岡本 匡代(釧路)
エゾシカを対象にした研究を開始する準備が整ったのに猟期内には個体が得られず、悶々としていたところに見つけた記事がきっかけで参加しました。
今回得られた四つの個体のおかげで仕事を始めることが出来ます。
心底楽しめる2泊3日をありがとうございました。
来年の鹿狩りキャンプにも参加させていただきます。3月の個体と、楽しい酒を期待して!
荻原 弥生(釧路)
念願のシカ猟に、やっと同行することができました。おいしいものをたくさん食べて、山の中をザクザク歩いて、ちゃんとシカにも会えたし、大・大・大満足です。
このキャンプのことを教えてくれた岡本さんに感謝!
皆さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました。
くまがい りな(兵庫県三田市・5才)
いちばんたのしかったこと。
1、氷のうえをあるいたこと。
2、ゆきだるまをつくったこと。
3、しかがりへいったこと。
◎とってもたのしかった
まあまあたのしかった
あんまりたのしくなかった
ぜんぜんたのしくなかった
くまがい なおき(兵庫県三田市・8才)
しかがりで、いきはズボズボ、かえりもズボってふかいあなで、かえりにくかったです。
かみさまをまつる時、おさけをはじめてのんだので、もどしそうになりました。
しかのないぞうはとてもきもちわるかったけど、あかちゃんを見られてまんぞくです。
熊谷 純一(兵庫県三田市/札幌)
縁あって春・夏のキャンプに参加させていただいて、話を聞かせていただいたり、会報ニュースを拝見させていただいたりして、ぜひ一度は参加させていただきたいと思っていたところ、三年越しで希望がかない、好天にも恵まれて、楽しく過ごせました。
実際は、子供二人の世話が思いのほか負担で、計良さんはじめ皆様方のご協力あってのことと、感謝しております。
少し幼さすぎるのではと思いつつ、いい体験をさせてやりたいとの考えで、思い切って参加させていただきましたが、二人の様子では、親の思惑は何処か、とても不安な気もします。
ま、それはそれとして、無事最後まで過ごせましたので、満足すべきなんでしょう。私も息子も、解体・仕分けにも参加させていただきましたので、帰って、肉も何とか料理できる、と思います。
どうもありがとうございました。
床田 和隆(苫小牧)
毎年参加していた鹿狩りを昨年はパスして、二年振りとなりました。
今年もハンターの山下さん、桜井さんのおかげで鹿肉を食べることができ、感謝です。
重たい雪に足をとられながら歩いた後の心地良い筋肉疲労、温泉、ビール、ワイン(このワインが悪かった)、最高でした。(最後の朝の二日酔いを除けば)
今年も雪が多く、山杖(エクンネクワ)を作った狩りは不可能でした。雪が少なければ、来年はライフルを使わず、し止めたいものです。
長岡 伸一(札幌)
2度目の参加だったが、科学者の視点を持つ女性2人の参入によって、去年の解体体験を予想外に深めることができたことを、まず感謝したい。
去年、横浜の平田さんは膀胱を回収し忘れたことを大変に悔やんでいた。油を入れて保存する丈夫な袋になる、と計良さんも言う。鹿笛を作ったら楽しいだろう、と僕はその後『アイヌの民具』を読んで知った。だから、今年の僕のテーマは、「食い意地ばかりでなく内臓も有効活用を!」だった。名ハンター山下さんが1頭目を倒した現場に僕はスノーシューでやっと追いついて、まず聞いた、膀胱はどこ? 中に液体があふれていて重そうな袋がある。早速切り裂いてみたら、それは胎盤だった。中から産まれる前の汚れない赤ちゃんが出てきた。僕は神妙な気分に襲われて背筋が伸びた。鹿狩りを国が許可する時代背景には、アイヌ文化再評価の機運とともに、有害獣の駆除というもう一つの冷徹な計画もある。お腹に子がいるメスを撃つのは最も効果的なわけである。だから、この子を有効活用しないとバチが当たるのでは、と僕は考えたのだが、結局、雪の中に母の毛皮とともに埋葬して手を合わせた。昔、本業のテレビ番組の取材で幌延を訪ねた時、ある酪農家が、ロシアのロマノフという品種の羊を飼っていて、ゴルバチョフのかぶっている帽子に使われる高級な毛皮がとれる品種だ、特に最高級なのは、産まれる前の子羊の毛皮だ、教えてくれたことを思い出した。鹿の胎児をアイヌ民族はどう有効活用したのか、伝承や文献をぜひ知りたい!
平島 邦生(札幌)
今回は意図的にカメラ一式を家に置いてきた。ポケットカメラだけというのは本当に楽だった。いつもは写真を撮るばかりだった解体作業もしっかりやらせてもらって、鹿の骨格を大分覚えた。
地元から参加の二人の研究熱心のおかげで、肉ばかりではなく、臓器の細かいところまで観察することができて、ラッキーだったと思う。
2、3才の2頭のメスからは、それぞれオス・メス1頭づつの胎児を確認できた。
また、反芻胃の仕組みも講義してもらって、良く理解した。
新しい出会いと、年に一度ここで会うだけの出会いと、今年もまた多いに楽しんだ。
三線の音色も楽しかったし、子供の参加も嬉しかった。
ちーやん、智子さん、おいしい食事をありがとう。
村上 健司(千葉県・柏市)
ソフトランディングさせると言っていた日本経済も、ハードランディングどころではなく、クラッシュの様相を呈してきています。なかなか未来への夢や希望が持ちにくい世の中になってきていると思います。
そんな中で個人でできることは、実に限られています。しかし、それを少しでも掘り起こすことができないだろうかという思いから勉強してきた、「地域通貨」と呼ばれる自分たちのお金が、日本各地で試みられるようになりました。地域から日本が変わっていく、そんな可能性もわずかながら見えてきたように思います。
さて、今回五年連続五回目の鹿狩に参加させていただきました。1年ぶりにお会いできた人、初めてお会いした人、様々な人たちからいろんな考え方、物の見方を学ぶことができました。そのことはお金に置き換えることはできませんが、いつの日か巡り巡って皆様にお返しできる日もあると思います(これこそが近代的なお金の起源!)。それまでは、私の心の中で財産として大切にたくわえておきます。
それにしても、道具って大切ですねー。年1回しか使わないとしたら、スキーよりもスノーシューの方がいいんですかね? 三線ももっと練習します。おいしい鹿や料理、ありがとうございました。
森 政信(札幌)
昨年のレバ刺の味が忘れられず、また参加してしまいました。レバ刺はもちろん、肉をたらふく食べました。
今年は昨年以上に、興味のあることや勉強になることがたくさんあって、とても楽しい時間を過ごせました。
鹿についても、徐々に詳しくなってきたような気がします。
また、たくさんの人や自然にふれ合うことができて、また一つ視野が広がったような気がしました。
今回は鹿の皮ももらったので、いろいろと活用してみたいです。いろいろとお世話になり、ありがとうございました。
森 隆子(札幌)
今回で2度目の参加です。天候に恵まれていたので幸運でした。
鹿狩りの案内が届くと、石や棒やロープで狩りの道具を作って参加しようと、あれこれ考えてみるのですが、はるか遠くで逃げ足の早い鹿をつかまえるものを考えつくのは、かなりムリがありそうな気もします。
天気が良かったので、狩りは(というよりは、現場まで行っただけですけど)とても楽でした。午後の狩りは、山を登って歩いたのでかなりハードでしたが、山歩きの好きな私には楽しい時間でした。来年は山スキーにシールも持ってきます。
狩りをして、解体を見て、その日の夜にその肉をいただくという体験は、私が食糧として食べている肉が、生きてる動物を殺して、それを肉にして、料理して食べている……命をいただいているということが実感できる、とてもいい経験になりました。小学生が2人参加していましたが、こわがったりいやがったりせずに、しっかり見て、食べているので、すごくいいなあ〜と思いました。
貧血の私はレバーが好きですが、生で食べるのはここでだけです。わさび醤油で食べていて、プリプリした歯ごたえと甘みのある味は、生エビのおいしいのを食べた時と同じような味でした。ほんとにおいしかったです。
また来年も参加します。
渡邊 禮一(江別)
今年も元気で鹿狩キャンプに参加できました。感謝、感謝。好天に恵まれた3日間、4頭の鹿がとれ、2頭の解体を手伝え、解体については一通り習得できたものと考えております。
骨抜きと整形はまだ勉強が足りないと思い、再度参加したいと考えています。
今年は多くの人が骨抜きにいどみ、それなりの体験ができ、良かったと思います。来年はもう少し上手になるよう、お手伝いをしたいと考えています。
沢山の食事を用意してくれた計良・上野両夫人と、獲物を提供してくれた阿寒の地に感謝しつつ、帰途につくこととします。
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