徳川園冬牡丹
07.1.23


徳川園の冬牡丹が咲いたというので、出かけることにした。

今日は、天気は良いが、風が冷たい。 少し暖かかったと思ったら

また寒くなった。 徳川園は名古屋市の北東部、我が家から地下鉄で16分

桜通線・車道駅で降りて北へ一直線徒歩12分の処にある。

・・・・・・・・・・・・・・・・

黒門を潜ると広場があり正面に美術館が見える。

牡丹園は左手の日本庭園内にある。  入口を入り橋を渡って

左手に小道を下ると、庭石の間に山茶花が楚々と咲いている。

冬枯れのセピアの世界。 控えているのに、よく目にとまる。

池のほとりに出て、遊歩道を西湖堤に向って歩くと、道は左に曲がり

その先に牡丹園の雪除けの三角形、藁囲いが見える。


徳川園黒門




門を入っての広場、正面の屋根が庭園入口



入口を入って橋を渡る。




庭石の山茶花




西湖堤




牡丹の藁囲い




 牡丹は元々中国の花で清朝の国花でもあった。
 日本には8世紀頃に入ったと言われ遣唐使が持ちかえった
 のであろう。

 日本では「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と
 日本女性の美しさを愛でた言葉もある。

 どっしりとした存在感のある豪華な花である。
 その為か、中国では花の王とも 呼ばれている。

 日本でも古くから絵のモチーフにされたり、歌に詠まれたり
 人々に愛されてきた。

 昔、球根を植えたことがあったが、一年きりで何処かへ消え失
 せてしまった。
 育てるのに難しい植物でもあるようだ。  

 もっとも、本人は余り面倒も見なかったのではあるが・・・・




八千代椿































白 神








連 鶴











島大臣











牡丹園より見る観仙楼




冬牡丹を見終わり、池の辺に来ると、水温むとは行かないまでも

鯉達の動きは元気よく、春を告げる。


NEXT  おわり  MENU