福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
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第166回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日時 2021年10月21日(木)  10時00分~12時00分

場所 ZOOM利用によるオンライン開催

参加者      父の夢:國分 おおぞらの夢:岡崎 手をつなぐ親の会:佐藤 ろんど:丸子
           けやきの村:佐藤 静心園:菅野  ボネール:谷野  なのはなの家:佐野
          大生信夫の里:木戸 もちずりワーク:千葉  ぽけっと:吉田
          旅行を考える会:孝浩 大萱荘:渡部 きらら:黒田

配布物      ①第166回定例会次第     ②第165回定例会報告
          ③伊達市『災害発生時における福祉避難所設置運営に関する協定』の
           締結に関する会見資料
          ※情報交換において孝浩さんから提示 ⇒ 定例会終了後にメールにて配布

議題
○福島障連協の会員の現状について
会員数:51

○報告事項
① 第165回定例会報告書について
⇒事前配布の内容で、訂正・修正を要する箇所なし。

○協議
① 令和3年度研修会について
今後、講演依頼の内容について、今後障連協3役および手をつなぐ親の会佐藤様と協議して行く。なお意見等あれば引き続きお寄せいただきたい。オンライン研修の形態も始めてなので、その辺についても又村先生との打ち合わせを要する。これまでの例だと、又村先生がホストとなり、参加者は招待というかたち。参加者について事前登録などの手続きもあるはずだが、今回の研修会は参加者の制限は設けるのか?
ホスト側からの人数制限等もあるか。会員事業所とそこに関係する方々に限定する方向とはなるだろう。

② 第16次アンケート調査について
実際にアンケートを配布したが、事業所用 問3の質問文に誤りがあった。書き出し「2019(令和元)年10月から算定…」となっていたが、正しくは『2020(令和2)年』であった。(ボネール谷野様からの指摘。朱書き訂正で配布していただいたということ)
個人が回答するにあたり、質問内容の理解が難しいことや、問われている事とご本人たち目前の現実をどう紐づけして答えるか…など、支援者の噛み砕いた説明が必要だった。
代理で回答しようとする保護者も同じような理由で、止む無く無回答という事例もあった模様。
このアンケの趣旨としては、一つ目が利用者目線で見たとき制度がどの程度有益なものか、また不足しているものはなにかを把握し、行政への働きかけのもとにできること。もう一つが、福祉避難所や災害時要援護者登録など災害時の支援体制など、行政の新たな取り組みについて知っていただくこと。我々支援する側は、制度や仕組みについての理解を深め、利用者に正しく説明できることも重要な役割と考える。
少々難解なきらいはあるし、設問が増した結果、文字が小さくなってしまっているなどは改善要するか。設問自体は、同じ内容の質問を継続して、その蓄積データの分析という目的に基づいたもの。

③ 第167回定例会日程について
11/25(木)予定 ⇒ 11/26(金) に変更となる。福島市特別支援学校 五校協議会主催『令和3年度 障がい福祉サービス事業所と保護者の意見交換会』が予定されており、幾つかの会員事業所も参加のため。

○情報交換
佐野[なのはなの家]
11月からインフルエンザ予防接種始める。アレルギーなどで希望しない方も一部いるが、希望者は多く昨年並み。
菅野[静心園]
前々回の情報交換の中で、職員の濃厚接触者発生をお伝えしたが、結果陰性だった。昨日インフルエンザ予防接種(1グループ目)を終えた。来週2グループ目を予定している。巷の感染者の減少はあるものの、外出・外泊の自粛は続行。しかし、そう言った状況で負担の大きい利用者には認めている。
谷野[ボネール]
コロナワクチン接種は終えたが、ワクチン接種後の感染事例や第6波も心配。カフェは感染対策認定店の認証を受けるにあたり衝立が必要も、価格は高騰し納期も遅延の状況。確保に苦慮している。インフルエンザワクチンの接種については、個人ごとに始まっている。感染者の減少を前に忘年会の話題になっているが、食事の場面は高リスクであり、会場選定と会の持ち方を慎重に考えながらの開催になるか。その他の行事についても弁当を楽しむとか散歩など、少しずつ始めている。コロナ禍が明け、皆で活動を楽しめる日が待ち遠しい。
アンケートは利用者の方々の帰り際など、説明のしかたを工夫して回答してもらっている。

木戸「大生信夫の里」
10/1からGH定員29名で始動。男女ともに入居希望者募集中。就Bはトマトの苗生育良好。販売も順調。コロナの関係で地域とのつながり限定されていたが、感染拡大が落ち着いた状況を見ながら外部の方を受け入れている。昨日は地区の民生委員の見学に対応。月末には聴覚支援学校PTAの見学も受入れ予定。生活介護のスペース拡充し定員増を見込んでいる。GHと併せて利用の相談お待ちしている。
千葉[もちずりワーク]
健康診断を実施した。実施当日前2週間以内に37℃以上の発熱で受診見合わせの要請など、制限の条件は例年にないものだった。実際にそれに該当した方もいた。
コロナワクチンは利用者1名職員2名が済めば完了。インフルエンザ予防接種はワクチン供給量僅少の情報で多少混乱気味。早い接種はよいが、流行期に効果が望めるのかの心配がある。
活動は人の少ない場所を探して小グループで出かけたりしているが、思いのほか幼稚園児・保育園児など人出が多いこともある。ただ、気晴らしにはなるようであり、続けていきたい。
農地での作物収穫も、例年開催していた感謝祭ができなく、関係事業所に支援していただいた。感謝申し上げるとともに、まだ産品あるのでご希望あればお知らせいただきたい。
佐藤[けやきの村]
コロナ対策については静心園と同様で継続。利用者の外出は職員同伴での買い物外出程度。個人の外出は控えていただいている。いも煮会も施設内で、なおかつ入所の方、就労の方、通所の方のスペースを分けて実施。インフルエンザ予防接種は今後実施していく。
11/26の定例会は、施設の指導監査のため、わたくし佐藤と舟山理事長欠席とさせていただく。
孝浩[旅行を考える会]
伊達市から好いニュースあり報告する。10/8付けで『災害発生時における福祉避難所設置運営に関する協定』に関する記者会見資料(※)入手。9/22をもって協定締結の施設が増え、これまでの11施設から、新たに7法人9施設が加わった。受け入れ枠は30名程度から60名に増加。障連協の取り組みが実を結び、「通い慣れた施設を避難所に」という要望が受け入れられた。
我が会の動きとしては、感染者の減少に伴って、特に県北の会員から企画再開の希望が聞かれるようになってきている。しかし、会としては第6波がないことを祈りつつ来春に何とか再始動できるかを見定めたい意向を伝えている。ワクチン接種完了とかPCR検査必須での企画参加など条件を設けながらの再始動を探る必要も考えはするが、現時点では慎重姿勢を継続。
吉田[ぽけっと]
10/7・8コラッセでのエコクラフト展示会を開催。今回で26回目。例年エコクラフト講習会というワークショップを開催していたが、コロナ禍で会場設定困難であり展示会と販売のみ。しかし、リピーターの方やfacebookで繋がったお客さん等が多数来場下さり盛況だった。来年4月にも実施予定であり、そこではワークショップを開催したいと考えている。10/31には『いきいきふくし秋祭り』に参加予定。工作体験コーナーに参加なのでよろしく。
アンケートは利用者自身での回答は難しく、職員と一緒に書いていただいている。今月中にお届けしたい。ワクチンは全員完了皆さん元気で通って下さっている。
渡部[大萱荘]
10/31と11/3にインフルエンザ予防接種実施の予定。コロナワクチン接種は希望者全員終了。
佐藤[手をつなぐ親の会]
10/4に会報『ふきのとう』を発送。10/18には『福島市手をつなぐ親の会学習会』の案内発送。内容は ①災害時要援護者登録制度について ②相談支援専門員による計画相談の支援について ③福島市障がい者地域生活支援ネットワークの登録について。会員へのアンケートでこれらについて知らない方が多数だったことを受けてのもの。制度の中身や重要性について、また登録のしかたなどを知ってもらう。11/15 10:30~12:00コラッセふくしま3階企画室に於いて開催。また「日中参加が難しい」の声を受け夜の部も設けた。こちらは11/27 18:30~20:00チェンバおおまち3階会議室で開催。問い合わせは事務局まで。
送付物には10/31の衆院選を前に、投票に関する案内なども同封している。マスク着用困難な方の投票所への入場等々、憂慮される部分については、事前に選管に確認済み。ぜひ投票に臨んで欲しい。
コロナ感染者減少しており、学習会開催に先駆け、集合型での理事会を予定している。
國分[父の夢]
10月に入り外出の機会を設けるようにしている。今日はあづま運動公園に銀杏拾いに出かけている。人気のない場所を選んで午前中の中で実施。皆さん表情もよく落ち着いて過ごせるなど効果はやはり大きい。
インフルエンザワクチンは出来るだけ接種していただくよう利用者にお勧めしている。
内部研修としてコロナ感染疑い者発生を想定した対応を協議した。実施したシミュレーションで見えた課題を整理してマニュアルに反映させるなどした。併せて、利用者・職員ともそれぞれ個別の事情での接触事例や感染拡大地域への移動などがあった場合、事業所としての対応はどのようにすべきか、市・保健所等の判断を仰いだ。事実があった時点から5日間様子観察の後PCR検査で陰性が判れば利用・出勤は可能との判断だった。事業所として今後それに基づいた対応をしていく。
岡崎[おおぞらの夢]
コロナ対策は同法人「父の夢」同様の対応をとって行く。コロナワクチンの接種はほぼ完了している。インフルエンザ予防接種は11月後半に職員に対して実施予定。活動は小集団で人気のない場所への外出としている。
ニコの夢において、この1ヶ月中にアクシデント2件あり。ともに通勤中の事例。バス通勤中における他乗客とのトラブルと、自転車通勤中の衝突事例。通勤中の事例であり、事業所に責任はないとされるが、事業所として出来得る対応はとったところ。
情報のひとつとしてお伝えしておく。4月からスタートした「福島市障がい者地域生活支援ネットワーク」について実際の利用状況を市に問い合わせた。今年度上半期の利用状況は6名。うち5名が知的障がいの方。身体の方が1名。概ね2週間程度の受入れだったようだ。ご家族の入院が理由とするものが殆どだったが、虐待を理由とする事例もあったということ。
日本知的障がい者福祉協会の取り組みで「障がい福祉ふれあい作文コンクール」作品展の応募作文を読む機会があった。その中に渡利小学校児童の作文があり、「りんごっこ」での経験を“たいへん貴重な体験だった”と綴っていた。素晴らしい体験の機会を提供して下さった[ぽけっと]の吉田さんに、お礼も込めてお伝えしたかった。障がいのある方への理解促進のために今後もよろしくお願いしたい。
丸子[ろんど]
運営懇談会を開催。拠点の移転新築について告知した。移転の時期や建物詳細については今後の進展に応じて追知。設計に関しては[ボネール]阿部様にアドバイスをいただくなど、お世話になっている。
活動としてはコロナの影響で縮小せざるを得ないなか、「利用者研修」という名目でボネールさんのカフェ「raku-raku」さんにお邪魔し、見学と食事をさせてもらった。2グループ目も参加募っている。コロナ感染者の減少を踏まえ、地活[ひびき]と合同での芋煮会を計画している。忘年会に関してはアンケート実施しその結果を踏まえて検討する。
アンケートはやはり理解が難しい方もおり、1名1名職員が口頭で補足説明しながら回答してもらっている。
このところの活動は内職作業減少も、除草などの屋外作業の依頼は増しており、結果収入増に結びついている。内職作業の受注は徐々に持ち直している状況。作業量増も納期は変わらずの状況で作業延長の対応もしながら頑張っている。
黒田[きらら]
10月下旬に外出系の行事を実施した。インフルワクチン接種は11/11にきらら内に於いて希望する利用者と職員を対象に実施。コロナについてはワクチン接種が進み感染しても無症状であるという背景もありうると考えられる事もあり引き続き注意か。
利用者の健康状態把握のために行っていた健康診断だが、ここ2年間実施できていない。ご家族のご協力を得ながら、採血データなどを提示いただくなど、できることを行っている。

次回 定例会
        日   時  令和3年11月26日(金) 10:00~11:50
        会   場  ZOOM利用によるオンライン開催とする。

                                                     以  上
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