メディック・ファーストエイド®
プログラムの 「 チャイルドケアプラスTM 」 コースは、
乳幼児・小児の救急法を中心に、成人へのCPRとAED使用法を含んだ、本格的な訓練プログラムです。
チャイルドケアプラスTM・コースは、大人と違う乳幼児・小児の身体的な特質のガイダンスから始まります。
また、救急法の訓練に入る前に、「おそれ」、や「不安」、と向き合うことになる救急現場での、救助しようとする人の
心の問題に、前向きな勇気を与える情報をしっかり提供して進みます。
このコースを受講されるみなさんは、赤ちゃん・子どもの保護者さん、保育園・幼稚園のスタッフさん、
ベビーシッターやチャイルドマインダーをお仕事とされているみなさん、野外活動や自然体験学習の管理者の皆さん
などが多いので、「知っている」、と思われがちな常識的なこともキチンと復習してから講習がスタートします。
新米ママさんや新人保育者の皆さんにも易しく感じられるように、ビデオやデモンストレーションで丁寧な解説。
赤ちゃんや子どもの緊急時でも、自分自身をも含めて、まず現場での安全確保
が第一歩。
病気からの感染を防ぐ、または雑菌などを子どもに与えないように準備するプロセスに続き、
手当ての流れをしっかり身につけるように救急法の中身の濃い、反復練習が進行します。
多くの救急法の講習は、いきなり心肺蘇生法講習 = 心停止への対処、から始まる場合が多いのが現状です。
講習の名前も、「救命法」ですので、当然のことではありますが。。。
ところが、多くの保護者や保育者が出くわすであろう緊急時は、現実には心臓が停止した子どもではないのです。
したがって、赤ちゃん・子どもの救急法は、もっと出くわす可能性の多い 日常的な
種類のことがらが豊富であるべきだ、
とメディック・ファーストエイド®
は考えます。
意識はしっかりしているのだけれど、いつもよりぜんぜん元気がないような場合は。。。
倒れてはいるけれど、息をしていたら。。。
〜場合は、〜場合は、、、。
このような複雑な現実を思うと、誰しも救急法に不安を抱くのも当然です。
しかし、メディック・ファーストエイド®に
参加すれば、不安は不要となります。
どんな場合にも使える手法を中心に実習をくり返すからです。
手当ての優先順位を理解、習得した上で、実習は人の命を守る優先順位で いつも進みます。
身につけるのは = A ⇒ B ⇒ C
この3つを守る方法を、赤ちゃんの場合、子どもの場合、大人の場合の3部に分けて身につけます。
レスキュー呼吸(人工呼吸) と CPR(心肺蘇生法)の実習を含み、赤ちゃんや子どもに多い、喉の異物を管理し
開放を維持する A = 気道への対処実習 と出血の管理、
酸素不足への対応であるショックの管理までの「救命」の主要な部分をマスターし、
後半戦、コースは病気やケガへの対応へと進みます。
< お時間が取りにくい方は、ケアプラスTM・プログラムへ
>
呼吸困難、急な腹痛、意識の変化、などの病気への対応、
(子どもには少ないですが、胸の痛みも含みます)
重度のケガへの対応を、脊髄保護とケガをした場所の固定を含み、内容は盛りだくさん。
実習が終わっても、持ち帰る受講生ガイドには、
暑熱障害、低体温症対策、外傷、心臓関連やアレルギー、その他のメニューの追加情報が含まれていますので、
参加者のニーズによっては指導員がそれらを解説しながら、ディスカッションや質疑応答を繰り返していくような
豊富なオプションメニューの進行も出来ます。(開催指導員、許された時間によります)
そして、さらにユニークなのは、
日本の救急法などではあまりとりあげられない、「保育施設や室内の遊具の安全管理
」、
「移動乗車中の安全」、「SIDS情報」、「ゆさぶられっ子症候群」、「虐待」、etc etc 、
たくさんの情報や予防手順が、自習できるように、すべて受講生ガイドに紹介されています。
コースの最後は、救助に当たる救助者のストレス管理にまで情報は及んでコースは修了します。
メンタル面の管理も、応急手当には大切な要素だからです。
メディック・ファーストエイド®
チャイルドケアプラスTM・コースは、
広く保育施設、保育士養成施設、チャイルドマインダー
養成施設などでも採用されています。(採用施設・教育施設)
このコースで活用するチャイルドケアプラスTM
コースの受講生ガイドは、
コースの修了後にも、ずっと長い期間、子ども達の健康管理に活用することができます。
ぜひ、救急箱や本棚などの出しやすい場所にいつも置いておいてください。
取得したスキルは、かならず最低2年に1回、再訓練して維持しましょう。
MFAジャパン社から、有効期限が近づくと再訓練案内のハガキが届きます。
そのほかの詳細事項は、MEDIC
FIRST AID, International社 日本支部 の ホームページ
を 訪ねてみてください。
○
MFA JAPAN Co. Ltd. (日本国内本部) Web Site.
コースを開発したアメリカ本部のサイトは、この下です。
○
MEDIC FIRST AID International, Inc. (アメリカ本部)Web Site.
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