主のご降誕おめでとうございます。

 コロナ収束を祈りつつ2年目のクリスマスを迎えました。
皆様お変わりございませんか?
こちらは予想外のシスター方の転倒や病気に直面し一時心配いたしましたが、今は皆で支え合い平常に戻り生活しております。


 ところで9月に私の姉が帰天し、私も一時身辺整理を始めましたが途中で中止、今に至っています。
これまで選別したものをさらに捨てるのは、自我同様難しいものです。
その過程で亡き母が自分の歌を収録したカセットテープが出てきました。
もう何十年も昔に聞いたにもかかわらず、民謡、シャンソン、歌謡曲ありと、まるで母に再会したようで心が震えました。
本当に歌の好きな母でした。
このテープの最後の曲をご紹介したくなりました。
「四つ葉のクローバー」、ご存知ですか。古い歌ですが・・・
「うららに照る日影に 百千(ももち)の花ほほえむ 人知らぬ里に生ふる四ツ葉のクローバー 三つ葉は希望、信仰、愛情のしるし 残る一葉は幸福(さち) もとめよ疾くその葉 希望深く 信仰固く愛情厚くあれ やがて汝(なれ)も摘みてとらん 四つ葉のクローバー」

 若い頃、そして今も群生した三つ葉を見ますと、ふと足を止め、一瞬、四つ葉を探す私ですが、今では三つ葉を眺める目も変わり、「信望愛深く!」と逆に呼びかけられているように感じます。


 因みに私の手元には20代の頃、今は亡き友人と神父様から贈られた2枚の押し花があります。
先日しおりを見て驚きました。
丁寧に貼りつけられていたテープが劣化し今まさに一葉が三つ葉から離れ落ちる寸前でした。
もう二度と贈られることのない2枚のクローバーを修復し、さらに心配でカメラに収めました。
その後ふと思ったことですが、その四つ葉以上に大事なことは私の幸せを祈り喜びを与えて下さった心の贈物でした。
自分が愛し愛されていると感じる喜び程、大きな幸せはありません。


 信仰、希望、愛、幸せを思う時、一番に感じますのは私が無意識のうちに頂いた幼児洗礼という素晴らしい恵みです。
今は亡き両親からの一番の贈物と感謝しています。
また小学生の時、公教要理にあまり通えなかった私に、「大丈夫!」と初聖体を授けて下さった神父様、また中学生の堅信で大人としての信者の自信を与えて下さったラサール会の神父様には今も深く感謝しております。
私の「信望愛」の歩みの原点はこうして頂く秘跡の恵みによるものです。
日々ともに居て下さる主に力を得、歩み続けます。
「四つ葉のクローバー」の歌は、母からの励ましのメッセージと強く感じました。
クリスマス、天国と地上の私たちが心一つになり、永遠の命、イエス・キリストのご誕生をともにお祝いいたしましょう。


  皆様の上に神様の豊かな祝福をお祈りいたします。


院長 シスターセシリア 藤井 泰子