二ツ塚の山道を守ろう その3
日の出町側の山道の整備 第一歩

  二ツ塚の山道を守ろう その2で示した日の出町側の荒廃地点を整備する事について、地元自治会長さんの応援を受けつつ行政とも相談してみました。整備にあたってはまずは土地所有者の許可を得る必要がありますが、件の道はいわゆる「赤道」と呼ばれる町が管理する公道に該当するとの事です。道の部分だけ手入れして道以外の所には手をつけないという事で町の担当者から整備のお許しを頂きました。03年7月21日に作業を行いました。
 周辺の倒木、石ころを使っておおまかに溝を埋めるとともに、建材店で仕入れた砂利を入れてなるべく平らに慣らしてみようとの目論みでしたが、いかんせん砂利が少なすぎて大方は倒木や木っ端が溝に入っただけといった状態でした。また、これ以上の侵食を防ぐためにの問題の地点のすぐ上の路面上に流れてきた水を受け止めるように土嚢を置いてみました。まだ、取り合えずの手入れといった形ですので、今後も状況を見守りつつ、さらに手を入れていければよいなと思います。
 ところで、道がよくなるのは文字通りよい事には違いないでしょうが、たとえばそこをMTBコースになったと勘違いして、調子に乗って走り回ってトラブルの種になるのも困ったものがあります。今後とも、道を整備する事、その道を走る事に関係各位に意見を求め、よりよい形を求めていきたいと思います。地元各位のみなさん、二ツ塚に走りにくるみなさんのご理解、ご協力をお願いします。また、この道の整備について、何か問題がある様でしたらご指摘お願いします。
作業第一歩の様子  当日は雨模様となりましたが、お陰で路面を流れてくる雨水の様子を確認しつつ作業ができました。左の写真は周辺の倒木の破片、石ころで溝を埋めている所です。
土のうを置いた地点  侵食で溝のできてしまった地点はその前後に比べていくぶん勾配がきつくなっています。そこへ流れ込む雨水を受けとめ、これ以上の侵食を防ぐため、すぐ上の路面上に取り合えず土のうをならべてみました。試しにやってみた感もあるので、地面を掘るなどはせず、問題があれば撤去可能な形にしてあります。

 作業の様子は やまみちアドベンチャーのページでもレポートされています。
 その後、秋のMTBシーズンになる頃には、溝に放り込んだ木っ端の所に若干土砂が流れ込んだり、落葉が積もったりして馴染み、以前の溝のままの時よりは幾分走りやすくなったような気がします。通りかかった時に近くの落葉まじりの土をかき寄せて入れたりしてますが、もう一二度しっかり手入れしなければいけませんね。