琉大民俗学研究室ってこんなとこ



 私が在籍している民俗研究室は、私らが第1期生になるので、創立4年目でまだ新しく、活動内容・方針などは指導教官先生方が、日夜がんばって模索中です。
 研究室はゼミ生のたまり場として提供してもらっています。蔵書はなかなか豊富だし、最近はハイテク機器(?)も充実してきてます。



ゼミ室はこんなところ

研究室では、各年次のゼミ授業、民俗学研究の授業、民俗学研究会に使われるだけでなく、レポートを書いたり、ゼミ発表の準備をしたり、まじめに勉強しに来る人もいます。また、研究室にはやたらと酒ビンが転がっていて、いつの間にか飲み会になっていたり、たまに鍋を企画したりします。
 研究室は語り合いの場としてだけでなく、ここにはたくさんの文献やビデオなどの資料が置いてあり、パソコンやデジタルビデオカメラも揃っているので、(タバコ臭くなければ)すばらしい環境だと思います。



ゼミの人々とその活動

年次人数活動内容・・・
2年次4人 前期は夏休み中の実習に向けて準備を行う。そして実習でフィールドワークとは何か思い知った後、後期に報告書『シマ』作成に苦しむ。 これからの成長が楽しみ(専攻選択確定が3年次なので、現段階の実習参加者)。
3年次10人前期は毎週割り当てでゼミ発表をする論文研究。夏休み中の実習には自由参加。後期は卒業論文ゼミに突入。 去年の座間味島での実習を終え、一皮剥けたであろうと思われる。
4年次9人
卒論。就職活動や進学、実習、卒論調査などで多忙を極めているハズ。

1年次
2人雑用。修士論文。現在の研究室を実際に動かす人たち。

2年次
3人修士論文。書けるのか?
※平成14年6月現在。
※上記の人数は休学中の4名(?)を含んだり含んでなかったり。


現在、ゼミ生の多くが行政調査を請け負っています。
大里村調査・・・4年次の有志。
名護市民俗地図作成・・・3年次・4年次・院生の有志。
糸満市史・・・院生の有志。

掛け持ちの人も多く、あまりの多忙ぶりには涙を誘われます。
「有志」って言うあたりが怪しいんですが、つまり、研究室に良く来る人ほどいろんな調査を任されるってことです。一方、滅多に研究室に顔を出さない人もいたりします。別にイジメてたりはしません。勿論。

新入生の中には「あの人って『民俗』っぽくないよね」と周りから表現される人が出てきて、大抵予想通り研究室に顔を出さなくなります。
研究室に来ない人ほど就職できるという法則が見えつつあります。


※実習についてはこちら
※修士課程についてはこちら



指導官紹介

赤嶺政信教授

 主な研究のテーマはキジムナー、久高島、家について等々、紹介し切れませんが、著書に『シマの見る夢―沖縄民俗学散歩』(ボーダーインク社1998)が あります。指導方針は基本的に学生の主体性の任せる(野放し)ということですが、当然いい加減なことしていると厳しいらしいです。このホームページの存在を知られるのが怖いような気もする・・・。

 

鈴木寛之助教授

  鈴木先生は平成14年度から熊本大学に移られました。私たち学生にとってとても頼りになる先生で、これまで民俗学概論はもとより「うわさ話」「妖怪」等々、柳田民俗学から現代民俗学まで、そのおもしろさをたくさん教えて頂ました。これからの更なるご活躍をお祈りしています。



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