2度とない過去の記憶

古き良き時代の写真やアイテム。また時代に消されていく光景。
そんな2度とない写真やアイテムを掲載します。

2度とやってこない列車の光景
急行天北号です。音威子府駅で休憩してたら偶然通過していきました。現在では天北線そのものが廃止されて列車はおろか名称も過去の記憶になってしまいました。もう2度と見ることも乗ることもない列車です。 富良野駅での一場面です。今は列車も白ベースに緑のライン塗装に統一されましたが、当時は首都圏色と言って朱色一色の列車が走ってました。今後リバイバルで以前の塗装になるかもしれません。
2度と乗れない青函トンネルの客車列車
機関車にはドラえもんのペイントがされてます。 海底駅専用の車両のサボ表示板 子供たちにはドラえもんカーが楽しい。 今はなき50系51型と呼ばれる客車。 海底駅ではこんな撮影ができました。
写真が撮れませんでした。入り口から20kmの表示です。 写真が撮れませんでした。入り口から25kmの表示です
函館側から10kmは海面下56mです。 同じく15km走ると海面下116mになります。 20km走ると海面下176mになります。 25km走ると海面下236mになりました。 30km走って最深度240mまで来ました。
35kmで登ります。海面下204mです。 40kmまで来ると海面下144mまで登ります。 ここ竜飛海底駅で途中下車します。 あと少し。45km走って海面下84mです。 終点間際50kmで海面下24mまで来ました。

東北新幹線が八戸まで開通したことにより、スーパー白鳥が八戸〜函館間に登場しました。それに伴い青森〜函館間を走っていた快速海峡号の運転も終わってしまいました。

スーパー白鳥が青函トンネルを時速140kmで走り抜けるのに対して快速海峡号は時速100km程度で走っていました。特急電車に対してブルーの車体で電気機関車に牽引されてのんびり走る光景もまた楽しかったと言えました。

乗車サービスではないでしょうけど上記のような案内ボックスが各車に設置してあり今何処を走っているのかが分かり楽しかったです。スーパー白鳥は乗車したことはまだありませんが、多分電光掲示板で簡単に案内するだけのような気がします。

もうこの列車に乗ることは2度とないでしょう。


2度と買えない鉄道の切符たち
音威子府駅は現存していますが現在の入場券は160円です。昭和62年の日付が年月を物語っています。 士幌線の終点糠平駅での乗車券です。バス代行の十勝三股まで乗車できました。貴重な切符です。 これも現存していますが、硬券乗車券は2度と手に入らないでしょう。昭和61年の切符です。 この頃ピップエレキバンで有名になりました。駅員もいて賑やかな駅でした。今は無人駅です。

以前ナビがツーリングした時に買い集めた切符のコレクションです。さすがに時期がたってますので変色してますが、それが歴史を伝えてくれるような切符です。当時の切符が今頃約に立つとは思ってもみませんでした。
2度と列車の来ない廃止駅 石勝線楓(かえで)駅
1日に1本しか列車が来ない。始発が朝7時6分で、それが最終である。この列車に乗るにはかなりの苦労が必要だった。 ただ駅を撮影することより、車内から駅名板を撮影すると、確実に列車に乗った実感がわいてくる。撮影当時も約7名位のマニアが乗車していた。
鉄道マニアでは有名だった駅。JR北海道の石勝線新夕張駅の次の何てことのない無人駅ですが、1日に1本しか列車が来ない駅でした。列車は朝、新夕張駅を始発で次の楓駅が終点。列車は折り返し新夕張駅に向かいます。(実際は追分駅を始発とする夕張行きに回送で連結された列車が新夕張からの旅客を扱います。)

ただ新夕張駅始発が早朝の6時48分発なので、中々乗車するのが難しいです。ナビもレンタカーで千歳のビジネスホテルを5時に出て新夕張駅に駐車して乗車することができました。

この駅も実際のダイヤでは地元の方の利用も非常に少なく平成16年3月12日に廃止になってしまいました。もうこのホームに列車が止まることは2度とありません。