半分アルミケースその3
H14.4製作
   
構想
  ATXのマザーボードを使ってできるだけ小さなケースを作ることを目指した。拡張スロットを使用することを考えると、バックパネルが必要で、この部分の加工が一番難しい。そこで、市販の一番安い鉄製ケースを買ってそれを利用することにした。
ドライブベイ
 ドライブベイをどのように作るかが一番の問題だった。切り取ったケースから5インチベイを取り出し、ベイ1つ分切り出し、そこに薄型CD-ROMとFDD兼用金具をのせることにした。下からL型アングルで支えている。
製作後
 マザーにCPUを載せ替えている途中でCUSL2に穴を開けてしまった。(別掲)そのためにマザーボードを購入するはめになってしまった。

 
製作の意図
ATXのマザーボードを使ってできるだけ小さなケースを作る。
製作に使用した工具
充電式ドリル ハンドニブラー カッター
金属折り曲げ機 金のこ タッピングドリル
包丁のような金属用のこはよく切れる。 1mm程度のアルミ板はあっという間に工作が終わる。
アルミ板はアクリルカッターだけで直線がよく切れる。 タッピングドリルは鉄の部分にはきちんと溝が切り込まれるが、アルミは柔らかいので慎重にしなければならない。
鉄製の新品の一番安いケースを金のこで2つに切断する。なぜ既製品のケースを 使用するかというと、バックパネルの部分の加工が非常に難しいからである。  切断した部分にアルミのアングルを取り付け、1mmのアルミ板を取り付ける。
 前面部分に5インチベイの大きさの穴をあける。
 
  元のケースについていた5インチベイの金具を切断する。
 取り付け用のねじ穴をあける。

 このベイにはノート用の薄型CD-RとFDDが載る。
 側面のパネルを加工しねじ穴をあける。
 前面にはSWやLEDの穴も開ける。
 最後に紙やすりで磨く。
全体を塗装する。 黒くしたのは、汚れが目立たないようにするため。   ケースの完成
  LEDやSWにリード線を取り付ける。   HDDはL型アングルでケースに直接取り付ける。 5インチベイも安定させるためL型アングルで支える。
 
  内部の様子 電源を取り付け、5インチベイにCD−RとFDDを取り付けるとマザーボードに手は届かない。