ナビの北海道旅行記2010 パート3
7月21日
7時過ぎに起床し洗顔を済まし、まずは一服。あ〜美味しい!なんちゃって、、、。で、朝食を摂った後 早速出発するか、、。さ〜て今日は何処まで行こうかな、、、。あんまり予定は立てていないんだけど。
とりあえず中標津を経由して大回りで羅臼方面に向かう。雨は降ってはいないけど、決して晴れてはいないので、知床峠は多分すんごい霧雨にでもなっているんじゃないかな?そう思って羅臼峠を経由して市街地へ。
羅臼の街でガソリン補給。今日で5日目の行程なのに2回目のガソリン給油。これって燃費のいい証拠じゃないっすか、、。816.5km走って34.63Lの給油ってことは23.57km/Lってこと、、
あんれま!すんごい燃費じゃねっすか!
マジ インサイトって燃費いいんだなあ〜今度は俺の乗ってる30型プリウスも気になってきた。
街のメインストリートからすると、ちょっと裏通りになるけど、道の駅「らうす」のほぼ裏手にあるパン屋さんに立ち寄ってみる。ここはクジラウオッチングボートで有名な知床ネイチャークルーズの事務所も同居してある。というかクルーズの長谷川キャプテンの奥様が経営しているお店でもあるから。羅臼では唯一の手作りパン屋さん、、。店内はメイプルソースの味が食欲を誘う感じ。そんな中デザインでクジラパンとシャチパンが面白そうなのでゲット!
市内はパスして知床方面に。途中羅臼ビジターセンターにも立ち寄ってみる。センターは以前来たことがあったけど、その時はもう少し羅臼市街地よりでの旧館での営業で、規模も大きくなかった。2年ほど前に移転しリニューアルされたそうなので、俺的にも初めての訪問になる。内部は新しくなっただけあってビジュアルも新しく情報を得るには十分な場所かもしれない。ここは羅臼岳登山には絶対必須な場所でもあるから登山する方は是非立ち寄ってほしい。
さてさて知床峠に向かえば向かうほど霧が濃くなってきた。ほとんど周囲は確認できそうにない。当然のことながら知床峠の展望台は真っ白の世界。こんなんで俺が駐車場に止まって観光して、、、、な〜んてする訳ないっしょ!そのまんまスルーしていく。こんな濃霧でも しっかり観光バスは止まっているんだから、、、観光客の方々もお気の毒になっちゃった。折角最果ての峠にきたのにね!!
あ!俺らも観光客だったっけ!
ウトロの手前で知床五湖に立ち寄ってみる。ここも何度も行ってるけど、、、熊さんの出没とやらで第三湖の先までは20数年以来行けた試しがない。今回こそ期待して、、、って期待値だけ高かったけど、、駐車場での料金所のおじさんに「今日は第二湖までですよ!」だって!やっぱり無理なんだそうだ。んん〜残念。
でも、今年完成したという高架遊歩道があるとのことなので散策してみる。ストレートで第一湖まで伸びているのかと思いきや、オホーツク海を見られたりとか、クネクネした作りになっていて、まるで木製の万里の長城って思ってしまう。で、全長800mほど、、。歩けば20分ほどで最終地点まで来ることができる。ヒグマに遭遇しても問題ないように3〜5mほどの高さに遊歩道はほぼ一定してあって車椅子でも来ることができる。それに遊歩道下には電流線があって熊対策も万全に対処してある。しかし、、、何となしに違和感が相当、、、俺には残ってしまった。賛否はあるだろうが、俺的には自然の冒涜と言えるんじゃないかと思う。まず補強以外の全ての箇所に本物の木を使っている
ってことは どう考えても数万本の木を伐採したことになる。それに工費として約7億円のお金がかかったそうだ。公共工事の一環としか思えない。バリアフリーとの観点は否定はしないけど、、、それでも これが自然遺産の産物なんだろうか?それに本物の木々を使用しているから、毎年メンテナンスは必要だし。その分予算取りしなければならない。まさしくエコではなくエゴじゃないかな?って思える。たまたま終点で写真を撮っていたら地元の方がいらして、その話をしたら、、、やっぱり斜里町でも激論が起こったらしい。でも観光資源を有効利用するための方策なんだとか、、、。ふ〜ん!!ちなみに来年以降はこの遊歩道を利用するため従来の道は廃止。そして第二湖〜第五湖まではガイド付きでないと行けなくなるそうだ。
一旦レストハウスに戻って、従来の遊歩道を散策。やっぱりこれでなくっちゃ。せめてバリアフリーを画策するならば高さをもっと下げて、メンテナンス費用の安価なコンクリート橋ならば判るけどもなあ〜一湖をぐるりと廻り込んで、羅臼岳のビュースポットに来た。んん〜雲がすごい。それに雨も降ってきた。しばらく雲が消えないか期待して待っていたんだけどダメみたいなので諦めた。そして来年から単独では見られないであろう第二湖を見て戻る。
知床五湖からはウトロや斜里町を一気に通過して昼食を採りにいく。お目当ては清里町にある「秀峰庵」なるお店。蕎麦作りの農家が収穫した蕎麦を実際に挽いて営業しているお店。その為営業日は毎週、月、水、金の11時から午後2時までしかない。これってある意味レアかな?今回はここに立ち寄るのも目的の一つだった。ただ場所が不確定だったので、、、相変わらずトロトロと走って行くと、、、看板発見!看板に沿って並木道のようなダートを少し走ると お店はあった。のれんが下がっているから、、営業しているだろう。まずは念願成就ってことかな?駐車場に車を止めるも、他に車の姿は見当たらない。あれ?俺ら以外客はいないのかな?そう思いながらも店内へ。
案の定、お客さんは誰もいなかった。つまり俺らの貸し切り状態。メニューを見て「味くらべ」なる蕎麦をオーダー。10分程でお蕎麦軍団登場。大根おろし蕎麦とトロロ蕎麦、納豆蕎麦、を小分けしたセット。んん〜美味しそう。で!
美味いっす!超〜美味いっす
いや〜こんな蕎麦もあるんだね。腰がとっても硬い蕎麦で、まんま俺好み。すんごく美味しくいただきました。ちなみに目の前の畑に咲いている白い花は蕎麦の花かと思ったらジャガイモなんだとか、、。蕎麦の栽培している場所はかなり遠いらしい。よくは判らないけど花の受粉をさせるときに他の品種が混ざるのを避けるとかなんとか、、、。
さて十分食欲も満たしたし出発。今度はしつこいけど土産?用に小清水町へ向かう。ここでは以前から狙っていたお店でパンを購入したい。地元で受け入れられているお店 坂井屋さん。ここの「ちくわパン」は絶品なんだとか、、、。これは俺的には是非食べてみなければ気が済まない。場所は判りにくそうだったので、カーナビにセットで無事到着。お店には多種のパンが売られていた。北海道ではもう一般的になった「ちくわパン」だけど、ここでは比較的古くから販売しているそうだ。
で、自分で食べる分も含めて数個を購入。まずは車に戻ってから1個食べてみる。
メッチャ美味いっす!これ最高っす!
普通のパンに半分にカットされた竹輪、、これにマヨネーズやマスタードがかかっていて、すっごくシンプル。この組み合わせは誰が最初考えたんだろう。そう思った、、、。これってお勧めですな。
さてさて、、今度は川湯温泉を超えて硫黄山に。もう観光的には来ることもないかな?って思っていたんだけど、、ちょっとお遊びがしたい!それは
硫黄山の噴煙で本当にゆで卵はできるのだろうか?
以前から構想はあったんだけど、、怪しいおじさんが卵を売っていたので遠慮しておいたわけ。今ではそんな人もいないので、コンビニで10個パックの生卵を先に購入!もっともそれ以前に100円ショップでザルとか軍手、ヒモ等を購入していたので確信犯ではあるけれど、、。んん〜楽しそう。で、観光客が少なくなった頃を見計らって卵のセット。
用意がいいもんで、温度計まで持参していた俺。ガスの側では、ほぼ90度。これって最高のコンディション。ザルに卵をセットししばし待つ。でも、この場を離れるわけにはいかないので噴煙が俺の方に向かってくると、暑ぐるしいし呼吸が苦しい。20分ほどでほとんど出来上がったみたい。たまたま俺らの行為を見ていたおばちゃんにお裾分け!!で、俺らも、、、、。まあ〜まあ〜かな?これって面白いもんだ。また来たらやってみようかな?
そのあと川湯温泉駅に。駅前の水を飲みにいく。意外と知られていないけど、この水は摩周湖の伏流水なんだそうな。そばまで行ってて俺も飲むのは初めて。冷たくて美味しかった。
マニアックに今度は摩周湖に。それも幻の第二摩周展望台跡に行ってみたい。走っている途中から濃霧が激しくなってきて、道路がよく見えない。ってことは湖面は全く見えないだろうな!そう思いながらも途中の第一摩周展望台には、もちろん観光バスが、、。いや〜観光客のお客様!!お気の毒。俺らは第一展望台は通過して、そこから1kmほど先にある第二展望台跡を探す。これは摩周湖の周遊道路が完成した昭和15年頃にあったそうだ。で、第一展望台から散策路を造る計画もあったそうだけど、危険個所が多く、いつしか忘れ去られてしまったそうな。でも一部のカメラマンとかが向かわれるそうだ。そこからの摩周岳がとっても綺麗なんだとか。ただ、一般には何処にそれがあるのかは一切不明。
そこで、距離を換算して雰囲気となる場所を走ってみて止まって、あぜ道とか確認してみるけど、熊笹が多すぎて判らない。これは秋口でもなければ無理かな?もっとも場所は危険だからことで公表されていないから、俺が判っても公表することはしないけどね、、。でも裏摩周展望台の事を第二摩周展望台って思っている人がいるらしい!困ったもんだ。あっちは清里町。こちらは弟子屈町!管轄が全く違うもん。
あまり長居することもないので、戻ろうか、、、中標津を超えて標津市街地に入る。まだ時間はたっぷり残っているし、、、。今度は旧標津線の根室標津駅付近の調査?をしてみる。根室標津駅が廃止されて22年。今ではほとんど遺構を見つけることは困難だけど、付近をウロウロ。列車も建物も撤去され線路すら見当たらなくなってしまった。そんな中で、線路跡と思われるダートを発見。そのまま進んでいくと広い敷地に。ここが根室標津駅の構内だろう。そばには阿寒バスの営業所もある。さすがの俺でも感じるものはなかったみたい、、、。これも時代だな、、、。でも間違いなく鉄ヲタって言われそうな気がする。
そんなんで、つまらないので出発。最後に中標津のパン屋さん巡りに向かおう。まずは市街地にある俵真布(たわらまっぷ)なるお店。天然酵母が売りのお店のようだ。店内ははじめはギャラリーかと間違えるほどの作り。で、ちょっと奥にパンコーナーがあった。時間も時間なので、あまりパンは残っていなかったけど、、それでも美味しそうなのを数点購入。
とどめは市街地外れにあるウエストオーブン。地元でもない俺が中標津のパン屋さんでパンを購入するって、、、。何か変かな?でもお店はいい匂いが、、。でも実は以前に来た事があったんだけど、、、ここでは数点購入して出発。これらは自宅まで持って帰る訳には当然無理なので、モシリバの奥さんに手伝ってもらおうかな、、、。なんちゃって!ここは地元のかたのアドバイスが十分生きてました。アリガト!!マジ美味しかった!
19時ころモシリバに到着。昨日は俺一人。今日も出発するまで、予約は入っていなかったんだけど、、戻ってみるとワゴン車が2台。いや〜賑やかになるかな?まずは出迎えてくれた奥さんに硫黄山で作った ゆで卵のプレゼント。って言うか夕食のおかず、、、。
一旦入浴して身軽になり食堂へ。埼玉と四国の香川から来た男性。旧知の中で、それぞれ別行動をとっているらしいけど、お互いに釣りを楽しんでいるそうだ。
食事が終わって焼酎タイム。それと、買ってきた大量のパンを皆さんにふるまう。で、気がつけば23時。これにて解散。っていうか眠くなっちゃった。お休みなさいzzzzzzzzzzzzzzzz
本日の走行距離 315km
7月22日
朝は7時過ぎに起床。今日も朝から雨が降っている。昨年もそうだけど、今年の北海道も天候がとっても変だ。実際今回の旅行でも晴れた日は数日しかない。もしバイクのツーリングだったらめげていたかもしれない。
朝食を摂って9時過ぎに出発。今回もモシリバのご主人、奥さんお世話になりました。またまた機会があえば冬にでも来ますね!
出発してから、雨が降る。どうでもいいけど、、
この雨なんとかならんかね!
まあ、今回はレンタカーだからいいけど、、、。俺、、比較的標津のモシリバをベースで旅行をしているけど、、、何故か標津の観光っておろそかになっている。
モシリバから20分程の所にあるのが「ポー川史跡自然公園」。案内板は何十回と見てきたのに、一度として訪問したことがなかった。今日はオンネトーに泊まるので、直行で行っても3時間ほど、、。だから、立ち寄ってみようか。ポー川にそって湿原や遺跡が展示されていて広大な敷地だ。自転車が自由に使えるんだけど、今日は雨が降っているので、、それはパス。
開拓の村などの展示物の見学しかできそうにないな。古い学校の校舎を移設して展示してあるエリアとかは、どこか懐かしさを感じさせられる。俺も昔はこんな木の机や椅子で勉強したっけ!今じゃスチール製だもんね。なんだか、、40数年前にタイムスリップしたみたい。だけどこんな施設がモシリバの近くにあったなんて、、、なんてもったいないことをしていたんだろうか俺って、、。
中標津方面に向かうにつれて雨は弱まってきた。っていうか、これからが降り始めかな?ポツポツと雨粒は確認できるから。これならば、昨日から温めていた構想を実行できるかもしれない。で、卵でお遊び第二弾。
カラマツの湯で温泉卵はできるだろうか?
これも以前から すっごく気になっていたこと。ついでに入浴もしちゃおうか!!どうせ一人なんだし、、。本降りになる前には帰ろう。
広い駐車場には、、、すんごい車!みんなキャンパーみたい。みなさんお出かけしないのかな?もったいないよ!でも果たしてこんな状態で温泉卵なんてできるかな?迷惑はかけたくないし、、。脱衣所の目の前が源泉。確か80度近いって情報は得ていたんだけど、、。温度計をヒモに吊るして源泉に、、ひっぱりあげると目視で72度の表示。でもカメラで撮影しようと思っているうちに みるみる表示が下がって、それでも58度。
デジタルメモリー温度計じゃないから無理はないけど。それでも高温だね。川の水がないととても入浴出来たもんじゃない。巾着袋に生卵を入れてヒモでくくり投入。そして、その間俺は入浴。先客が3名ほどいたのでご一緒させていただく。今回の旅行8カ所目の入浴。20分ほどで源泉から巾着袋を取り出し川の水で軽く冷ます。これの時間が少なかったのが原因のようで、カップに割った玉子を入れると、見事にゆで卵!これじゃいらん!ってんでキャンパーにお裾分け!!。
気がついたら11時を廻ってしまった。ここから20分ほど走れば中標津に行ける。ならば中標津で昼食を摂ろう。お目当ては「やまや」という食堂。ここも以前からチャレンジしたかった。メニューは「やまやスペシャル」ってのを食べてみたかった。正午にはちょっと早いからかお客さんはまだいないみたい。予め決めていた「やまやスペシャル」をオーダー。ネットで探してみると、、、意外と「やまやスペシャル」のレスが多い。
とにかくデカ盛り系で凄んごい量だとか、、、。ノーマルが980円で大盛りで100円増し、特盛りだと300円増しなんだとか、、。でも最近胃袋に自信がない俺はノーマルでいいかな。食べきれなかったら恥ずかしいから。で、出てきた「やまやスペシャル」。ノーマルなのに、、
チキンライス1人前、ミートソースが1.5人前、目玉焼きの下には隠れキャラで鳥のから揚げ2個もある。
いや〜美味いっす!でも凄んごい量っす!
俺ノーマルで良かった〜〜。特盛り食べる人を尊敬したくなっちゃう。今の俺では十分過ぎて食べきるのがとっても辛かった。意地で完食、、。
さ〜て食後はな〜にも予定がなくなった俺!!それじゃ、温泉巡りでも再開することにしようかな?ってんで、中標津市街にある「トーヨーグランドホテル」の日帰り入浴へ。ビジネス系ホテルなんだけど、天然温泉を表示してあるので、フロントへ行くと奥に案内されて入浴。先客はいなくて俺の貸し切り状態。サウナ、ジェットバスのほか小さいながらも露天風呂がある。まずは少しノンビリする。今回9カ所目。結構肌がすべすべするのが判る。
続けて中標津保養所温泉にもトライ!「トーヨーグランドホテル」から車で10分ほど、、、。保養所ってなっているけど、旅館のたたずまい。入浴料を払って再度入浴。ここは市街のちょっとだけ外れにあるためか、露天風呂から見る光景が綺麗だった。湯ざめもしたくはなかったけど、露天で寝そべったりして、満足できました。さすがに2連ちゃんの入浴だと体もポカポカ!車でもエアコンかけないと辛い。そのうちボーっとしたりして、、、。さて10カ所目の温泉でした。
そのまま弟子屈に向かっても早すぎるので、一旦標茶方面に進む。以前からチェックしていた場所。摩周の湧水を飲みに行くため。標茶って摩周湖からかなり離れているんだけど、地下水脈が走っているんだそうだ。で、磯分内地区にある酪農センターのカバを見ると、、、あれれ?水がない。センターの方に聞くと くみ上げポンプが故障しているんだとか、、。あれま!残念。で、すぐ手前の公園の水で我慢。もっとも同じなんだとか、、。
それとホクレンでは「摩周の霧水」というブランドで製造工場が、標茶にあったんだけど、5年ほど前に閉鎖になったそうだ。その場所には自由に採水できる場所があったそうだけど、酪農センターの方に聞くと、現在では立ち入りができないそうだ。場所を聞いてそばまで行くと、ゲートで入れないようになっている。強引に入れば不法侵入になるので諦めた。でも、今売っている「摩周の霧水」って何処で採水しているんだろう?。
標茶から弟子屈に入って、どさくさに摩周温泉にもトライ!摩周温泉って言っても温泉街がある訳じゃないみたい。弟子屈市街地の温泉はみんな摩周温泉って名乗っているのかな?で、ホテル子宝に決めた。ここも貸し切り状態で、誰もいない。広い浴槽を久々泳いでみてみました。でも露天風呂が欲しかったなあ〜。さすがに屋内浴槽では息苦しいなあ。で、今回11カ所目の温泉。俺って何なんだか、、。
阿寒道路に入って、ついでに奥摩周温泉を探してみるものの発見できず。唯一ペンションがあっただけで、入浴施設はないみたい。以前道端に浴槽があったそうだけど、それも今は撤去されちゃったのかな?見つけられなかった。阿寒湖に向かえば霧が深くなってきて気温も15度なんだとか。今の東京は間違いなく30度は越しているはず。17時過ぎに阿寒湖温泉に到着。でも人の喧騒も多いみたいなので、温泉巡りはパスする。
で17時30分にはオンネトーに到着。今日は標津からのスタートだったのに、結構時間使ったな!今日泊まる宿は「景福」という民宿。ここの露天風呂は最高なんだけど、夜間の風呂には入った事がないので、宿泊で予約。部屋はこじんまりとした6畳間ほどでな〜にも設備がない。(テレビはあったけど、お茶すらなかった。もちろん禁煙だし)でもこんなんで十分です。
夕食までの時間、入浴タイム。今回の旅行で12か所目の温泉。ネットでも評判だけど、同じ温泉なのに屋内と露天風呂では風情が違う。屋内では無色透明なのに、露天風呂では白濁のお湯に変化する。写真よりも、実際自分で見てみると、、、、すごく違う。まずは露天風呂から入浴。Ph値は5.8なので、かなりの酸性湯のようだ。硫黄臭とあわせて石油系の匂いもする。足を入れたくても底が全く見えないので、後ろ向きに足をつける。温度も程良く気持ちいい。雨は降っていないし、山からの涼しい風がとってもいいかな。しばしノンビリすることができた。今日はもう移動することもないし、、。一応混浴ってことになっているんだけど、女性のエリアだけ囲いがしてあって、問題なさそう。もっとも山からだと丸見えだけど、、。
次に屋内の温泉に入る。脱衣所が別々なので、本来ならば一旦 服を着て移動しなければならないんだけど面倒だなあ。屋内の温泉はそのまんま無色透明で、そこから温泉が湧いているかのようだ。小さい石が舞い上がっている。泉質は同じだから気分も同じはずなんだけど、趣は全く違って、湯治場に来た感じ。この温泉は空気に触れると時間をかけて白濁していくんだとか、一度で二度美味しいってのはこのことかな?温泉の湯はふんだんに湧きでているけれど、普通の水が少ない。でもってシャンプーも石鹸かボディーソープもない。んん〜多分純粋に温泉を楽しむためなのかな?今日は頭洗いたかったのに、、。
18時30分頃に夕食。これといって豪勢な料理はないけれども、それでも素朴な味はとっても美味しかった。今日宿泊したのは俺と中標津在住の男性、それと夕食をとらない母親と娘さんの4人らしい。男性は中標津に住まわれているだけあって、情報は俺にとって貴重なものになった。明日の予定を考えようかな。8時頃に再度露天風呂へ。照明も少なく、対岸に行くのは見えないので怖い。湯船に入って空を見上げると、、、真っ暗。あ〜あ!天の川でもみたかったのにな。
夜風に当たりながら、湯船から出たり入ったりを繰り返して温泉を十分楽しむ。いつか晴れた夜空で星を眺めながら入浴を楽しみたいと思った。
本日の走行距離 197km
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