2004年 NEWS & 徒然日記

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2003/2004 シーズン・スケジュール

2004/2005 シーズン・スケジュール


12月30日(木)
このサイトを立ち上げて8ヶ月強が過ぎ、表紙のカウンターがやっと1万を越しました。少し内容を変えようと思って、映像情報を付け加え、これを機にNEWSと殆ど機能していなかった徒然日記とを合併させました。
映像情報のほうはノイマイヤー作品及び関連したヴィデオ、DVD、TV放映されたものを紹介いたします。
とはいうものの、年末からお正月はPCから離れていますので更新できません。申し訳ありません。
下記の、ラ・フィーユ・マル・ガルデのステージ写真に関して、デファーゴ氏に雄鶏、雌鳥の写真があれば載せていただけないものかとメールしてみましたが、写真に変わった点も、何の返事もありませんので、わたしの意見は却下されたもようです。ユーモラス(だと思う)でいいのに。

では、皆さん、お風邪など召されぬようによいお正月をお迎えください。
(sachikom)

12月20日(月)
ラ・フィーユ・マル・ガルデのステージ写真がやっと、バレエ団のサイトに掲載されました。サーシャが本当に伸びやかでラインが美しい。シルヴィアも愛に充たされた喜びが踊りにでている。ケヴィンのあまり大きい写真がないのが残念。でも新聞評に下品さはなく、と書いてあったし。有吉さんの雰囲気は単なるアホ息子ではなく、子供っぽさを残している感じがしていいかも。有吉パパのセバスチャンもあんなに細い体なのにお腹に大きな詰め物をしてさぞ大変だったことでしょう。
少し寂しいのは雄鶏、雌鶏の写真がないこと。メールを書いたら載せてくれるかしら。

ところで、昨日は、ロイド・アンナ・カーステン・ヨハン組。どうだったかとても気になるところです。
(S)

12月16日(木)
情報が少し前後しましたが現地特派員のKさんからラ・フィーユ・マル・ガルデのゲネ・プロの様子が入ってています。

☆    ☆    ☆    ☆    ☆

10日(金) それは 楽しく、客席中笑いにつつまれました。ケヴィン・ヘイゲン、服部有吉ともにバツグンにユニークでした。
一幕冒頭ケヴィン・ヘイゲンが窓のカーテンをバッとあけて登場する瞬間でもう、爆笑でした。そして、サーシャ扮するコーラスにピョンピョンとびあがりながらキャベツやジャガイモを投げつける。もう大笑いでした。

☆   ☆   ☆   ☆   ☆

掲示板にもありましたが、本当に楽しそうな様子が伝わってきますね。ロイドもどんな風に演じるのかとても興味あるところです(だって全く同じでは意味がありませんものね)。
(S)

12月14日(火)
ノイマイヤーの番組を今、見終わったばかりです。
挿入のバレエ・シーンは今年のバレット・ターゲからのものです。
ノイマイヤーの世界の全貌を章立ててうまくまとめてあります。ですがやはりバレエ・シーンが短いことが何といっても寂しいです。
ノイマイヤーのインタヴューを核にして、非常に明解に構成されています。
序章  魅力の核心
      ノイマイヤー作品の魅力は心理描写の巧みさにある、といって『椿姫』(へザー・ユルゲンセン、イリ・ブベニチェク)のシーンが挿入されます。
第1章 振付家の誕生
     シュトゥットガルトでの振付作品 『俳句』(相澤由美、草野洋介、アコ・ナカノメ)〜ワークショップでのもの)
第2章 文学作品のバレエ化
     『ロミオとジュリエット』(シルヴィア・アッツォーニ、オットー・ブベニチェク
第3章 クラシック・バレエの再生 
     『くるみ割り人形』から冒頭のシーン(マリー:アデラ・ポレルトヴァ〜ワークショップから。
     『幻想〜白鳥の湖のように』(オットー・ブベニチェク、カーステン・ユング、エリザベス・ロスカヴィオ)
     『眠れる森の美女』(ジョエル・ブーローニュ、アレクサンドル・リアブコ)と続きます。
第4章 シンフォニック・バレエへの道
     『マーラーの交響曲第三番』から愛が私に語りかけるもの(イリ・ブベニチェク、シルヴィア・アッツォーニ)
第5章 宗教的バレエの探究
     『マタイ受難曲』
     『ドナ・ノービス・パーチェム』(メサイア、レクイエム)
第6章 現代への問いかけ
    
 『オデュッセイア』(イリ・ブベニチェク、オットー・ブベニチェク、ケネス・グレーヴ、イヴァン・ウルバン)
第7章 ニジンスキーから手渡されたもの
     『ニジンスキー』(アレクサンドル・リアブコ)
第8章 若い世代に託すもの
     『かもめ』(イヴァン・ウルバン、へザー・ユルゲンセン、オットー・ブベニチェク)
     『プレリュードCV』(シルヴィア・アッツォーニ、服部有吉、ニウルカ・モレド)
     CVが履歴書の略語とは知りませんでした。勿論チェロとヴァイオリンでもあるのですが。
     『ヴェニスに死す』(ロイド・リギンズ、エドウィン・レヴァツォフ)
終章  愛というメッセージ 
     
『冬の旅』(服部有吉、ノイマイヤー) 情熱大陸でも使われた最後のシーン。このときは客席の後ろの左手と右手にNHKとMBSが入っていましたのでソースは違いますけど。

他にもいくつか発見があったのですが、この番組についてはまた別にまとめる予定ですのでその時に。
(S)

12月6日(月)
ノイマイヤーのTV番組がNHK-hiヴィジョンで12月13日(月)午後11時〜午前0時50分に放送されることになった。今度こそ放送されますように。
また、ラ・フィーユ・マル・ガルデのページはこちらです。目下私のPCの壁紙はこのポスターになっています。
(S)

12月4日(土)
またまた、現地特派員Kさんからラ・フィーユ・マル・ガルデ関係の情報が入る。

今月のオーパーのジャーナルにはラ・フィーユ・マル・ガルデの練習風景がバッチリ載っていますよ。
そして、4羽の雌鳥はテアタークラスの学生が踊るとのこと。このかぶりものの頭がとても重いらしく、大変そうです。下を向くと持ち上げるのに苦労はするし、右を向いてもかぶりものの頭はついていかなかったり、などなど。

なるほど、そういう苦労もあるのですね。でもジャーナルは見るのが楽しみ!

と書いた後で、バレエ団のサイトに行ったら、ラ・フィーユ・マル・ガルデの写真が載っていました。フレームがあるのでページのアドレスを載せることはできませんが、
まず、ドイツ語版、英語版(多分フランス語版も)どちらでもいいですからクリックし、現れたページのラ・フィーユ・マル・ガルデをクリックするとアレクサンドル・リアブコとシルヴィア・アッツォーニの写真が載っています。さらにそれをくりっくするとポスターが現れます。小さくて誰が誰かわかりませんが、Kさん情報でバッチリです。でもこの写真のサーシャはいいなあ。コーラスに合っているような気がします。
(S)


12月1日(水)
現地特派員のKさんよりラ・フィーユ・マル・ガルデのポスターの報告が入る。

今日、バレエ学校に行ったら、リーズのポスターがはってありました。
とても可愛らしくて、チャーミングなポスターで笑っちゃいました。
右下に 主役サーシャとシルビアのアップのポーズ。
左下にちいちゃく 雄鶏とめんどり4羽がポーズを。
そして、まんなかあたり一列に シルビア、ケビン先生(メークをしている為一目では先生とわからない)と有吉さんが・・・。
有吉さんは、金髪のかつら、おてもやんみたいなチーク、グルグル書きのアイメーク、おまぬけな表情。
可愛くてわらっちゃいました。
手に入れたいポスターです♪

是非、是非見たいですね。バレエ団の写真アップが楽しみです。
(S)

11月27日(金)
エレーヌ・ブシェーがヴィルヘルム・オーバーデルファー博士賞(Dr. Wilhelm Oberdoerffer-Preis)を受賞。これはハンブルク州立オペラの素晴らしい活躍をした若い芸術家に贈られるものだ。2002年には服部有吉が、昨年2003年にはアルセン・メグラビアンが受賞している。おめでとう、エレーヌ。
(S)


11月19日(金)
先日山口の情報芸術センターで金森穣率いるnoism04のblack ice の公演があったときにバッカスという雑誌を買ったら、なんとラッキーなことに8月に公演のあった盤上の敵の批評が載っていました。あまり皆さんのお目にとまらないかもしれないので、近日中にデータとしてupしますね。
ついでにblack iceの宣伝もかねて公演スケジュールを。

日時 場所 問い合わせ先
11月20日(土) 19:00〜 宮崎県立芸術劇場・演劇ホール 0985-28-3210
11月27日(土) 18:30〜 高知県立美術館ホール 088-866-8000
12月4日(土) 14:00〜 可児市文化創造センター・小劇場 0574-60-3311(岐阜)
12月10日(金)
11日(土)・12日(日)
19:00〜
14:00〜
新国立劇場・中劇場 025-224-7000
(新潟が問い合わせ先になっています)
12月18日(土) 16:00〜 まつもと市民芸術館・主ホール 0263-33-3800

ハンブルク・バレエとは関係ないですが、金森穣はかつてハンブルク・バレエのプリンシパルであったアンデルシュ・ヘルシュトレムのとこにもいたし、NDTにもいましたしね(ちょっと強引なこじつけでしょうか)。
まあ、何より素晴らしい作品だったので。
(S)

11月17日(水)
↓の12月・1月のキャスト表を載せました。以前はラ・バヤデールのキャストなんてほとんど興味がなかったのですが、キャストを入れてみて、なんと変化に富んでいるというか、無節操な、というか。ニキヤとガムザッティの両方を踊るのはへザー・ユルゲンセン、アンナ・ポリカルポヴァ、バルボラ・コホウトコヴァ。メグラビアンはソロルとブロンズ・アイドル。それに17日、19日はボリショイ(?)のザハロワとウヴァーロフのゲスト出演。そして組み合わせも多様だ。ラ・バヤデールが好きな人ならば目移りがするだろう。
(S)

11月16日(火)
待ちに待ったLa Fille mal gardee のキャストが発表!!!!! プレミアA、Bともリーズ:シルヴィア・アッツォーニ、コーラス:アレクサンドル・リアブコ、アラン:服部有吉、シモーヌ:ケヴィン・ヘイゲン。3日目がリーズ:アンナ・ポリカルポヴァ、コーラス:カーステン・ユング、アラン:ヨハン・ステグリ、シモーヌ:ロイド・リギンズ。かねてより聞いていた通りなのだが、みんな両方のキャストを観たがるだろうなあ。だって初日の服部有吉とケヴィン・ヘイゲン!!!!! それにロイド・リギンズのシモーヌ!!!!! 作品としてはあまり興味がなくても、このキャストだったら是非是非是非観たい。
ちなみに1月のラ・バヤデールのブロンズ・アイドルは服部有吉、ヨハン・ステグリ、アルセン・メグラビアンが交互。でもハンブルクのことだから、ブロンズ・アイドルを踊らなくても何か他の配役で踊るんだろうなあ。皆さんくれぐれも怪我のないように(別に日本公演のことを気にしているわけではありませんよ)。
(S)

11月13日(土)
また聞きなのですが、確かな知人からの情報なので、載せることにしました。
ハンブルク・バレエ・ファン待望のノイマイヤーの特集番組の放映がNHK・hiビジョンで12月17日(金)にあるそうです(多分)。もともとこの話は、民音主催の大阪の講演会で三浦雅士氏が話されたことなので、その話が私の知人経由で伝えられたというわけです。この講演会に行かれた方がいらっしゃいましたら、レポートをよろしくお願いします。
もちろんNHKのカレンダーに載り次第お知らせします。
(S)

11月11日(木)
ハンブルク・バレエ団の12月・1月のキャストはまだ発表されていませんが、間もなく発表されると思いますのでスケジュールだけでも載せておきます。リーズ、コーラス、シモーヌはわかっているんですけどね。1月にはラ・バヤデールが復活します。演目としてはわたしの触手は動かないのですが、これを踊った後はダンサーの踊りがよくなっているような気がします。たまにはクラシックをきっちりとやったほうがいいのでしょうね。
(S)

11月10日(水)
遅ればせながら↓の10月に書き入れたキャストが11月分まで完成しました。真夏の夜の夢に関してはキャスト表を手に入れた分だけはチェックしてあります。
(S)

11月9日(火)
現地特派員のKさんより、来月のラ・フィーユ・マル・ガルデの初日の主役がシルヴィア・アッツォーニとアレクサンドル・リアブコだという情報をもらう。12月のカレンダーに載っていたとのこと。このことはハンブルクのUさんから聞いていたので、まあよかったのだが・・・。
なんと、リーズの母は・・・ケヴィン・ヘイゲン!!!!!! もう泣いてしまいそう。木靴の踊りを踊るのよね。私見れないわ、いや見たいのだけれど、どうしよう、来年のスケジュールをどうしよう、とパニック状態。
2日目は、アンナ・ポリカルポヴァ、カーステン・ユング、ロイド・リギンズだとのことです。
とりあえず、この3人のキャストの発表があったとのことでした。
(S)

11月8日(月)
ちょっと気が早いけれども、区切り線にクリスマス・ツリーを。(と思ったのですが、結局色づいた葉をモチーフにしたものに変更しました。11月18日記)

ハンブルク・バレエで検索していたら、マシュー・ライトなる元ハンブルク・バレエ・ダンサーの居場所が判明した。ホノルル・ダンス・シアターの芸術監督だ。1979−1983年に在籍なので実際には観たことはないし、在籍中に何を踊っていたか書いていないのでどんなダンサーか全く想像できないのが残念。
経歴によると、退団した後は、フランスやアメリカで振付をしていて、1988年からバレエ・ハワイでバレエ・マスターと振付をしていて、1993年にホノルル・バレエ・シアターを創立したそうだ。

マシュー・ライトがジャン・クリストフ・マイヨーのところで振付をしていたということから、モンテ・カルロ・バレエのことを忘れていたのを思い出し、早速リンクしました。ハンブルク・バレエのアンサンブルにいたアントン・ベリスがモンテ・カルロ・バレエに入団したと聞いていたことも思い出して名前を付け加える。

ついでといっては何だけど、エマニュエル・ブロンサンがナッチョ・デュアトのカンパニーからリヨン・オペラ座バレエに移籍していたことも判明。そのデュアトのカンパニーにはエミリア・ジョヴァノヴィッチが移籍している。デュアトのカンパニーにはかつてキム・デイヴィッド・マッカーシーが移籍していったことが思い出される。彼は体の故障からすでにダンサーとしては踊っていないが、デュアトの作品の指導なんかで何回か日本にも来ているはずだ。

もう一人忘れていた。アンデルス・ヘルシュトレームだ。彼はこの1月からNDTの芸術監督をしているのだ。
(S)

10月26日(火)
ニュルンベルク・バレエからガマル・グーダの名前がなくなってどうしたのだろうと思っていたら、イヴァン・リスカのミュンヘン・バレエのバレエ・マスターの欄に彼の名前がありました。2005年1月からの着任だそうです。それまでどうしているのかしら? うーん、ミュンヘンもっと魅力的になりましたぞ。
(S)

10月25日(月)
来年のバレット・ターゲのゲスト・カンパニーはまだ確定したわけではないけれども、ロイヤル・デーニッシュ・カンパニーだろうとのことです。そうだとすると、ノイマイヤーの人魚姫をハンブルクで観ることができるわけです。決まるといいな。(ユキさんに教えていただいたBallet Co. のフォーラムで、Angelaさんに教えていただきました。)

10月22日(金)
掲示板にユキさんからノイマイヤー氏が2011年までハンブルク・バレエのディレクターに、という投稿がありました。ハンブルガー・アーベントブラットの記事は以下のサイトで。
http://www.abendblatt.de/daten/2004/10/19/353827.html
http://www.abendblatt.de/daten/2004/10/21/354651.html

市庁舎の市長室で20日(水)に契約のサインを終えたそうです。
(S)

10月15日(金)
先日(10月9日?)の朝日新聞にクリスチャン・ボルタンスキー関連の記事がありました。

優れた芸術評論を発表した人に贈られる「吉田秀和賞」の第14回受賞者が8日、明治学院大学文学部教授(仏文学)の湯沢英彦氏(48)に決まった。対象作品は「クリスチャン・ボルタンスキーー死者のモニュメント」(水声社)。副賞は200万円。死を意識させる仮設展示で知られる仏の美術家ボルタンスキーの試みを、綿密に解き明かし、鋭い感受性で言葉にしたことが評価された。贈呈式は、11月6日午後3時半から、水戸市五軒町の水戸芸術館である。

冬の旅の舞台美術にインスピレーションを与えたクリスチャン・ボルタンスキーの作品を鑑る機会があればいいのですが。
(ところで吉田秀和氏に関しては彼の全集も持っていてとても尊敬する評論家の一人なのですが、こういうところで繋がってとても嬉しいです。シュニトケやぺルトといった作曲家を知ったのも彼のおかげです。)
(S)

10月7日(木)
ハンブルク・バレエ団の年間スケジュールのうち、キャストが発表されたものにつき、ツアー・スケジュールもいれて載せます。9月ー11月分です。

バレエ団のサイトに載っていたものです。※がついている分に関してはキャスト表でチェックしてあります。※は変更ありませんでした。※※に関しては変更分を訂正してあります。リギンズに他に仕事があったとかで、服部有吉が彼の代わりにパック/フィロストラートを踊って喝采を浴びたそうです。
(S)

9月25日(土)
“冬の旅”のジョン・ノイマイヤー記述の部分の翻訳が終わり、レパートリーの“冬の旅”の載せました。ハンス・ツェンダーに関する部分も興味深いもので、こちらはしばらくお待ちください。
遅ればせながら、Daily Yomiuri の“盤上の敵”の翻訳も載せています。
(S)

9月13日(月)
札幌でのイリ・ブベニチェクの公演の写真発見とKさんより情報の提供がありました。
こちらです。 http://64.139.175.204/event/yuh/
(S)

9月8日(水)
Daily Yomiuri に“盤上の敵”紹介の記事が載っていました。とりあえず原文のまま“盤上の敵”のページ、英語版のNewsに載せました。日本語訳はしばらくお待ちください。
(S)

9月6日(月)
アデラ・ポレルトヴァの消息がわかりました。彼女が故郷のプラハに帰ることはわかっていたのですが、帰って踊り続けるのかどうかが不明でした。彼女はジャーナリストになるべく帰っていったそうです。Hamburger Abendblatt のバレット・ターゲの批評記事のこちらに載っていました。
(S)

9月1日(水)
新シーズンのジョン・ノイマイヤーの新作はハンブルク・バレエにはなく、王立デンマーク・バレエへの“人魚姫”(Die Kleine Meerjungfrau, The Little Marmaid)となる。これは原作者のアンデルセンの生誕200年を記念してのものだ。(2005年4月15日初演、16、18、20、23、27、28日、5月6日)

1994年、かれは“ウンディーネ”(Undine)としてやはり人魚姫を作品化しているのだけれど、今回は舞台美術、衣裳ともノイマイヤーなのでちょっと心惹かれるものがある。彼のメルヒェン・シリーズはわたしの好みではないのだが。

それにしても、ノイマイヤー作品が毎月ヨーロッパの劇場のどこかで上演されるようになったなあ、と感慨深いものがある。この表もどこかに入れなくては。
ただ昨年はあった“欲望という名の電車”がなくなったのは至極残念。
(S)

8月29日(日)
手前味噌ながら、なかなかいい写真だとは思いません? 今年のバレット・ターゲの“冬の旅”の公演が終わったあと、楽屋口でハンブルク・バレエ・ファンの女性と(情熱大陸にチラリと写っていましたが)談笑中のところです。こんなにリラックスしている写真は珍しいのではないかしら?
(S)




8月25日(水)
8月24日(火)読売新聞、夕刊・東京版より一部引用

世界的振付家のジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団のソリスト、服部有吉が鮮烈な日本デビューを果たした。・・・ More
(S)


8月22日(日)
大阪での盤上の敵の公演が終わって、ホテルのコーヒー・ハウスでヨハン、エレーヌ、ゲイレン、を見かけたのでウェブ・サイトに載せたいからといって、写真を撮らせてもらいました。ヨハンには、ハンブルクで撮ったあなたの写真はとても疲れているように見えたので、元気な様子の写真を載せたいからと伝えました。エレーヌもバレット・ターゲのときより元気そうに見えますよね。

ヨハン・ステグリのお髯は、悪のキングを踊るので強そうに見せるために今回だけ生やしたのだ、といっていました。有吉さんファンにはまた別の機会に写真を載せます。楽しみにしていてください。
(S)

8月9日(月)
先日MBS系列で放送された情熱大陸が“読む情熱大陸”としてアップされました。
(S)

8月7日(土)
ドイツからのメッセージ映像が見られないと書きましたが、盤上の敵の公式ホームページのプレミアム・コンテンツの中にありました。残念ながらリンクできませんので、見逃された方、もう一度見たいという方はドリームメール会員になる必要があります。以前のアップルの時の映像よりきれいになっているように思えます。別にドリームメールの回し者ではありませんが、他にもインタヴュー記事もありますしお奨めです。
(S)

8月5日(木)
久しぶりに盤上の敵の公式サイトを訪問してみたら、いろいろ充実していました。インタヴュー記事、稽古場日記など興味深いですよ。ただ残念なことは、ドイツからのメッセージ映像がもう見られないことです。
(S)

7月14日(水)
すでにBBSに載っていますがマルコさんよりの情報で、服部有吉振付・出演の“盤上の敵”の様子をちょっとだけこちらで見ることができます。服部有吉のインタヴュー付です。
またまた遅ればせながら、情熱大陸のプレヴューも今しばらくこちらで見ることができます。
(S)

7月9日(土)
どうもうっかりしていましたが、6月4日のロミオとジュリエットの公演後に前ダンサーと現ダンサーがステージ上に集まって撮ったという写真がバレエ団のウェブサイトにUPされています。さあ、あなたは何人判別できますか?
(S)

7月6日(火)
シルヴィア・アッツォーニとアレクサンドル・リアブコが8月6、7、8日にフランソワ・クラウス率いるクイーンズランド・バレエのインターナショナル・ガラに出演予定。この夏、オーストラリアへ行く予定のある人は要チェック。詳しくはこちら。
(S)

7月5日(月)
この欄に書く時間がなかったので、BBSに書き込みをしましたが、カトリーヌ・デュモンとヨハン・ステグリがソリストに昇進した旨、バレエ団のサイトに書かれていました。おめでとう、カトリーヌ、ヨーハン。
(S)

7月2日(木)
What I have seen... にも書いたことですが、カーステン・ユングがプリンシパル(ファースト・ソリスト)に昇進した(する)と、ニジンスキー・ガラでノイマイヤー氏のコメントがありました。観客は大きい拍手をして歓迎しました。その日の彼のステップは軽く、彼もまたヨーハンとは違った意味でこき使われていた(とはJ曰く)ので、嬉しいことです。
(S)

6月30日(水)
少し宣伝を。ハンブルク・バレエのソリストの服部有吉が8月中旬に日本(東京と大阪)で公演する“盤上の敵”の黒バージョンがバレット・ターゲの合間を縫って創られつつあるとのことです。ウェブ・サイトで宣伝するからといって、写真を撮らせてもらいました。

左から、服部有吉、ゲイレン・ジョンストン、エレーヌ・ブシェー、ヨーハン・ステグリ の皆さんです。
服部有吉は“ニジンスキー”、“冬の旅”、“プレリュードCV”でその圧倒的な存在感を見せてくれましたが、今回(2004年6月27日)のニジンスキー・ガラでも“ヨセフ伝説”、“マーラーの第4番”と余人を持って換えがたいダンサーになってきたように思います。失礼を承知で言えば、昨年よりもさらにまた今年が素晴らしくなっているといえます。
ゲイレン・ジョンストンは“冬の旅”で服部有吉と哀しいパ・ド・ドゥを見せてくれました。表現としては適当ではないでしょうけど、こぼれ落ちそうなくらいに大きい吸い込まれそうな目が特徴的です。
エレーヌ・ブシェーは“ロミオとジュリエット”のジュリエットに抜擢されるなど、テクニック、表現力とも若手の中で光っています。本当に手足が長くて、それを生かして表現する空間が大きいです。
ヨーハン・ステグリ、彼を今回のバレット・ターゲで見ない日はなく、大活躍、またはこき使われて(!)いました。それもソロがあるので、さぞ大変だったと思います。そしてコール・ドのなかにいても、たとえシルエットであっても彼の美しいラインはすぐにわかります。これもまた失礼を承知でいえば、彼も着実に表現力に深みが増してきています。
彼らも日本公演が楽しみだといっていましたし、単なるテクニックだけではない表現力を持ったこんな素晴らしいダンサーらのパフォーマンスは必見です。

もうひとつ。8月下旬の札幌でのイリ・ブベニチェク、オットー・ブベニチェクの公演には、パリ・オペラ座からはマリー・アニエス・ジローが踊るらしいとのことです。これもまたすごく楽しみです。彼らが素晴らしいダンサーであるのはいうまでもないことですね。詳しくは、BBSに書かれていた以下のサイトをご覧になってください。
http://www.stv21.com/events/ 
(S)


6月13日(日)
ハンブルガー・アーベントブラットのおかげで、いろいろなダンサーの消息がわかる。フランソワ・クラウスロビン・ホワイトジジ・ハイヤット、ヤヌシュ・マゾンについては、すでにリンク集に載せてあるようにわかっていたのだが、今回あらたにガマル・グーダがニュルンベルク・バレエに、ディンコ・ボグダニッチがクロアチア・バレエにいることが判明。後者のディンコ・ボグダニッチは残念ながらステージで見たことはないと思うのだが。
そして、服部有吉のサイトも新装開店。
今日はリンク集のみ。
(S)

6月12日(土)
何のことはない、バレエ団のサイトにこの件が載っていた(Newsの項ー英語版))。

それによると、1973年から現在まで在籍したダンサー全員296名に招待状を出して、その内、117名がヨーロッパ中、ジンバブエ(レナ・ロビンソン)、オーストラリア、アメリカから、14日(これは4日の間違い)のロミオとジュリエットの公演前に集まったのだそうです。すべてのメンバーが集まってステージ上で写真を撮ったそうなのだが、うまくリンクされていないため、ドイツ語版、英語版、フランス語版すべて、その写真を見ることができない。デファーゴさん、ミスったな。

さて、出席者の人数だが、下記の新聞では114名、バレエ団のサイトでは117名、となっています。どちらが正しいのでしょうか?
(S)

6月11日(金)
現地特派員のKさんから、バレット・ターゲの初日にはかつてのダンサーの人たちも来てたみたいですし、新聞にジジとノイマイヤーがハグしている写真が載っていたとのことなので、ハンブルガー・アーベントブラット(Hamburger Abendblatt)、モルゲンポスト(Morgenpost)で検索にかけてみると、以下の記事がでて来ました。残念ながら写真はなし。
アーベントブラットには、
この記事は、114人もの元ダンサーが自費で、多くは家族とともに4日(金)、オぺラ・ハウスに集まって、30周年を祝った、ということが書かれています。
こちらは、集まった元ダンサーの数人のその後が書かれています。
あとはどちらもニジンスキー・ガラのプログラムのことです。
(S)

6月8日(火)
現地特派員のKさんよりバレット・ターゲの情報が入る。それによると、

“4日のロミジュリは、ブラボーブラボーでスタンディングオーベーションもあり、大盛況だったようです。
出演していないダンサー達も後ろで見ていて、ノイマイヤー氏に促され起立して拍手をもらったんだそうです。
一般向け、というより、ご招待客が多かったような気がします。
・・・と、観に行った友人が言っておりました。”

私もだんだん盛り上がってきました。

2004年のバレット・ターゲのスケジュールは2003/2004のシーズン・スケジュールに
今年はとても長丁場だし、演目も多彩。ダンサーの人たちは確かにハードだろうなあ。でも見るほうもハード。
(S)

6月6日(日)
大変遅ればせながら、来年のハンブルク・バレエの日本公演のスケジュールをアップいたします。2005年です。ご存知とは思いますが、

1月27日(木)、28日(金) 横浜  神奈川県民ホール 眠りの森の美女
1月31日(月) 東京  オーチャード・ホール 冬の旅
2月3日(木)、4日(金) 東京  文化会館 ニジンスキー
2月6日(日) 神戸  国際会館 ニジンスキー
2月9日(水) 広島  厚生年金会館 冬の旅
2月12日(土) 福岡  サン・パレス 眠りの森の美女
2月14日(月) 大阪  フェスティバル・ホール 眠りの森の美女
2月17日(木) 東京  NHKホール 眠りの森の美女
2月20日(日) 名古屋 市民会館 冬の旅

あらかじめいっておきますと、管理人sachikomは純クラシックは大の苦手なのです。3年に1回くらいならまあ見てもいいかな、という人間ですから、そういう状況を踏まえてお読みください

“ニジンスキー”と“冬の旅”は本当に素晴らしい作品です。詳しくは、・・・といいたいところですが、レパートリーの説明が途中なのです。申し訳ありません。

“ニジンスキー”はヴァスラフ・ニジンスキーの心象風景がダンスになった、といってもよいでしょう。ヴァスラフ・ニジンスキーのダンサーでの役が実に効果的ですし、実際のエピソードとノイマイヤーの創造とが上手く絡み合っています。服部有吉が演じているスタニスラフに関してはほとんど何も残っていないのに、実に重要な役割を与えています。

“冬の旅”は初めてみる前までは、音楽の部分でまず不安がありました。というのも私の時代は完璧なディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウを何度も聴いた世代ですから(時には完璧さにうんざりすることもあったのですが、それでも彼は私のアイドルの一人なのです)。音楽が進んでいくうちにそれはすぐに払拭されました。それは、不安を抱えた今日を表現しているものでしたから。いくつかのストーリーを重ねて、人間の孤独が描かれています。

“眠りの森の美女”は、私が見たのは1997年ですから、今回のものとはどこか違っているでしょうし、バレット・ターゲ(バレエの日々、バレエ週間)で見てまいりますから、その時に。
(S)


5月28日
ジュビリー・ガラのプログラム発表。
ケヴィン・ヘイゲンのテーマとヴァリエーションが最初(飛行機が定時に着きますように)。Birth-Dayはザビーネとマドセンがやってくるー。
そして、ニジンスキー・ガラのプログラム発表。
三部構成で、
第一部はシェイクスピア関係。特筆すべきはジジとグーダのオテロ!!!!! ワーオ!!!!!
第二部はお気に入り篇。バランシン、友人、旧友、別れ。エリザベスとのお別れ。でもヨセフの伝説で有吉さんがヨセフ。そしてOpus100で2人のイヴァンとケヴィンとサーシャ。
第三部はマーラー・シリーズ。
ゲストも豪華。でも私の心は晴々としないのです。“ヴァスラフ”がないのです。期待していたのになあ。
(S)

5月25日
バレット・ターゲのErste Schritte の内容の情報が現地特派員(?)Kさんから入る。力強い応援だ。

Kさんによると
《今回の公演は、ハンブルク・バレエ学校の生徒だけでなく、パリ・オペラ座バレエ学校やトロント・バレエ学校(カナダ国立バレエ団の付属の学校のことかしら)の生徒も参加このこと。楽しそうな気配。ヨハン・ステグリもシュツットガルトのソリストとシンデレラ物語のパ・ド・ドゥを踊るとのこと。》

また、ジュビリー・ガラはシュツットガルトからはオネーギンの第三幕、NDTからはNDTVの出演でBirth−Dayとのこと。NDTVの出演はとてもうれしい。これらは各バレエ団のオフィシャル・サイトに載っていました。
さて、もうひとつKさん情報ですが、
《ケヴィン・ヘイゲンの“テーマとヴァリエーション”(なんだかバランシンみたいです)が、バレエ学校の2年ー8年生によるものなのだそうですが、ジュビリー・ガラで踊られるかもしれないとのこと。》
いいニュースです。

4月28日(水)
少しづつだが更新を入れていく。目標を来年の日本ツアーの演目に絞り、レパートリーを充実させよう。
(S)


4月16日(金)
やっと、ハンブルク・バレエ団のファンサイトのホームページを立ち上げた。
ちょうどバレエ団のホームページでも Ballet-Tage(バレエの日々)のキャストが発表される。イヴァン・ウルバンが、オデュッセウスとテレマコスの両方をやるのは大丈夫だろうかと、少し心配。でもイリとオットーの戦争をハンブルクの人々に見てもらえるのはとてもうれしい。2000年の世界バレエ・フェスティバルのガラでの踊りは本当に素晴らしかったですもの。
(S)