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全20話を観終えた。(師匠:キム・ホンド、弟子:シン・ユンボク)
全体的には、評価するが、疑問に思える点等印象を以下羅列する。一度限りの通しでの観賞の印象なので、
疑問については、見誤った指摘である危険が大いにあるが、あえて記載する。
@(疑問)本当に些細な点だが、19話で、チョンヒャン(愛人)とユンボクが別れる船場で、帆船への渡し板がなかった。
どうやって舟に乗り込むのか???
実際に舟に乗った場面がないので、渡し板を用意しなかった?のだろうか。
(後日再度場面を確認する必要がある。私が見落としたのかもしれない。)
A(疑問)ホンドだけでなく、他の誰もが、ユンボクが、女人であると、気がつかなかったのだろうか。ホンドは終盤では気がつくが、
捜していた友人の娘であるユンボクの面影に、全く気がつかなかったのだろうか。10年に別れたのではあるが・・・。
B(評価)大画員は5人の大画員の肖像画のそれぞれの1部分に、先王の顔の部位を書き残し、5人のその部位を全部合わせれば、 先王の顔になるという肖像画の秘密の設定には、驚かされた。その発見から2人が先王の肖像画を合成しようとする過程は圧巻である。
C(評価)殺人犯の似顔絵を『顔のない肖像画』で残した。なぜ顔を描かなかった??? 結果、肖像画は出来上がっていて、顔の上に紙を 何重にかに漉いて隠していたという仕組み(厚い紙の真相)にはうならされた。
D(疑問)Cで顔を隠したメッセージを残したが、この作業には時間がかかる。いつ描かれたのだろうか・・・。
つまり、殺されたユンボクの父が犯人像を描いたのだが、殺される以前にCの処理をしていたはずである。
とすれば、事前に犯人を知っていて肖像画を描き、さらに、顔を紙漉きで被い隠したということになる。
ストーリーの中での重要な説明場面を見落としたのだろうか・・・。
E(疑問)ユンボクが、父(ソ・ジン)から聞いた記憶で書庫の棚から選んだ、2点の拙い絵から、殺人を指示した犯人の名前を解き明かしたのだが、
その敬意は、神がかりである。
父が殺される前にヒントの絵を描き、その保管先をユンボクに伝えていたということだろう。
F(疑問)大罪を犯し、断罪の刑が赦免になったとはいえ、余りにも簡単に現役復帰できるのには、筋に無理があるのではないか。
G(疑問)10年経った犯人の刺客(女人)は、登場人物として、その描き方があまりにも軽すぎるようだ・・・。登場回数もほとんどない。
H(評価)王様がイ・サンである。先のドラマ『イ・サン』とは、違う物語が描かれている。どんな時代であったのかと興味が湧く。
(11/07/28)