自分流のパーツ選びとWindowsSETUPまで |
|
DOS/V機をどのように作ったらよいかという質問をよく受けるので、自分なりのパーツの選び方、製作方法などをまとめてみました。動けばよいので楽しみながら作るのが一番だと思います。
|
自作パーツの選び方と取り扱い |
1 マザーボード |
取り扱いに注意する。必要以外袋から出さない。一つ一つのチップにふれないように。
形としてATX、AT、マイクロATXがあり、規格が違うのでケースも異なる。 |
2 メモリー |
安物に手を出さない。マザーボードとの相性があることもある。マザーボードとセットで買うのが安全。他の機械から持ってきた場合は規格(SIMMとDIMMの違いだけでなく)が同じならだいたいは使用できるが決して100%使えるわけではない。
安くなってきたので、128Mか256Mでも搭載しておけば精神衛生上よい。 |
3 HDD |
普通はインチねじが使われている。
ほかのマシンからはずしたHDDは必ずFdiskをかけ領域確保からやり直す。マザーボードのBIOSがHDDをきちんと認識していないと変なトラブルが出ることもあるのでFdiskをかけた方がよい。正確を期すなら、BIOSをDefoltにしてHDDの認識、領域解放、Formatをすて、もう一度、BIOSをDefoltにしてHDDの認識、領域解放、Formatをする。
1つのHDDを複数のパーテーションにわけるより、data用にもう1台HDDがあった方が安全。HDDは使用頻度に応じて必ず壊れる。
20GのHDD1台より10G2台の方が好き。 |
4 ケース ケーブル |
値段の高い物を買う。1万くらいからあるが、丁寧に作られている物が作業効率がよい。
普通はインチねじが使われている。日本のメーカー製はだいたいミリねじ。
プレスの処理、エッジの処理の悪いケースは手を切ることがある。
IDEケーブル、SCSIIケーブルはまとめてあったりすだれになっている方がいじるときに楽だ。ただし高価である。FDDのケーブルは先のコネクタが3.5インチFDD用しかないタイプがすっきりする。どのケーブルもフラットケーブルだと取り回しが難しい。
SCSIIの50ピンフラットケーブルは内部に3台以上つなぐ場合はコネクタの向きをよく考えて買うこと。5インチベイに先に機器を固定しケーブルをつなごうとすると180度ねじらなくてはならない場合がある。 |
5 FDD |
TOMCATの3モードしかアンテナハウスのリッチテキストコンバーターでは動作保証をしていない。
普通はミリねじが使われている。
ケーブルの1番ピンがわかりにくい。逆差しすると、起動後にLEDが点灯したままになる。 |
6 CD−ROM |
普通はミリねじが使われている。
多少スピードは遅くとも音の小さい方がよい。静かさと価格はだいたい比例する。 |
7 Videoカード |
ゲームをするので3D性能の高いものを使用する。ワープロ、表計算等のビジネスソフト中心であればどんなカードでもそこそこストレスなく動く。 |
8 サウンドカード |
外付けの性能のよいアンプをつなぐとか、4SPにして音場を再現するといったことを考えなければ安いカードで十分。 |
9 SCSIカード |
CD-Rを取り付けるなら、CD-Rの推奨機種にするのが無難。
HDDを使わず、CD-ROMやMOのみだったら安いもので十分。 |