カベッケ原
富山・折立〜太郎兵衛平〜薬師沢小屋
いつか行ってみたいと思っていた
場所ですが、今日は〜〜
河童さんの声は聞こえませんでした。
ここに、河童が住んでいる とゆう話は
黒部の猟師の間では、よく知られていた
そうです〜?
どんな声?
”ガヤガヤ 賑やかだったぞぅ〜”
薬師岳(2926m) が大きく見えています (太郎兵衛平より)
まっすぐ行くと、黒部五郎岳。
今日は、薬師沢へと下ります。
ここで、軽い昼食 (ロールパンに、胡瓜とマヨネーズをはさんで)を摂って
約、30分 休憩ののち、雲の平へ 向いました。
雲の平 直登ルート・・・午後から降り出した雨に つるつる滑る!苔の大石を乗り越えて〜
天まで続くのかと思う、岩の道登りの 始まりでした。
事故報告(山岳情報による) 8月16日
雲の平の木道で、滑って転倒。足首を痛め
自力で薬師沢小屋までたどり着いた、男性が
行動不能となり、ヘリで救出。とありました。
くれぐれも、注意しましょう。
(太郎兵衛平から、薬師沢へ下る 木道より撮影)
雲の平 遠望
中央、台形の山が 雲の平。 左奥、水晶岳。
雲の平の上、尖がっている、鷲羽岳、ワリモ岳、 右端 三俣蓮華岳
赤木沢方面でのキャンプは禁止 だそうです。
薬師沢小屋のテラスでは、ウェットスーツの
沢登りの人が、濡れた衣服を乾かしておられました。
ザイル、完全ヘルメット、重装備でした。
吊り橋の下から見た、黒部川下流方面。
ここより下流は、沢登りの憧れ?
黒部川・奥の廊下、上の廊下へと
続く激流です。
太郎兵衛平から、約3時間で、薬師沢小屋に到着です。
Kさ〜ん 今日は河童さんには逢いませんでしたよ〜
いつも山を歩く時は、竿を背中の、ザックにさして、流れがあると竿を出す
ヘンなお兄さんでしたが、今はどうしていますか?
黒部川と薬師沢の出合にあり、黒部・上の廊下や
赤木沢などの沢登りの拠点です。
登山客より、渓流釣りのお客さんの方が多いそうです。
下を流れているのは、黒部川です。
薬師沢出合、第一、第二渡渉点も
写真のような、しっかりした橋があり
ホッ と一安心でした。
オヤマリンドウ
薬師沢への下りには
秋の花がいっぱい咲いてました。
赤い屋根の太郎平小屋。
後の山の向こうがテントサイトです。
イワハゼ
夏には、白い スズランのような
小さい花を咲かせます。
薬師沢出合を過ぎると、木道となり、のんびり 楽しみながら 歩きます。
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午前4時、起床。
テントから出て見ると、青空が広がっています。
”山食 おしるこ”で 簡単朝食。
テントを畳んで、さぁ〜出発です。
北陸道・立山ICを降り、”立山”への標識にしたがって、地方道6号線を立山方面へ向かい
有峰口で右折。 亀谷温泉を経て、有峰林道(有料)へ入り、有峰湖から、折立に 車を駐車。
折立には、トイレ、自販機、無料駐車場、無料キャンプ場がありました。
雲の平から水晶岳へ 第二日
イワショウブのアップ
2時間ほど、樹林帯の中、急坂を頑張ると
緩やかな斜面に出ました。
薬師岳は、ガスの中、太郎兵衛平は
まだまだ〜遠い〜
左の建物(無人)で、登山届を提出
5日分の食糧が入ったザックは重いけれど
頑張りま〜す!
まずは、太郎兵衛平を目指して、出発です。
雲の平から水晶岳へ 第一日
槍の穂先を、超望遠レンズが捉えました(太郎兵衛平より)
一番手前の黒い影の山が、雲の平 三俣蓮華岳の肩から槍が顔を出しています
テントサイトから、太郎平小屋までが
朝一番には、結構キツイ。
薬師峠テントサイト
小屋から遠いので、ちょっと不便ですが
豊富な水があふれる、水場。
ピカピカに掃除された、簡易水洗のトイレ。
ゆうことなしのテントサイトでした。
午前中はいいお天気だったのに、夕方から雨となり、ちょっと不安・・・
沢の音や、雨音にも負けず耳栓をしっかりして、ぐっすり眠りました。
雨の中、テントの中での食事となりました。
メニューは簡単・・・・
アルファ米山菜おこわ(小)、サッポロ塩ラーメン
鮭と海苔入りフリーズドライお粥。
折立から、約5時間を歩いて やっと! 太郎平小屋の屋根が見えました。
第一日目の テントは、ここから約20分の、薬師峠テントサイトに張ることに・・・
小屋で、一人500円の幕営料を払って、薬師峠に向かいました。
ビールもしっかり買い込んで、今夜のお楽しみです。
振り返ると、イワショウブの白い花が咲く高原の向こうに、有峰ダム湖が見えています