過去と現実の光景

15年以上のギャップがあるナビの北海道。現存する写真以外は殆ど捨ててしまったのかもしれません。
ごく一部残っていた写真と現在の光景を並べてみました。

平成15年の写真集 昭和61年当時の写真集
右が営業時の駅舎。ほとんど手が加えられていないのがわかります。一見すると同一に見えますが、ペプシの自動販売機と黄色の公衆電話機が昭和61年当時を物語っています。もともと物置小屋風の駅ではありますが、地元の手入れが行き届いています。
右が営業時の線路。これは広尾方面を撮影しました。ほとんど変化はありませんが現在は列車が保存されているため、先の展望がわかりません。また右前方にトイレと駐車場が新設されてます。本当は全く同じアングルで幸福駅名も撮りたかったのですがホームに展示してある列車が邪魔で撮影できませんでした。
営業時は駅前は砂利だったんですね。窓越しに駅員さんが映っています。また記念切符の販売が促進されています。廃止後は交通記念館の案内板や切符のモニュメントができています。外部はほとんど変わってませんが駅事務室が資料展示されていたり、SLがホームに展示されています。ここも手入れが行き届いています。
富内線の終点日高町です。ここだけは昭和62年8月に訪問しました。廃止は昭和61年10月。まだホームも線路も撤去されずに残ってました。あと1年早かったら廃止前だったのに!でも前方の小高い山が分かりますか?ほぼ同一の場所なんです。完全に更地になってます。もう跡形もありません。
この日付はダミーです。いつの日付でも付けてくれます。でも本物の切符にはかないません。 こちらは本物の切符。まだ持っていました。貴重なものです。丁度値上げされる前の200円です。