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ヤイユーカラパーク VOL51 2005.10.30
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2005 夏のキャンプ 8月5日〜7日/恵庭市・ラルマナイ川

絵・ふくい りゅうじ

絵・ふくい りゅうじ

暑い日が続き、「これぁ〜キャンプ日和になりそう……」と喜んでいたところへ、3日前に雨。それでも予報では2日程で上がる見込みだったので、「まず大丈夫だろう」と準備にかかりました。

前日には見事に雨が上がり、太陽と暑さが戻ってきたキャンプ地へ、山下さんが積んできた薪を運んでいきました。去年の台風で樹々がなぎ倒され、周囲のようすがすっかり変わっています。例年のキヤンプ河原も、木が倒れこんですっかり荒れはてていました。増えた川水は子どもの遊び場にはよさそうですが、入り口やキッチンスペースを覆う倒木を始末するのは大仕事。国立公園内とあっては、邪魔な木をチェンソーで切ることもはばかられます。「少し移動するか〜」と、手前の河原と空き地に場所を変更しました。やや手狭ではありますが、テントスペースと河原との高低差がなく、身体にはとても楽そうです。

場所を決めてトイレの穴を掘り、残った薪を運び込んでから、食糧の買出しへ……。 仕事が片付かない山下さんは不参加になるかもしれないと、一抹の不安を抱えながらその日の仕事を終えました。ま、天気にはなりそうだから……。

1日目

見事に晴れました! ここ数年悪天候に見舞われることが多かったので、「晴れ!」というだけで嬉しくなってしまいます。

6時過ぎから荷物を運び始め、3回であらかたを運び終えました。初日からの参加組が到着して、キャンプ場セッティング。大人5名、子ども2名と少人数ですが、荷の運搬が楽なので(サウナ用の薪以外は)あっという間でした。

大テント2張りも、汗をかき知恵を絞りながら完成。トイレテントも早々と出来上がります。火を起こしてカムイノミ。昼食には冷たいビールを……例年にない余裕のスタートでした。

雨上がり後の川水は大分引きましたが、とにかく冷たい。子どもたちは泳ぎ(?)よりも魚釣りです。唯一の若い男性、雄馬くんにくっついてカジカ釣りに夢中でした。大人たちは木陰のハンモック……。ゆったりと午後が過ぎていきました。

夕食は、例年通りマスの串焼きとマス汁を中心にあれやこれや……。雄馬くんが釣り上げたニジマスも、串焼きをみんなで廻し喰い。晴れた夜空の下で飽食・飽飲(?)でした。

2日目

5時過ぎに起きて火を焚きコーヒーを淹れていると、滉一くんが起きだして来た。「お兄ちゃんと魚釣りの約束したんだ……」「そうか。声かけないと起きないぞ」「うん」……やがて現われた雄馬くんと川へ……。そのせいか、みんな早起きの朝でした。今日も晴天!

朝食が終った頃、ペラールさんはじめJOC(クリスチャンの若者グループ)のメンバー5名が到着、早速大量の薪を河原へ運びました。サウナバスの準備です。いやぁ、若者の力は有難い……!

昼食後、サウナ・テント設営。例年より小型のテントを、山下さんなしでもなんとかサウナ用に仕上げます。その後、積み上げた薪を燃やしての石焼き……熱い〜! ビールで喉を潤しながら、交替で焼き続けました。


ひたすら石を焼いて2時間以上が過ぎ「試してみようか?」と、大鍋一杯の焼き石をテントの中へ入れ、裸でなかへ………「!!!!」「熱い!!」と飛び出した。あまりの熱気に、火傷しそうなほど空気が熱くなったのでした……。「テントが小さいのに、焼き石が多すぎた……」のです。

ガックリきた私は、夕食の準備に……。結局私はその後もサウナに入ることなく寝てしまったのですが、若者たちは夜の間石を焼き、適量の焼き石を入れて快適サウナを何度も楽しんだそうです。朝、河原の薪がほとんど残っていなかったのをみて、それを実感したことでした。

鹿焼き肉とスペアリブ、鶏首肉やイカ、ホッキなどなどの夕食。今夜も晴れて、満天の星空です。川音と澄明な空気、星、そしてお酒に酔った私は、早々と眠ってしまいました。若者と女性たちは、その後もゆったりと夜を楽しんだようです……。

3日目

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少し雲がかかり、過ごしやすい最終日になりました。女性と子どもたちは、草木染めに夢中です。なかなかの作品が仕上がっていました。「来年は、もっとたくさん素材を持ってこなくっちゃあ〜」の呟き。

「片づけくらいはやらなくちゃあ」と、山下さんがやって来ました。他のグループも近くにテントを張り、川が賑やかになってくるなか、撤収作業にかかります。すっかりきれいになった川辺で、感謝のカムイノミ。最後に冷えたスイカを食べて、すべてが終りました。

それぞれ荷物を積み込んで、解散。好天気・好条件に恵まれた今年のキャンプでした。


夏のキャンプに参加して

田中 雄馬(札幌市)

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自分はキャンプやアウトドアにはよく行ってましたが、今回はなんか本物って感じがしました。久しぶりに釣りもできて、あんなきれいな川で遊べて最高でした! カジカやニジマスも釣ったし! 

何より飯が旨すぎ……初日からあんな豪華で、次の日の分とか心配しました。シカ肉も食いまくったし、酒も飲みハンモックに揺られ、文句なし!

自作サウナもきもちよかった〜! 最初、水かけすぎて火傷するとこだった……。

ケイラさんやトモコさんもすごく面白い人で、最高の夏休みって感じでした。今度ヤイユーカラの森に行きたいと思います。来年もたのしみです。

福井 牧子(船橋市)

二年ぶりのキャンプ。いつも雨ばかりだったのに、今年は三日間とも晴れ!日頃できない体験をたくさんさせて頂きました。

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初日はテント作り。いつもにはなく強い日ざしに汗だくになり、暑くなると川の水に入って手足を冷やし、何本もあるポールをつなぎあわせ、二年前の記憶をたどりながら二つのテントを無事設営。

テントがほぼ完成したところで、キャンプの無事を祈るカムイノミ。そして、昼食とビール。カラカラに渇いた喉に、久々においしいビールでした。

食後は計良さんが吊るしてくれたハンモックに揺られながらお昼寝したり、川に入って箱メガネで魚を探したり、夕食の準備。

雄馬君がニジマスを釣り、串にさして鮭といっしょに炭火で焼いて頂きました。他にもお好み焼き、オハウと、いつものようにたくさんご馳走を頂きました。燃料切れでライトが消えると、一面の星空。天の川まで見えるのも、晴天のキャンプならではの体験でした。

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二日目は、滉一が雄馬君に釣りを教えてもらうことになり5時起き! つられて6時前には起きて朝食。

お昼前にはメンバーが増え、午後からは草木染めの材料を取りながらお散歩。「ヤシャブ」の実を取り、熱湯で何時間も煮て、持ってきた白いハンカチのあちこちを糸で結び、煮出した汁の中へ。翌日もう一度煮出してから糸をほぐすと、今までのハンカチとはまるで違う物になっていました。二枚のハンカチのうち一枚は、智子さんが石灰を入れて違う色にしてくださり、グレーとココア色の作品に仕上がりました。

二日目の昼食は、シーフードたっぷりのカレーにトウキビご飯。夕食は鹿肉や鶏首肉の焼き肉。焼きソバ、バターののったホッキ貝など。

今回のキャンプ地は昨年の台風の倒木の影響で、いつもの場所より少し上流で行ないました。駐車場、トイレ、テントの第一会場の他に、第二会場のハンモック・スペース、ダイニングとキッチン。第三会場はその先の河原にあり、そこではサウナもやりました。

私は千葉の自宅で毎日のように"居ながらサウナ"だったので今回のサウナは遠慮しましたが、夕食後にサウナチームが盛り上がり、私はコクワ酒をチビチビ、梅酢味噌付焼き野菜と共に頂いていると、ハンモックのある方からキツネが現われ、草むらに消えて行きました。その直後、今度は草むらから顔だけちょこんと出したキツネはご馳走のおこぼれが欲しかったのか、こちらの様子を窺っているようでした。

そして、とうとう最終日。賑やかな子どもの声に起こされて朝食。智子さんの手作りママレードやイチゴジャム、ルバーブジャムが並び、炭火で焼いた目玉焼き、ウインナー、鹿肉ソーセージ。新鮮な野菜にシャーベット状の牛乳もとても美味! テーブルの端から端までご馳走が並ぶので、座る間もなく食べてしまいました。

川の冷たい水で良く冷えたソーメンを頂いた後は、なごり惜しくもテント村の撤去と後片付けです。そして無事にキャンプが終ったことを感謝してカムイノミ。

最初から最後までお世話になった計良さん、智子さん、そして今回は少ししかお会いできませんでしたが山下さん。JOCの皆さん、子どもたちとたくさん遊んでくださり本当にありがとうございました。


キャンプから帰った翌日、早起きの癖がついた子どもたちにこんな風に起こされました。「ママ! 早く起きて! もう5時だよ!」

又、来年来れるといいな。いろいろな行事予定が重ならないように祈るばかりです。

福井 滉一(9才・船橋市)

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ぼくは、8月5日から8月7日までキャンプに行ってきました。そめ物と、魚つりと、いろいろなチョウをつかまえました。

まずそめ物は、ヤシャブという実で作りました。その実をたくさん集めてから、何時間もにました。実を出して、自分がそめたい物を入れます。そして、酢や他の物を入れました。時間がたったら出して、そしてほして、かわかします。それでできあがりです。酢とかは、入れたら色がかわります。ぼくは、ずっと火のばんをしてました。

魚つりは、あきこおばちゃんと、おねえさんと、お母さんと、お兄さんたちが、カジカとニジマスをつりました。カジカは10ぴき、ニジマスは1ぴきでした。でもとちゅうで5ひきか6ぴき、カジカがにげてしまいました。自分も水の中に入ってみると、足もとに2ひきカジカがいました。でもつれなかったので、残念でした。もしかしたらその魚はハナカジカで、ながさは20センチくらいです。ハナカジカは、北海道と岩手県にいるようです。

次はチョウです。キャンプをした所の近くに、橋がありました。その下に青いチョウがいました。それはカラスアゲハかミヤマカラスアゲハでした。そこにいるのはなぜかと調べました。それはたぶん、ナトリウムえんなどミネラル分を取っている行動で、生まれた直後おすが行うことが多く、集だんですることもあると言うことでした。

次に、クジャクチョウも見ました。クジャクチョウはタテハチョウ科で、タテハチョウは成虫で冬から春まで生きてるため、はねのうらがかれ葉みたいになっていました。

あと、ハンモックに乗りました。さなぎみたいにまるまったりしてあそびました。

さいごに、サウナに入りました。きゅうにあつくなったりしました。でも、入れてよかったです。

たくさんじゅんびをしてくださった計らさん、みなさん、ありがとうございました。

ふくい りゅうじ(5才・船橋市)

ぼくは、カジカとニジマスをとれてよかったです。

ニジマスは、おいしかったです。

ハンモックは、きもちよかったです。

みずのきもちは、つめたかったです。

ペラール ピエール(札幌市)

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北海道の自然、夏の自然、そして又"Yay Yukarの森"のキャンプは最高でした。

2005年8月5日から7日までにキャンプが開かれたが、都合により一日(土曜日)しか参加出来ませんでした。

天気に恵まれて、川の音を聞きながらハンモックでのんびりして一休みでした。

夕方に帰らなければならないことが出来て、夕食の鹿肉を食べられないことを知った智子さんが、わざわざ特別に昼食に鹿肉を焼いてくれました。とても美味しかった。ありがとうございました。

私にとって時間が短すぎました。でも計良さんと智子さんと話が出来て、充実したひと時になりました。

準備と片づけにもお手伝いが出来なくて、心残りになりました。

もしも来年又チャンスが与えられたら最初から参加したいと思います。心から感謝です。

川見 直己(岩見沢市)

僕は、今回のキャンプに一日のみでしかも、キャンプ場に公共の交通機関が通ってないので、午後3時ごろ教会にミサを上げに戻るペラール神父様と一緒に出ざるを得なくなり4時間という短い時間でしたが、その短い時間でも釣りとかしてみたり、ケイラさんたちとの昼食会で生まれて初めて鹿肉を頂くことができましたので、普段体験できない大自然と触れ合う事ができたので、短い時間でもすごく充実した一日を過ごしたと思います。

キャンプの時間も短かったのですが、僕ももうちょっと楽しみたかったのですが、僕は小学生以来キャンプに行ったことがなかったので、自分としては短くても久しぶりに結構楽しんだので、よかったと思います。

来年こそは、十分にキャンプを楽しみたいと思っています。

鳥居 明子(札幌)

皆さん、こんにちは!

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久しぶりに夏のキャンプ全日程フル参加しました!やっぱりヤイユーカラのキャンプは楽しい!と、大満足しています。

お天気もめずらしくばっちりで、札幌といえど下界はとても暑かったそうですが、ラルマナイの流れのそばにいると全く暑くなく、寒くもな〜い。汗を流したのは2つのテントを張ったときと、スウェットロッジの中でだけ(スウェットロッジの準備は男たちの仕事だったから)。水が冷た過ぎると感じたのは最初の1時間だけでした。

そして今回、計良さんが新たに見つけてくれた場所がもう素晴らしいのなんのって!! 森がそのまま家になったみたいに落ち着けるところでした。重なり合った木々の枝を天井にした丁度よい広さのダイニングルームと、その横のほどよい林の空間の3つのハンモック。横を流れるラルマナイは炊事場であり、冒険心をくすぐる大きな庭。

ココで私はなんと!今回初めてカジカを1匹吊り上げました! そのときの光景は今も忘れられません。流れの落差の中で泡立っているところに糸をたれスッと持ちあげた瞬間、糸の先に重さを感じたのでした。親切に指導してくれた雄馬くんのおかげでしょう。釣りは魚の気持ちをよーく想像しながらするのだと学びました。そりゃそうだ。人間の影が大きく映しこまれている川の中にいくら釣り糸を垂れたって、大きな餌をプラプラさせたって、魚は警戒しますよねー。そんなことだったのか……と今さらではありますが気付いたわけです。この成功に大きな自信を得て、来年からは釣竿を持参しようと妹と計画中です!


草木染もどうしてもやりたかったこと。智子さんにお願いして、いっしょにヤシャブの実を集めに森の中を散歩しました。途中うばゆり発見。今年はきのこもクレソンもダメでしたが、智子さんがうばゆりのゆり根は食べられるというので棒切れを使って掘り出し、その夜炭火焼で食べました。繊維が多いゆり根はどうしたらもっとおいしく食べられるんでしょうかねえ?

草木染は、鉄ばいせんを使って濃いグレーの絞り染めのTシャツができました。この夏の思い出と共に私のお気に入りの1枚となりました。


それからヤイユーカラの森ならではの食卓。私の大好きなマスの串刺し。炭火の周りに突き立てて焼きました。雄馬くんのおかげで今年はニジマスも味わうことができました。スウェットロッジでは、危うく人間の蒸し焼きが出来上がりそうだったというハプニングもありましたが……、今回初参加した私の仲間、JOC(ジョック=働いている青年たちを中心としたヤイユーカラ団体!となって欲しい)の若者たちにとっても、新しい経験、刺激になったと思います。

いつもながら計良さんと智子さんはさりげなく汗を流し、いつまでたっても不慣れな私たちのために心を配ってくださいました。たくさんの準備と後片付けも含め、本当に本当にありがとうございました。

松田 郁恵(札幌)

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8月、それは私にとって今年初めてのキャンプ。去年も友達と行ってきたが、それとはまた違うらしい。

というのも、私が行ったキャンプは、水、トイレの設備が完備されてる所でやったので、キャンプと言うよりお泊まり会といった感じだった。

鳥居さんにこのキャンプを聞いた時、「水は川の水を使い、トイレは自分達で作る! しかもお風呂は水蒸気でテントの中で蒸して……」

はっきり言ってこの時点で行くかどうか迷ってしてしまった。というよりも、びびってしまったのだ。水は川を使う!? トイレは自分達で作るの!? 

何を血迷ったキャンプなんだとも思った。

でも行ってみて正解だった。

キャンプは8月5・6・7日の2泊3日だったんですが、仕事上6日からの参加でした。6日は思い切って仕事を休み(夜から行っても何も見えないと思ったから)行ってきました。

着いた時の感動と行ったらなかったですね。

川はキラキラと輝きを増して、まるで別世界。「やったー !!!」とガッツポーズをしたくらい。

初めての釣りに、自分の歳を忘れて、子供達ときゃっきゃ、きゃっきゃと遊びました。お金を使わない遊びです。自然と一体になれた気がしました。

お昼は智子さんが作ってくれたカレーを美味しく頂き、夕食は昼食の残りと、なんと鹿のお肉 !!!

初めての経験にびびりながらも食べたら、これまたちょっと癖はあるけど軟らかく美味でした。

時間なんて関係なく、お酒も手伝ってか、その夜は格別な夜でした。

お腹いっぱいになった私は、鳥居さんと、男性陣が作った蒸気の蒸し風呂を堪能。暑いよ〜(熱いよ〜)なんていいながらも、たっぷりの汗をかきかき、蒸し風呂から出るとそれまでにはない涼しい風が私達を包みました。

手が届きそうな星達にしばしみとれて、その夜は寝ました。


7日朝、みんな朝早く起きたにも関わらず不覚にも寝坊した私。川で顔を洗い、すっきり目覚めた顔を拭きながら空を見ると、晴々とした空が眩しかった。

前日から思ってことがあったんだけど、それはきれいな川に洗剤を使うってことが出来なかった事。なので洗顔もただ川で洗っただけでした。それでもきれいな川なので、肌がとっても生き生きしたのは言うまでもありません。

朝食は以外とパンだったのが面白かったなぁ。ペラールさんが持って来たフランスパンにジャムを塗りぬり、珈琲を美味しく頂き、お腹いっぱいになったところで「ごちそうさま〜 !!」

智子さんの作った料理がこれまた美味しくて、料理を目当てに「また参加するぞ!」と心に誓ったのでした。

この日は、染め物をやるということで、みんなで染める為に実を取りに行きました。さすがに自然が多いだけあって、草の実の陰に虫がうじゃうじゃ、思わず私「きゃー!」。智子さんに「そんな事でいちいち驚きすぎだよ」と言われ、頑張って草の実を取るんですが……やはり虫は苦手でした……。

実も充分に取れたので、今度は実を煮ます。これにはかなりの時間が掛かりました。

川の水を使っているから冷たいので、なかなか沸騰しなく、薪を火に焼べてはうちわで仰ぐ作業をくり返しておりました(これが結構な重労働だったりしたんですよ)。子供達が楽しく遊んでいるのを横目でちらちらと盗み見し、誘惑に負けないように頑張ってました。

ようやく煮えてきた頃に、家から持って来た〔白い服〕を鍋に入れて、またさっきと同じようにぐつぐつ煮る作業を続けました(汗も大分かいたので、体重減ってたらいいなぁ〜)。

それからだいたい2時間近く煮た頃、その服を取り出して川で洗い、干しました。実を煮ていた時は、どんな色になるか不安だったけど、とっても綺麗に染まっているではありませんか !! 感動、感動しました。自分達でもここまで染められるもんなんだと思い、帰ったら実践しようと思います。(感想文書いている時点で、まだ実行していませんが……)

染まった頃とお昼が同時で、みんなでわいわいおしゃべりしながら昼食を取り、後片づけをしました。

お昼頃になると、他の家族連れが来て、随分賑やかになってました。

後片づけは以外と早く終わり、「自分はここで本当にキャンプをしたんだろうか?」とさえ思ったくらい。

帰る時、疲れていたのかぐったりとしてました。

社会人になって、あまりキャンプに行けなかった私ですが、とても言いようのない思い出と経験をさせてもらえてありがとうございました。来年もし機会があったら、また参加したいと思います。その時はお世話になります。