コンテ3
2019/10/10
徳島の鉱山跡
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水井鉱山1(丹波坑)
水井鉱山1(丹波坑)
場  所  阿南市
鉱  種  水銀
稼働期間 弥生時代〜昭和35年
鉱業権者 由岐潔治
備  考  上部鉱床、阿南市役所より

   1.すっかり荒れ果てた山道
   

   2.本坑の横に開いている坑道
   

   3.本坑前のズリ
   

   4.辰砂はほとんどなく方解石ばかり
   

 2月に宮ノ前遺跡が公開されてから、この鉱山は地元でもすっかり有名になった。東京帝国大学薬学部の丹波博士の名を付けた坑道は、岩壁の坑口だけしっかり残ってる。しかし、上部の岩盤が傾いて内部が崩壊してるため落石しやすく、近づくだけできわめて危険だ!15年以上前に入った話では、坑道の壁にも切り羽にも辰砂の痕跡しかなかった。優良な鉱石でも品位が0.5%だったんで、たぶんそのとおりだろう。
 アクセスも容易でなく、ザレ場を通ったり横倒しになった竹林くぐって行かねばならん。見えてるのに思ったより時間かかるのでイライラしてくる。ズリは広いが石灰岩だらけで、褐色の方解石が見られる。冬季はコウモリの越冬地なので邪魔しないように。ついでに巻き貝も眠ってる。



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