福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
第163回 第165回→

第164回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日 時 2021年 8月26日(木)  10時00分~12時00分

場 所 ZOOM利用によるオンライン開催

   参加者     旅行を考える会:孝浩 父の夢:古川 おおぞらの夢:岡崎 手をつなぐ親の会:佐藤
            ILセンター:長澤 ボネール:谷野 なのはなの家:佐野 静心園:菅野 ろんど:丸子
            もちずりワーク:千葉 大萱荘:渡部 きらら:黒田

   配布物     [メールでの事前配布]
            ①第164回定例会次第     ②第163回定例会報告
            ③16次アンケート案(修正版 個人・事業者・市町村)

議 題
○福島障連協の会員の現状について
  会員数;50

○報告事項
① 第163回定例会報告書について
 ⇒事前配布の内容で、訂正・修正を要する箇所なし。
② 伊達市宛て「新型コロナワクチン接種に関する要望」の提出について
 8月10日障連協としての要望として孝浩さんにより提出済み。当事者目線での要望に対し、共感を示
してくれた印象。要望に対する回答は9月10日までに書面にて障連協会長宛に郵送。

○ワクチン接種の進捗に関する情報
岡崎[おおぞらの夢]
 伊達市に対する障連協からの要望に関し、伊達市からの利用者より謝意の表明あった。
渡部[大萱荘]
 利用者・職員とも8/22(日)に2回目1班の接種終了。一週間後8/29(日)に2回目2班の予定。これで完了の見込み。
佐藤[手をつなぐ親の会]
 市への要望に対する答えが伝わってきていない。集団接種会場にしても個人医院での接種にして
も、それぞれ環境面との兼ね合いなどで困っている会員がいる。オンライン環境のない方など、予約の
時点から困っている。3回目の接種も話題になりつつある中、明らかになった課題点をクリア出来てい
ければと思っている。
岡崎[おおぞらの夢]
 福島市に対する伊達市と同様な要望書が必要かと思うが。
⇒ 渡部[大萱荘]
 伊達市への提出に先駆けて提出済み。内容について更に必要なものがあれば、改めての提出も考
えている。現在のところ、まだ要望に対する市の具体的な対応は把握できていない。
古川[父の夢]
 福島市への提案を続行中。会場レイアウト案が非公式ながら提示されたところだ。イメージとしては
、接種を受ける側は会場内定位置で待ち、そこを医師・看護師が巡り、予診と注射を行う仕組み。パー
テーションで区切る6つのブースがあり、利用事業所ごとにまとまって接種を受ける。また、横になって
接種できる、或いは個室で接種できる環境も用意されるようだ。

接種日は9/5(日)と9/26(日)の両日午後。福島市障がい福祉課 菊池氏がとりまとめをしており、諸々細かい情報とともに、決定次第窓口となった事業所に連絡するということ。
福島市で把握した希望者数は40事業所75名。もちずりワークの嘱託医を筆頭に精神科の医師に協力いただく。医師側が移動して接種を行うという特殊な方法をとるため、重複接種などへの対策も検討されている。改めて事故防止についてお願いしておいた。

○協議
① 令和3年度研修会について
孝浩[障がい者の旅行を考える会]
 コロナ・防災どちらもタイムリーなテーマと考えるが、防災に関しては少しずつでも整備が進んでいる
。未知の脅威であるコロナに関してテーマを絞った方がいいか。
渡部[大萱荘]
 次回にてテーマの最終絞り込みでよいか
古川[父の夢]
 父の夢では感染者発生を想定してその搬送や他の利用者への対応について訓練を行った。結果
は散々だった。発生してしまうことが現実視される状況であり、ここらで事業所としての対応について
専門家からアドバイスをもらう場面は必須か。その他にも、数多い疑問点を改めて確認する機会に。
感染予防というより、発生してしまった場合のことに関して知恵を得て行く必要がある。
岡崎[おおぞらの夢]
 現実、福祉事業所のクラスター発生も多い。そう言った事業所の失敗談を聞き、それをもとに今後の
対策に有効な情報を得る場にできないか。
佐藤[手をつなぐ親の会]
 全国の手をつなぐ親の会に目を向ければ、クラスター対応事例などの情報はあるものと思われる。
当たってみる。
黒田[きらら]
 福祉施設で…という括りの中では、圧倒的に事例は少ないうえ、保健所等の専門家にしても、福祉
施設の内情がどうなのかについてはイメージできていないようだ。専門家として依頼するなら、経験の
蓄積に着目すべき。
渡部[大萱荘]
 引き続き皆様からの提案をお願いする。

② 第16次アンケート調査について
 個人用・事業者用・市町村用 各アンケートについて第163回定例会中にて指摘のあった部分につ 
いて修正を加えた。
○個人用
 ・問5-(4)-② に「外出」の選択項目を追加。
 ・問9については(5)の設問文に「協定締結」の旨追記。
○事業所用
 ・問2「平成30年度」の表記誤りを「令和3年度」訂正。
 ・問13として、令和3年度報酬改定に関する質問として、6つの主軸に対する自由記述欄を追加。なお
、これに関しては、記述内容がどの項目に対するものか判りやすくするため、チェックボックス右隣に番
号をつけることになる。
○市町村用
 15次アンケート報告書と合わせて59市町村に依頼する。

◆ 9月定例会にて依頼文までの内容をお示しし、確認いただく。10月いっぱいの中で調査を実施して
ゆく。

○情報交換
岡崎[おおぞらの夢]
 屋内での少人数レクリエーション活動を実施。ワクチンは職員ほぼ全員終了。利用者は8割弱が一
回目を終えた。
 お盆休みが明けてリズムを崩している利用者が居り、対応中。
丸子[ろんど]
 職員2回目の接種終了。7名の職員中5名が副反応で休むなどあった。利用者は9/5と9/26の接種
枠で3名が接種すれば、ほぼすべてが終了。
 法人内GH利用者の就労先で陽性者が発生し、今日から3日間出勤を控えている利用者あり。その
方は法人内地域活動支援センターの利用あるため、PCR検査で陰性確認の要あり。
 身近に迫ったコロナの脅威に対して研修テーマとして意見のあった、陽性者が発生した場合の対応
について知ることが出来る機会はぜひ欲しい。
長澤[ILセンター]
 運営会議は中止とした。蔓延防止等重点措置の対象となり腰の浜会館の貸し出しも受けられなくな
った。今月も運営委員会は取りやめとなるか。広報紙「こすもす」の編集作業進めている。
千葉[もちずりワーク]
 お盆中、感染拡大地域からの来客があった利用者には休んでいただいた。突然の発熱でPCR検査
受けた利用者がいた。結果はカゼという事だったが不安は大きかった。ワクチン接種は高齢の保護
者などは予約で苦労したが、ほぼ予約完了。9/5と9/26の特設枠で接種の方は1名のみ。副反応の
倦怠感などで生活リズムを乱した方もいた。
 施設としての活動は、感染者増加や接種後の職員の休暇などもあり、施設内で可能な活動のみ。
菅野[静心園]
 ワクチンは8/16で利用者職員とも終了。重篤な副反応はなし。職員が濃厚接触に該当し現在
PCR検査の結果待ち。これまで3食とも居室配膳の対策だったが強化を余儀なくされ、職員はフェイス
シールドとN95マスクを着用。脅威が迫っていることを実感している。けやき祭は中止。いも煮会も施
設内のみで実施。
 県主催の「障がい者支援施設等における新型コロナ感染症対策研修」と題したZOOM研修受講した
。福島県立医科大の金光・中村両教授の講演だった。感染疑い者・感染者が出た場合の施設の対応
についてもお話をいただいた。研修のテーマ設定、或いは講師依頼の参考になればと思う。
谷野[ボネール]
 ワクチン接種は7/29で全員終了。チャリティーコンサートなど行事は中止。地域のイベントが減少し
たことで、結果としてポスティングの仕事も減るなど、巡り巡っての影響を感じている。
 とある利用者の眼科手術の一件から、精神障害に対する偏見を目の当たりにした。東京など最も大
変な状況下の経験事例を聞くことが出来るのはよいと思う。一方、地元でも相馬市などは予防対策
、ワクチン接種ともに効果的に進めている。施設に対する行政の対応など知人に尋ねてみる。コロナ
発生時の施設としての対策など考えてみたい。
佐野[なのはなの家]
 コロナ感染拡大を受けて用心のため、期間未定の休みになった方がいる。多くの利用者はワクチン
接種を済ませたが、予約が取れない方もいる。副反応で一週間お休みとなった方がいたがそのほか
の方は元気に通っている。イベントはやはり出来ない。
佐藤[手をつなぐ親の会]
 県手をつなぐ親の会連合会。伊達市令和4年度予算への要望事項として生活支援拠点の整備はじ
め、災害時避難所の整備などについて、要望を自民党県連に提出。
 災害時の避難所に関して、機関紙『ふきのとう』にNCVアリーナ2階フロア避難所の様子がわかる写
真を掲載した。また、情報伝達についても福島市が頒布した個別受信機には、逐次情報が届いていた
ようで、対策の前進が確認できた。
 研修テーマについては、いわきで発生した障がい者施設での大規模クラスターについて、手をつなぐ
親の会いわき県連を窓口に情報収集をしてみる。
古川[父の夢]
 蔓延防止等重点措置の適用下につき、少人数でのドライブ行事等実施していたが、9/12までは見合
わせる。研修や会議なども主催側と協議し延期や中止にしている。
 コロナ用心のためのお休みや副反応でのお休みは、電話相談支援として連絡等していれば、通所
扱い出来る旨市役所に確認済み。これは接種日当日も対象となる。
孝浩[障害者の旅行を考える会]
 相馬市モデル。伊達市でも参考にと話しはした。行政府それぞれの考え方もあるということまでの話
だった。ただ、伊達市新型コロナウイルス対策課課長 佐々木氏 福祉課課長佐藤氏 係長渡邉氏とも
快い対応だった。障連協としてのこの関係を大切にして行きたい。
 引き続き会員からは旅行の再開について問い合わせがあるが、「今年はない」と伝えている。
黒田[きらら]
 行事は9月に外出系の行事を予定しているが慎重に判断していきたい。ワクチンの副反応は1回目
でも明確に症状出る方居り、注意深く見守る要ある。
渡部[大萱荘]
 利用者の副反応について、倦怠感や頭痛などは表現できない方も多く観察に際し注意喚起した。副
反応についてはやはり人それぞれという印象。行事に関しては縮小せざるを得ず、利用者にも辛い思
いを強いてしまっている。

○その他
佐藤[手をつなぐ親の会]
 伊達市地域生活支援ネットワーク進捗は?福島市在住の方には事業所を通してこの事業への登
録に関する動きがあったが、飽くまで福島市在住の方々のみ。伊達市でも進めて欲しいが。
推進に関する検討会などの召集にあたっては当事者の参加持ち掛けがあると思うが、そういう流れを
起こす意味で働きかけなどして欲しい。
孝浩[障害者の旅行を考える会]
 要望書提出の折にはその点について触れられることはなかった。発動への働きかけだが、折を見て
行っていきたいが、部会等はこのコロナ禍により召集に二の足を踏んでいる様子もある。
佐藤[手をつなぐ親の会]
 伊達市はじめ、桑折町国見町などでは、災害時の避難登録者に対してその情報がどのような形で伝
えられているのか。また、個別避難プランの整備は進んでいるのか。
佐藤[手をつなぐ親の会]
 その部分は前年度から強く要望している。あまり進んでいるとは見ていない。

佐藤[手をつなぐ親の会]
 (きららにおいては)保護者会会長として各市町からの情報を利用者に提供し、登録申請用紙を配布
してようやく登録に至った方が数名。市としても積極的に動いてほしい。

孝浩[障害者の旅行を考える会]
 渡部会長とともに、障連協として要望を伝える。

次回 第165回定例会;
       日   時   令和3年9月22日(水)10:00~11:50
       会   場    ZOOM利用によるオンライン開催とする。


                                                     以  上
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