タイ・ラオス写真日記<ラオス編1>(MAR-APR/'00)
Photos of Laos -1-
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バンコクからノーンカイまで2等寝台FANに乗った。
人気のチェンマイ行きと違い空席もパラパラ。
途中から切符なしで乗ってくる人もいた。
食堂車から色々と出前が取れるけど、
味の保証はできない。
特にコーヒーセットについてくるパン・・・。
終点ノーンカイに近いウドンタニのホームで、
TV局の取材らしきものをやっていた。
なぜか中国の列車旅を思い出した。
田舎っぽいからかなぁ。
車窓を流れる色のない農地。
ときおり水牛がボーッとしている。
それを私もボーッと見ている。
ノーンカイからトゥクトゥクで国境までやってきた。1人20B。
途中で旅行代理店に寄られそうになってケンカのように断った。
後でツーリストに聞くと自力で手続きするのと同額だったが、
どうもぼったくられそうな気がしてイヤだ。
国境の写真を撮って射殺されないのか
ビクビク(ワクワク)してたのに、軍人・警官の姿なし。
調子に乗ってタイ・ラオス国境メコンにかかる
友好橋の上からも撮ってみた。
誰からも射殺されなかった。チッ、気が抜けるぜ。
タイイミグレ〜ラオスイミグレ間シャトルバス1人10B。
友好橋からのラオス入国についてはこちらへ
国境(タデウア)からビエンチャン市内(ナンプー[噴水])まで、
トゥクトゥクで1人30B(5人で1台をシェア)。
暑い中、重い荷物を担いで宿探し。
まあまあいい感じの宿が見つかった。1ツインルーム$10。
トイレを開けると便器がシャワールームの奥、一段上に鎮座していた。
エラそうなトイレだなぁ。
することは大したことないのに(大はする・・・失礼)。
宿が決まればビールだろう。
今回のラオス行き最大の目的と言えるのがビアラオ。
ラオスのビールっておいしいらしいよ、
この情報だけで行ったと言っても過言ではないのだ。
しかし実際に飲んだところ・・・、期待しすぎは何につけ良くないな。
鶏肉は引き締まっていて非常に美味しかった。田舎の良さとは食材の良さだ。
鶏肉があれば野良犬がいるのはアジア共通。
ビエンチャンの中心だと記されるのがこの噴水(ナンプー)。
中心というにはかなりみすぼらしい。
しかも昼間は水が出ていないから噴水でもない。
それもそのはず、ここはレストランなのだ。
夜になると酔っ払い西洋人に囲まれた噴水がライトアップされる。
こんなもんが中心でいいのか?
ビアラオに次ぐ旅の目的だったのがカオチー。
フランスパンにハムやチーズ、香草などをはさんで、
ナムパー(ナンプラー)などで味付けする西洋とアジア混合の味だ。
フランス植民地の名残がこんなところに見られる。
これはタラート(市場)・サオの道路はさんで対面屋台のおばちゃん。
小1本2000kip、大1本3000kipと安いけど味もそれなり。
ハムとキュウリしか入れてくれなかった。
(この時点でのレート:1000kip=\15、1B=200kip、$1=7520kip)
ルアンパバンまで飛ぶためにワッタイ空港までトゥクトゥクで行った。
2人で6000kip(もう少し安くなるだろう)。
ワッタイとは地名でもあり寺名でもあるらしく、寺で下ろされそうになった。
ワッタイだけじゃなく、ワッタイ・エアポートとハッキリ言うべきだった。
まぁ近いから大丈夫だけど。
ドメスティック空港ビルはとてもボロい。
ところで国内空港使用料が1000kipにどんと値上がりしていた(以前は300)。
こちらインターナショナル・ターミナルはたいへんきれい。
首都の空港だもんね。
そうか。ここが首都の空港なのか。
ここが首都なのか。
これが噂のラオ・アビエーションの機体だ!
機体にはY7-C100と書かれていた。どこの機体?中国?
チケットの機材欄にはYN7と書かれていて、
時刻表によるともう一種、AT7という機種もあるらしい。
どっちがより危ないのかは知らない。
煙モクモク出るよ〜とおどされていた機内。
確かにルアンパバンに到着するころ、
前方のほうで水蒸気が噴出していた。
それでもほんの少量。雲がそのまま入ってきてるのかも。
揺れもひどくないし快適だったから、
すべては天候に左右されるんだろう。
午前中は天候不安定で欠航も多いらしい。
メコンよメコン!
大河を見なれてない島国人は、
ついついシャッターを押してしまうね。
乾期で水が少ない。
ボートはどこを通るんだろう?
ルアンパバンで借りたゲストハウス。
1ツインルーム$6。
従業員達の無気力さ加減は、
バンコクの定宿に通じるものがあった。
ほこりだらけ、カウンターには誰もいない。
それが妙に居心地よかったりするけれど、
次は違うところに泊まるだろうな。
窓からプーシー山が見えた。
GPOからメコンに至る道には、夕方からそうざい屋が並ぶ。
ラオスもタイ同様お持ち返り文化ならしい。
いいなぁ。安くておいしいそうざい屋がたくさんあったら。
という以前に食事は自分で作らなきゃという考え方が
基本じゃないのがうらやましいね。
鶏、魚、豚などの炭火焼屋。
焼き鳥はピンカイ、焼き魚はピンパー、焼き豚はピンムー。
カイやムーはタイ語と同じだから覚えやすい。
内臓、皮、丸ごと(豚はない)、手羽など種類も様々。
引き締まった地鶏は噛めば噛むほどうまみがジンワリ。
地豚は引き締まりすぎてアゴが痛くなる。
魚はなんだか怖くって食べてない。主食のもち米も売っている。
ということで焼きものを買い込んでメコンのほとりへ。
夕暮れ時はビール時でしょう。
うまい具合にビールを売っている店があるんだな、これが。
店のガキどもがしつこくてウザかった。とくに女の子。
おしゃべりでずるがしこくてこましゃくれてて、
これが強い東南アジアの女になるわけだよ。フム。
朝はカオチー。
と決めたわけじゃないけど、これぐらいしか食べるものがない。
タラート(市場)・ダラー前の店のおばちゃんの顔は怖い。大きなお世話か。
カオチー・パテート(ハム)は1本2000kipなのに、カオチー・チーズは1本4000kipもした。
いかにチーズが高級品か分かる。
まじめに日本から6Pチーズ輸出しようかと思ったくらい。
例の練乳たっぷり甘々コーヒーと一緒に食べれば、う〜ん、アジアの味。
これがルアンパバンの中心、タラート・ダラー。発音はタラダラ。
市場といっても生鮮食料品はない。
衣料品、布、糸、保存できる食料品、タバコ、医薬品、
土産物、金物、食器、文房具、工具等々。
薄暗くて迷路のようでもあり、でもそれほど広くないから迷わない。
睡眠薬を買ってみようということになってジェスチャーすると、
キチ●イやひきつけを止める薬が出された。
そういう薬を飲めば眠くなるというわけだ。もちろん買わなかった(必要だって?)。
プーシーの階段。
見上げるだけでクラクラ。
入山料が8000kipでまたクラクラ。
裏から上ればタダになるかと思ってナムカン川側から行ってみた。
やっぱり途中で入山料を取るにーちゃんがいた。ガッデム。
もう1本抜け道があるらしいけどよくわからん。
洞窟寺院もあるらしいけどさっぱりわからん。
プーシーの頂上にあるタート・チョムシー。
昼間は日光を反射してキラキラ、
夜間はライトアップされてキラキラ。
見てもなんら面白くない、
ルアンパバンのランドマーク。
プーシーから町を見下ろしてみると、
ヤシの木がとても多いことが分かる。
その割にヤシ感(?)に乏しいのはなぜだろう。
右の川はナムカン川。
メコンは木々に隠れて見通しづらい。
メコンの支流、ナムカン川。
この川にかかる橋を渡った先に空港がある。
川を見下ろせる好位置のゲストハウスは、
案の定満室だった。
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