19日、前日までの大雨は止んだものの、
時たま小雨がパラつく朝、9:30過ぎに到着
第3戦もてぎに参戦のドライバーは18人。
(チャンプカー組が加われば26台に!)
エントラント前にはいつものように
NASCAR等の展示が。
NASCARマシーンの内部です。
ドアは開かず、窓から出入りします。
こんなの、おもちゃに欲しいですね これも恒例、HUMMERの展示 花が綺麗に咲いてます スポット参戦のロジャー安川選手。3年ぶり。
今年のF1 HONDA RA108の展示もあり 今年は実質的にワンメイクのダラーラ・シャーシ
昨年のS-GTチャンプ、ARTA NSX。
座らせてもらっちゃった (^◇^)b
優勝者当て投票。チップガナッシの
スコット・ディクソンに賭けてみましたが...
もてぎと言えば、これ!
「やきとり竜鳳」の牛串
Funkey Monky Babysのミニライブ、渡辺貞夫
&第7艦隊"オリエントエクスプレス"のセッションと
オープニングセレモニーが進みましたが、雲が低く強風も吹いているのでブルー・インパルスは中止
ドライバー・パレード。
この後、第2&第4ターンでの、コースへの
地下水湧き出し対応の為、スタートディレイ。
結局15時まで2時間待っても復旧せず、
翌日に順延となってしまいました。
一旦帰宅です(>_<)
翌20日。空はまだ曇り&風も相変わらず
冷たく強い。今日は11時にレース・スタート
なので、8時前に到着して出店をブラブラ
ダニカの黒/青Tシャツが気になる...
栃木のイチゴのソフトクリーム。
果肉が入っていて美味しいです。
寒いんですけどね...一応名物なので(^_^;)
むか〜しのINDYマシーンのミニチュア
TISSOTショップではガラスペインティング中
HONDAブースではサックス・セッションが
気づけばいつの間にかブルー・インパルスJrの
"展示飛行”やってるし...今年から屋根付きの機体(?)にモデルチェンジしてたんだってさ!
いよいよ待ちに待ったレースのスタートです。
雨で予選が中止だったので、前戦までの
ポイント順にグリッドが決まってます。
 PPは、 エリオ・カストロネベス(No.3、ペンスキー)
 2番手、 スコット・ディクソン(No.9、チップガナッシ)
 3番手、 トニー・カナーン(No.11、AGR)
 4番手、 マルコ・アンドレッティ(No.26、AGR)・・・
インラップのあと、1周してから
ローリングスタートでのグリーンフラッグ
トニー・カナーンが一瞬2位に上がります
と、4番手のマルコ・アンドレッティが単独スピン!
スタート直後とはいえ、結構な勢いでの
クラッシュです。
最後尾スタートのロジャー安川(No.77、ベック・モータースポーツ)はピットアウト・レーンに逃げてこれを避けます
マルコは0周リタイヤ...
まるで去年の松浦選手の再現
Gordonさんのお隣に座っていたおねぃさんは、ここからヤケ酒のスタートだったそうです(笑)
15番スタートのライアン・ブリスコー(No.6、ペンスキー)は
スタートで抜かれたタウンゼント・ベル(No.23、ドレイヤー&レインボールド・レーシング)に襲い掛かります。
ライアン・ハンター-レイ(No.17、
レイホール レターマン・レーシング)は10番手スタート
順調に(?)最後尾を走るロジャー安川。
セッティング不足が響いているようです。
'04&'05年は優勝、'06&'07年は2位と、
もてぎと相性の良いダン・ウェルドン
(No.10、チップガナッシ)は5番手スタート
ありゃりゃ、もう周回遅れですか...
ダニカ・パトリック(No.7、AGR)
5〜6番手を順調に走行中
ロジャー、ダニカにも抜かれます...
去年のもてぎ覇者、トニー・カナーンも
順調に4番手を走行中
お、流し撮りが決まった!! ♪
スコット・ディクソンは懸命にトップのカストロネベスを
追いますが、なかなか差が縮まらず
ルーキーの武藤英紀選手も堅実に
中段グループを走ってます
ヒートアップしている場面でもない限り、
席で立つのは邪魔なんだよね凸(-_-メ)
指定席なのに最前列前のポール際で立って
観戦するのもマナー違反!! 
観る側のレベル向上を強く望む!!
2回目のイエローコーション中に、
武藤とカナーンがピットイン。
同時にピットアウトするも、出口でペースカーに遭遇
ここで武藤がアクセル操作ミスでハーフスピン。ペースカーにぶつかっていたら珍事件だよ...
フロントウィングを壊して再度ピットイン。
これで上位入賞のチャンスが遠のく...
嗚呼、新人...
イエローコーションの原因は、第4ターンでの
マーティー・ロス(No.25、ロス・レーシング)のクラッシュ
武藤は周回遅れの最後尾で戦列復帰
トップ集団も、燃料補給の為に、
グリーンフラッグになる前に続々ピットイン。
ここで2番手だったスコット・ディクソンがカストロネベスを抜いてトップに!! いいぞ〜♪
A.J.フォイト4世(No.2、ヴィジョン・レーシング)は
8番手スタートで、ずっと中段を走行中
カストロネベス、徐々にスコット・ディクソンに
離され始めてます
トニーはダン・ウェルドンを抜いて3位へ
と、141周目、ロジャー安川が
ブレーキトラブルでストップ。
4度目のイエローコーション。
ダレン・マニング(No.14、A.J.フォイト・エンタープライズ)は
8番手で早々にピットアウト
スコット・ディクソン等先頭集団は、ここでピットイン。
残り57周...
この距離が燃費的に各チームに微妙に影響
続々ピットイン。
ちなみに、燃費は45+α周...
あ、燃料は100%バイオエタノール!!です。
炭水化物の焦げる臭いが漂ってきます
2位に上がっていたダン・ウェルドンが
出遅れ、4番手に後退 (>_<)
2番手にはライアン・ブリスコーが!!
排除されるロジャーのマシーン
この時点で、トップ:スコット・ディクソン、
2位:ライアン・ブリスコー、3位:トニー・カナーン
4位:ダン・ウェルドン、5位ダニカ・パトリック
バンクを猛スピードで駆けながら、ホイールとホイールが当たりそうになるほどのバトルは、F1では味わえない緊張感があります。
もう1回イエローコーションがあると期待して逃げるスコット・ディクソン
ブリスコーを抜いて2位に、
トップを追いかけるトニー・カナーン
カストロネベス、ダニカ・パトリック、エド・カーペンターはイエローが続いていた148周目に、もう一度燃料を補給する作戦に。
タウンゼント・ベルは9位走行中
エド・カーペンター(No.20、ヴィジョン・レーシング)は6位走行中
ジェイ・ハワード(No.24、ロス・レーシング)は
コース上での最後尾、13位を走行中
バディー・ライス(No.15、ドレイヤー&レインボールド・
レーシング)は精彩を欠いて12位
武藤は最後のピットインで給油量を間違えられ、最後のスティントは我慢のレース。結局11位
残り5周で給油ピットインせざるを得なかったスコットディクソンは3位フィニッシュ。
予想は外れ..武藤選手のサイン色紙Getならず
2位は少々飛ばし過ぎて急にペースダウンした
エリオ・カストロネベス。
今年はスパイダーマンが見れませんでした
最後のスティントは頭脳的な燃費走行で
ラスト2周でカストロネベスを抜いた
ダニカ・パトリックが見事逆転優勝!!
ダニカがS2000で優勝者パレードです
もちろん彼女自身、初体験なわけです♪
今年から3位入賞者までが表彰台に
立つことに。(今までは優勝者のみ)
A席まで移動して劇写してみました(^_^;)
センターで、喜びの手を振るダニカ
表彰式ではコースが開放されます。
ミーハーっぽく、コースに降りて近づいて
みましたが、これ以上は無理っぽく...
あ、こっち見た!
おめでとう♪
チームオーナーのマイケル・アンドレッティも
嬉しい1勝だったことでしょう
表彰台の脇、ピットウォールからのピットの風景
ダニカのピット
ピットクルーも喜びのシャンペン・ドリンク
回し飲み中(笑)
脱出渋滞を避けた人達(G丼さんは何処?)
E席の、今回座っていた辺り
バンク角は10度だそうです
場内アナウンスで進行役をしていた人
I am INDY・・・
ま、こういうショットも1枚くらいは(@BSのブース)
ダニカTシャツ、売り切れ続出。
買っておけば良かった・・・失敗(^_^;)
帰りはゆっくり出発。
谷和原IC〜流山ICで事故渋滞と
出ていたので、成田回りで帰宅です
北風が寒い2日間でしたが、記念すべき
レースを観られて嬉しかったです♪
'08 INDY JAPAN 観戦記録
'08/Apr/19-20
第5回 INDY JAPAN 300Mileに行ってきました。
シーズン突入直前になって、もうひとつのUSAオープンホイール・レースだった"チャンプ・カー"がIRLに統合される
というビッグニュースが流れましたが、残念ながら もともとチャンプカーで予定が組まれていたロングビーチGPと
日程が重なるため、もてぎには元祖IRL組しか来日しませんでした。
そして、19日(土)の決勝は、前日までの大雨の影響でコースに水が染み出て止まらないという事態に。
スタートDelayで懸命に復旧作業をするもその苦労は報われず、ついには20日(日)へ順延に。
なので、今年は2日連続での「もてぎ詣」となりました。
さて、今回の 第3戦もてぎは、歴史に残るレースとなりました!! 何と、”ダニカ・パトリック”の残り2周での劇的な
逆転勝利により、オープンホイールのトップカテゴリーにおける史上初の女性ドライバーWINNER誕生!!
歴史的事件に立ち会えて幸せな1日でした♪
公式結果はこちら!