福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
←第167回 第169回→

第 168回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日   時    2021年12月23日(木)  10時00分~11時30分

場   所    ZOOM利用によるオンライン開催

参加者     父の夢:古川 おおぞらの夢:岡崎 手をつなぐ親の会:佐藤 ボネール:谷野
          なのはなの家:佐野 大生信夫の里:木戸 ぽけっと:高橋 ILセンター:長澤
          もちずりワーク:千葉 旅行を考える会:孝浩 大萱荘:渡部 きらら:黒田

   配布物       ①第168回定例会次第  
               ②第167回定例会報告

議題
○福島障連協の会員の現状について
会員数:51

○報告事項
① 第167回定例会報告書について
▪ 訂正を要する記載あり
訂正① 報告事項②伊達市『個別避難計画』作成の前進についての文中において、手をつなぐ親の会佐藤様の発言に関して『相談支援員がついている場合、避難への支援などがあるのか?』との記載について誤解を招く表現であったことから、
『相談支援員がついている場合、避難計画作成への支援などがあるのか?』記載に改め。
訂正② 『福島市は一部の観光宿泊施設なども避難所として開所することになっている。必要に応じ個室の提供もあるということ。有事には行政区の境を取り払った対応が実現すればと思う。』
の記載に関しては、個室の提供に関しては医療的ケアの必要な方など一部に限定且つ事前登録済みの方に限るということ。担当は福島市役所危機管理室である。

○協議
① 令和3年度研修会について
開催日時 令和4年2月24日(木) 10:00~11:50まで
開催形態 ZOOM利用によるオンライン開催
テーマ 「コロナ感染症発生時の対応と対策」
準備 今回の研修テーマに関する質問事項等、事前に集約し又村氏にも周知。講義の中でその各項についてもお話しいただく。
会員に対し「別紙質問記入表」配布し、事業者ごと、業種ごとの事情を踏まえた質問事項等について集約する方向。1月中に集約進める。(既に“研修会要綱”と“質問記入表”は配布済)
ZOOMのホストについては又村氏とし、会員が招待を受けるという流れで依頼している。研修資料についても、事前に又村氏からの配布を受けつつ参加となる見込み。
研修の参加については会員のみ。

② 第16次アンケート調査について
アンケート回答数 個人 480
市町村 42
事業所 25
1月末までに分析も含めた報告書作成したい。

○情報交換
長澤[ ILセンター」
12月15日『福島県障がい者自立生活推進連絡会』を1年ぶりに開催した。提言書提出に向け、どのように進めるかを協議した。郵送という形に決定。
広報誌『こすもす』作成中。ILセンター代表角野のご挨拶、保健所からの連絡などの記事となる。記事少なめであり、イラストなどを添えながらの発行となるか。ご了承願う。
高橋[ぽけっと]
12/4(土)~12/5(日)に開催された福島市福祉作品展への出展はなかった。だが、作品展会場そばのロビーで行われた販売会にのみ参加した。
黒田[きらら]
福島市福祉作品展に出展し福島市福祉事務所長賞を受賞できた。明日に控えたクリスマス会ではご利用者皆さんに楽しんでいただけるものと思っている。
これまでの感染状況の落ち着きから年末年始の人の移動への対応は慎重に判断する必要あるか。

佐野[なのはなの家]
12/29~1/3冬休みとする。コロナ感染状況が落ち着いている中。これまで勤務の形態をシフト制にしていたものを、全員出勤にしようと検討中。
木戸「大生信夫の里」
12/7開所5年を迎えた。開所当時からの皆様のご協力に御礼申し上げる。節目の年を迎え職員一同気を引きしめてサービスにあたって行きたい。
生活介護職員、先日父の夢に見学お邪魔した。事業所について丁寧にご案内いただいた。参考になること沢山あり、今後現場に活かしていきたい。
福島市福祉作品展参加と同時に就労製品の販売も行った。トマトと併せ加工品のジュースとジャム販売のいい機会となった。多数お買い上げいただけた。
月末から福島市障がい者地域生活支援ネットワーク事業に係る緊急利用者1名受入れた。帰宅することは難しい方で、12月半ばそのままGHに正式入居となった。
親の会の勉強会にも参加した。来週通所事業所では避難訓練予定。27日実施。
谷野[ボネール]
コロナの感染状況が落ち着いたこともあり。これまで昼食は時間差でとっていたが、大きくとったスペースで同時に食事することとした。
忘年会を実施。対策徹底しながら、飯坂“花ももの湯”を利用して行った。今回入浴は無し。カラオケは「どうしても…」の希望で、会場を2つ借り、マスクをしながらのカラオケだったが、久々に皆楽しめたようだった。12/29~1/5は年末年始の休みとなるが、その間1日だけの開所日を設ける予定。
12/20には「ばんかた市」という販売会に参加した。そこそこの実績であり、クリスマス飾りの販路も獲得できた。カフェと共にご利用いただく場面が少し戻ったのは幸い。
第2ボネールについて、就労B型での事業開始で準備を進めていたが、伊達市内の生活介護事業所の少なさを踏まえ、生活介護事業所としてのスタートに方向転換し準備を進めている。
佐藤[手をつなぐ親の会]
11/15・11/27学習会開催できた。その中で実施したアンケートへの回答について、今後市役所・講師を務めた相談員・親の会役員において確認協議のうえ会員に回答する流れ。
『全肢連令和3年度東北ブロック地域指導者育成セミナー』に出席してきた。GH、生活介護併設GH、重度障害者医療的ケアの方のGH等々の在り方と運営の課題といった内容のセミナーであり、当事者というより事業者・法人向けのものだったか。事例として北海道伊達市の社会福祉法人伊達コスモス21の取り組みが紹介され、感心させられた。
成人式は1/9開催。昨年度の成人者も合わせて計38名をお招きする。市長が出席、4名の代表者に証書授与を行うこととなり、急遽各事業所へも出席依頼している。
毎月の署会議等に利用できる場所の手配に難儀している。このような状況ではあるが、会員の情報交換や悩みなどを吸い上げる場所として茶話会を催したいとも考えている。
古川[父の夢]
12/10『年末ジャンボお楽しみ会』を開催した。感染対策として集合の形態は避け、各班でZOOMを使いテレビの画面を通してお話が出来るようにした。
福島市福祉作品展に出展し、グループ作品が福島市長賞を受賞できた。作品展の様子についてはYouTubeにて動画で観ることも出来るようにしてもらった。「福島市福祉作品展」で検索すれば観られる。
年末年始のコロナ対策に関しては、先般の市長メッセージNo.41をご利用者にも配布し注意喚起していくつもり。
岡崎「おおぞらの夢」
12/17に父の夢同様オンラインでクリスマス会を開催した。午前は範ごとのお楽しみ活動。昼食はスペシャルランチをケーキ付でご提供。午後は「なりたい自分になる」と言うことで仮装大会とした。楽しんだ1日だった。
ニコの夢就労Bの農福連携作業は農閑期に入り畑の黒いビニールはがしなどと落ち着いた状況だったが、急遽ネギの収穫手伝いの依頼が入った。
1月に市の監査あり、書類の整備中。おおぞら・新おおぞら・ニコの夢それぞれご利用者にボーナスの支給が出来た。
千葉[もちずりワーク]
福島市福祉作品展に出店した。努力賞受賞の方おり、そのご本人だけ見学に出向いた。土日の見学については各ご家庭での対応にお任せした。年末に「一年を振り返る会」を実施予定。去年から飲食なしとしている。映像で一年を振り返るなどの内容。10月には野菜のご注文いただき御礼申し上げる。
下請けの作業が非常に忙しい状況。しかし、利用者の高齢化により求められる生産高の維持が難しくなっている。生活介護における作業受託の在り方に関して要調整の時期か。ただ、利用者の中には作業を生きがいにしている方もおり、悩ましい。
12/29~1/3までは休みとなる。1/4には早々に「新年を迎える会」を開催予定。

孝浩[旅行を考える会]
旅行同行のボランティア募集したところ20名以上が応募あった。伊達市からの3名分について18日~19日に行った。今日これからは福島交通観光が来年の旅行プランを携えての挨拶に来る。
伊達市の「個別避難計画」作成に関することとして、前回定例会での質問事項2点について確認
*上記報告事項「①第167回定例会報告書について」の記載訂正部分を参照
12/20伊達市役所に自身の避難計画を提出してきた。観光宿泊施設の避難所提供は伊達市としての取り組みはなかったようで、大條伊達市議に福島市の取り組み事例を挙げ要望として伝えてきた。

⇒これに関連する情報提供 手をつなぐ親の会[佐藤]
旅館等の避難所提供に関しては ホテル聚楽に確認したところ解放できるスペースはロビーであり、2月の福島県沖地震の際は飯坂地区の住民に対し避難受け入れ可能施設を告知するエリアメールが送信された経過がある。飽くまで地域住民全体に対して一時的に避難所場所を提供するというしくみかとは思うが、実現すればよいと思う。

災害時の電源喪失などにより、即座に生命に危機が及ぶ方もいる。また、排泄はじめ医療的処置などは広間のような場所では到底できるものではなく、そう言った部分への配慮に関して自身の例を挙げ事細かな部分への配慮を避難計画に沿えて提出してきた。自分の事例を突破口にして、入念な配慮が行き届いた仕組みづくりに繋がればと思っている。
12/16例年3月に開催していた「伊達市障がい者自立支援協議会全体会」だが、ここ2年は中止されていた。先日12/16に伊達市社会福祉課障がい福祉係長と会い、コロナ感染状況の落ち着きを受けて来年3月には2年ぶりの開催をとお願いしてきた。
渡部[大萱荘]
福島市福祉作品展への出展は行ったものの、ご利用者の会場への見学は今年も見合わせた。職員が会場で撮影した映像を観ていただいた。
年末年始の生活介護12/30~1/3まで休業。ご自宅への帰省は感染状況の安定を前に若干期間延長を判断したところ。オミクロン株の市中感染確認もあり今後の推移により制限の強化などもあり得る。帰省の実現に向けたご家族やご本人の期待を断ち切ることになるのは心苦しい限り。職員も対策は継続しているが、利用者へのそう言った制限と職員への行動制限の整合性にも配慮しなければならない。
明日はクリスマス会を開催する。年が明ければ新年祝い会が予定されている。
今年一年のご協力に御礼申し上げる。来年もよろしくお願いしたい。

次回 第169回定例会;
        日   時    令和4年1月27日(木) 10:00~11:50
        会   場     ZOOM利用によるオンライン開催とする。


                                                     以  上
ページ先頭▲

    福島県北地区障がい福祉連絡協議会  事務局
〒960-8057
  福島市笹木野字払川添23-1  (大萱壮 渡部 和哉)
TEL:024-591-2101  FAX:024-591-2102  Email:ookayasou@youkoukai.jp