなくては。
■ HDDとDVDドライブを載せようと随分考えて、金具の製作も始めたのだが、金具を固定するとminiITXのマザーしか入らなくなる。元がマイクロATXのサイズなので、流用ができなくなると思ってやめた。(金具の製作に時間がかかりそうなこともあるが)

■ HDDの下に液晶コントローラーを入れて、上部に液晶を取り付けようかとも考えている。開閉のヒンジ部分をどうするかが、液晶で遊ぶときの一番の問題点である。

● 中に入っているマザー等については「現在の問題や取り組んでいること」のページで。