カバー工法工事こだわりビス編

カバー工法とは既存のスレート瓦等を撤去せずに

ガルバリウム鋼板等を上から被せる工事です

廃棄材料が少なく廃材処分費が少額になり

スレート瓦等の撤去費用と野地ベニヤの新設工事も無くなり

葺き替え工事に比べて費用を抑えられる工事になります

今回はカバー工法工事の弊社こだわりをビスに注目してご紹介します

 

本体工事・軒先水切に使用するビス

  • まずは本体工事・軒先水切(カバー工法用ゼロスターター)
    に使用するビスは日本パワーファスニング(株)製になります
    一般的に使われているコーススレッドビスに比べて
    ・新設屋根材をしっかり保持する大径低頭
     シンワッシャーヘッド
    ・ねじ山の途中でねじ山を無くす特殊加工により
     既存屋根材を引っ張り上げにくくなり
     既存屋根材の割れ破損を減らし、新設屋根材を
     野地ベニヤ既存屋根材にしっかり固定します
     また、ビス外径4.5㎜あるのでビス自体の強度も高く
     非常に信頼度が高く自然災害の対策にも有効な事から
     このビスを使用しています
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  • 本体工事に弊社が使用するビス             本体工事で一般的に使用されるビス・釘
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棟板金に使用するビス

  • 次は棟板金に使用するビスです
    石付き金属屋根材に使われるビスで固定しています
    棟板金は台風等で飛散被害が一番多い部分です
    本体の固定にも使われるビスで棟板金を固定することで
    釘と比べて圧倒的な保持力を発揮し飛散しにくくなります
    また、強風や建物の揺れなどで釘は段々と抜けてきますが
    ビスを使用すれば抜ける心配がなく長期間の強度確保が
    出来ます
    釘を使用する業者は多々いますが弊社は長期間安心出来る
    屋根を作る為このビスを使用しています
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ケラバ水切り・雨押え・捨谷に使用するビス

  • ケラバ水切り・雨押え・捨谷に使用するビスです
    SUS410パッキン付き55㎜ビスを使用します
    こちらも棟板金と同じように釘では得られない保持力と
    強風での釘抜けがなくなります。
    壁際に使う役物(雨押え・捨谷)は壁に釘やビスで
    留め付けます
    通常のビスや釘だとビス・釘穴から雨水が壁内に
    侵入する可能性があります。
    そこでパッキン付きビスを使用し雨水の侵入を防いでいます
    ケラバ水切りは桟木に留め付けるが雨水に晒される部分にビスや釘で固定するので壁際役物と同じビスを使用しています。
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  • 弊社は自然災害に負けない屋根作りをする為に

    お施主様に見えない部分も妥協せずこだわりを持ち

    適材適所の材料を選び安心して暮らせる屋根作りを目指しています

    相見積もりをする際も金額だけで決めずに

    業者の姿勢や考えやこだわり等も考慮して業者選びをしてもらえればと思います。
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  • 左の画像と中央の画像は弊社が使用しているビスです
  • 左の画像は棟板金に使用
  • 中央の画像は雨押え・捨谷・ケラバ水切りに使用
  • 右の画像は一般的に使用されている釘です(役物は釘留めする業者が多いです)