ブレッドボード実験
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ブレッドボード実験で使う部品の記号ブレッドボードは電子回路の試作用に使われるが、工作教室でははんだ付けをしないで電子回路が作れるので使いやすい。また、抵抗やコンデンサーの実験では回路は簡単だが組み替えて実験したいので、ブレッドボードが使いやすく、ここ数年科学クラブで使っている。
タイマーIC555を使ったLEDストロボ回路図 電子回路を理解するためには部品の回路記号を知らなければならない。また、ブレッドボードの部品の配置図には、配置図上で部品を表す記号を作っている。2012年から新発足した「季刊理科の探検」誌(通称:RikaTan)に連載を始めた「ブレッドボードで遊ぶ 電気と電子回路」に連動して部品の回路記号、配置記号などを示す。
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回路図の書き方従来は、関連資料に上げてある、回路シミュレータ"CircuitMaker"を使って回路図を書いていました。季刊RikaTanの連載を始めるとき、回路図記号をJISC0617(以下新JISと標記)に変更することとしたため、CircuitMakerが使えなくなり、新しく回路図エディタBSch3VとライブラリエディタLCoVを使うことにしました。
このエディタに付属している新JISの部品ライブラリだけでは足らないので、ライブラリエディタLCoVで追加しながら使っています。エディタからの回路図出力はEMF形式のファイルで出力されます。これをエクセル上で展開して、必要な部分を切り出し、任意の大きさに拡大してPhotoShopElementにはり、GIFあるいはPNGに変換しています。EMF形式のファイルはベクトル表示なのでエクセル上での拡大縮小は画質を損なわないで出来ます。
配置部品図部品配置図は、CADソフト(JW-CAD)で作成したブレッドボードの図面を下敷きにして、EXCEL上で配置部品図を置いて作ります。EXCEL画面上では縮小表示にして(部品図を大きくして)作り、PhotoShopElementにはり、GIFあるいはPNGに変換しています。
配置部品図は部品を上から見た時のイメージで作っています。使っている間に改良したくなる時がありますので以前に使ったものと少し変わることがあるかもしれません。
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部品の回路図記号と配置部品図一番良く使うのは配線用の0Ω抵抗です。ジャンパー線を使うところなのですが、手軽で使いやすいため0Ωの抵抗を使っています。ジャンパー線は単線で、抵抗は複線でしますようにしました。
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名前 | 回路図記号 | 配置部品図 | |||||||||||||||||||||||||||
配線 | 直線で示します | ||||||||||||||||||||||||||||
抵抗 | |||||||||||||||||||||||||||||
コンデンサ | |||||||||||||||||||||||||||||
電解コンデンサ (上が+) |
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LED (上が+) |
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電池 (長いほう(上)が+) |
電池はブレッドボード内には置かないので接続ピンの位置(+−)を指定する | ||||||||||||||||||||||||||||
電球(豆球) | 豆球はブレッドボード内には置かないので接続ピンの位置を指定する | ||||||||||||||||||||||||||||
トランジスタ(NPN) | |||||||||||||||||||||||||||||
押しボタンスイッチ (タクトスイッチ) |
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CdS光センサ | |||||||||||||||||||||||||||||
スピーカ | スピーカはブレッドボード内には置かないので接続ピンの位置を指定する | ||||||||||||||||||||||||||||
コモンモードチョーク | |||||||||||||||||||||||||||||
半固定可変抵抗器 | |||||||||||||||||||||||||||||
タイマーIC555 | |||||||||||||||||||||||||||||
トランジスタ(PNP) | |||||||||||||||||||||||||||||
半固定可変抵抗器(つまみ付き型) | |||||||||||||||||||||||||||||
フルカラーLED |