*       平成16年4月6日
 MRIの結果「右側の仙骨部にしこり有り 約5cm*5cm 一部背骨に食い込んでいる」 CEAは横這いになった とりあえずTS−1継続 次回のCEAの結果によっては次の一手に切り替える TS−1+イリノテカンである 手術は無理であろうとのことである
 

*       平成16年5月6日
 予約は来週であったが痛みが辛いため痛み止めを処方してもらった 飲み薬―ロキソニン錠、座薬−ボルタレンサポであった 夕食後に飲み薬を服用したところ結構効いてくれてよく眠ることができた
 

*       平成16年5月11日
 外科と放射線科を受診した CEAは横這いであった 3月から上昇していない TS−1が効いてくれているのだろう 5/13から「イリノテカン+TS−1」を実施することにした これで腫瘍が少しでも縮小してくれれば良いのだが・・・ 最初ということで2日間入院することになった 副作用が出なければ良いと願うばかりである 放射線治療はやはり難しいということであった 骨壊死・腸の障害・排泄障害(尿意を感じなくなる)等のリスクがある しかし、腫瘍の成長が進むことによっても同様の症状が発生するということなので「化学療法が効かず症状が悪化したら、障害の可能性を考慮した上で放射線治療を行う」ことにした まさしく「最後の砦」である
 

*       平成16年5月13日
 TS−1にトポテシンを付加するため2日間入院した 副作用の不安があったが白血球の減少・下痢等はなかった 27日に再度入院する トポテシンが蓄積されていくと今後どうなるかわからない それにしても臀部・右足が痛い ところで昼食のおかずに「刺身」がでた 三十数回の入院経験の中で初めての事である 「感動した」
 

*       平成16年5月27日
 トポテシン付加のため2日間入院した まだ大丈夫そうであるがやはり今後どうなるかは不安である 次回CEAがどうなっていることやら あいかわらず臀部と右足の痛みは続いている
 

*       平成16年6月10日
 トポテシン+TS−1の2クール目を開始した 注目のCEAであるが645と漸増であった もう効かなくなってきたのかな? 次の一手を考えなければ ヘモグロビンが10.8だったのでフェロミアの服用をやめてみることにした また大健中湯についても服用をやめて様子をみることにした これによって薬は定期「ビオスリー」「ベリチウム」スポット「TS−1」「ロキソニン」となった 痛みはあいかわらずである
 

*       平成16年6月24日
 トポテシンの点滴を行った 白血球は減少なし ヘモグロビンも10.8と前回同様であった 食事をしっかり取れているからいいみたい 手術の可能性について再確認したがやはり無理とのことであった CEAは漸増しているがもう少しこの療法で様子を見ていこう オキサリプラチンが認可されたら検討する