福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
←第184回 第186回→

第185回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日   時   2023年 9 月 28 日(木) 10時00分~12時00分

場   所   ZOOM利用によるオンライン開催

    参加者      なのはなの家:佐野 父の夢:古川 おおぞらの夢:岡崎 大萱荘:渡部
              きらら:黒田  ぽけっと:佐藤 もちずりワーク:千葉  ボネール:谷野
              青松苑:野地 福島市手をつなぐ親の会:佐藤 大生信夫の里:木戸

    配布物      ① 第185回定例会次第
              ② 第184回定例会報告
              ③ 第18次アンケート調査票案(個人・事業所) 修正版

議題
○ 報告・確認事項 … 木戸
①福島障連協の会員の現状について … 会員数:51

②第184回定例会報告書について … 加筆修正箇所なし。(事前に修正済み版送信済)
 ・加筆部分(事業所用P4 問13)について、古川さんより説明いただいた。
  古川さん(父の夢)
  「生活介護 医師未配置減算について、 当初は問1のみであった。今年4月より医師勤務基準が
  毎月1回となったことにより(2)(3)を追加した。

(2)毎月1回利用者の健康管理をしているか? 毎月でなくても契約している事業所もあるが、そう
  いうところは、未配置減算の届出をしていれば実地指導の際に指摘は受けない。
  市に確認したところ、30事業所のうち、24は実施指導時に指摘を受けなかったとのこと。24事業所
  全部に医師が毎月来ているということではなく、未配置の届出を出している事業所には指導がな
  かったのでそれを含めた回答とのこと。
  毎月1回医師が訪問している数については、返答待ちの状態。
  福島市から出されているドクターのリストを見て30か所連絡したが、どこも「毎月の訪問は無理で   す」との返事だった。

(3))その理由
①嘱託医をさがしたがみつからなかった
②嘱託医の人件費が高いため
③嘱託医が多忙で断られた
④かかりつけ医をもっているので必要ない
⑤その他
 全国的には医師未配置減算していない。福島県では福島市といわき市のみ。他は毎月1回でなく
てもよい。
「探したが見つからなかった」等理由があれば、減算しないでもらいたいと要望したい。
カラーの夢も、医師が見つからなかったため未配置減算の届出をする予定。事業所側の実態に合
わせて欲しい。また、事業所が苦しむようなやり方はやめて欲しいと今後も伝えていきたい。」

・千葉さん(もちずりワーク)
 3月末に承諾もらい来ていただけることになったが、高齢の為、今年度のみの期間限定契約。
来年度に向け、新たに医師を探す作業に動かないといけない。医師会を訪ねてみようと思う。

・古川さん(父の夢)
 医師会にはすでに連絡済。「自分たちからは紹介できない」と言われている。福島市にも伝えたが、
「自分たちで探して」という回答だった。父の夢、おおぞらの夢、新おおぞらの夢でお願いしている医
師からも、「これ以上は無理」と言われている。

○ 協議
① 第18次アンケート調査票について
・ 送付した調査票で確定。
・ 回収・集計担当
  身体 なのはなの家  精神 ワークショップろんど  知的 大生信夫の里
  市町村:大生信夫の里(木戸)

  きらら(黒田さん)
  「市町村は回収が大変。返信くれない市町村もあり、その確認に手間取る。催促をする際に、
  担当部署で書類を探すなど市町村側とタイムラグが発生する。
  市町村ごとにメールアドレスをまとめたものがあるので、データを渡す(木戸に)ことは可能。」

  古川さん(父の夢)
  「市町村は、文書番号がふってあるものには回答することになっている。文書番号をつけて会長名  でだせば市町村は回答する義務がある。工夫してみてください。」
 
  岡崎さん(おおぞらの夢)
   「自由記述のまとめ、担当します。」

  木戸(大生信夫の里)
   「順次、配布、発送等に入りましょう。期限は10月31日とします。集計のお手伝いをお願いするか
   も知れません。その際はご協力お願いします。」

  渡部さん(大萱荘)
   「遅れても大丈夫です。集計、みんなで手分けをしてやりましょう。」

②  その他
・ 古川さんより、報酬改定について(経過報告)
1.食事提供加算
 継続事項だったが、3つの要件を出すことになりそう。
(1) 栄養士が献立を立て、栄養コントロールがされているか。
(2) 摂取量が管理されているか。全部食べたか、10分のいくつ食べたか等の記録をつける。
(3) BMIの記録。(月1回)
この3つを行っている事業所について厚労省は考えているようだ。
      
2.送迎加算
 継続していきたいことに変わりなし。4年度の経営実態調査し各事業所からのアンケート集計をして
いる。その結果をみて検討。継続はするが金額は多少変わるかも知れない。

3.物価高騰
 加算ではなく、利用報酬の中で対応していきたい。物価高騰(光熱費等)は処遇改善費では対応で
きない。処遇改善費は人件費のみ対応なので、物価高騰とは分けて検討。

4.就労B型の工賃
 平均工賃と地域社会貢献事業と分けられているが、平均工賃としては、1万円以上か以下かで差を
つけることが検討されている。本来は4万円くらいになるのをめざす。
 金額で分けるのも問題だとは思うが。

5.生活介護
 現在の日単位を時間単位にする方向性。
 送迎時間やケース記録等にかかる時間をどう含めるのという問題あり。入所型は変更ないと思われ
る。
 送迎時間は入れて欲しい、時間対応はやめて欲しいとは伝えているがどうなるか?
 9月に3回、知的障がい者の福祉協会での協議があり、10月上旬にも2日程度予定されている。皆さんからの意見があればお伝えするのでお知らせください。

木戸(大生信夫の里)
 「食事提供加算について。大生は栄養士がおらず、調理師で対応しているが・・・・」

古川さん(父の夢)
 「給食提供している生活介護で栄養士がいない事業所は、基本的に保健所に献立の報告する
ことが基準となっている。届出をしていれば大丈夫です。それは確認済です。」

黒田さん(きらら)
 「生活介護の時間区分について。介護サービスの経験があるが、事業所に入った時点からカウ
ント。報酬を稼ぐには、利用者さんに長い時間居てもらいたい。朝7時半、8時半出勤は当たり前で、
帰りも4時半くらいまで居てもらい、そこから送迎となる。真冬ともなれば、雪道を1時間かかって送っ
て戻ってくる。そこから記録の整理が始まる。サービス時間が6時間~8時間と、4時間~6時間の区
分では報酬にかなり差がある。
 働き方改革とは何か?職員を守ろうとすると短い時間区分にするしかない。きららの近くにある介護
サービスの送迎車も朝早くから出発しているのをみているが、大変そうだ。
財源がないというから、今後、介護保険のようになっていくのか・・・。

古川さん(父の夢)
 黒田さんの話のとおり、介護保険をまねているんだと言っていた。介護保険は時間制。介護保険法
と障がい者総合支援法をくっつけようとしている。利用時間にする場合、ケース会議や支援打ち合わ
せ等の時間はどうなるのか。通所事業所が成りたたなくなる可能性がある。

その他
・ ぽけっと(佐藤さん)
ホームページについて。
 「お知らせというか謝罪ですが、現在、ネットで障連協のホームページが閲覧できない状況になって
いる。理由としては、8月に使用しているぷららのセキュリティー強化に伴うシステム変更があった。新
しいソフトを入れ、バージョンアップの際に不都合が発生した。ぷららやPC業者とやりとりしながら対応
している。今後、ホームページを充実させたい意向があれば、PCに詳しい方がいる事業所にお願いし
たい。」

木戸(大生)
 「今後、みなさんと考える時間を取りたいと思う。来月の定例会でご意見伺いたい。」

○情報交換
渡部さん(大萱荘)
・職員の家族がコロナ感染しお休みとなったケースがあった。利用者に感染拡大はなかった。
・9月10月、小グループでのお出かけが始った。感染状況みながら行っている。
・10月芋煮会の予定。家族参加はなしとした。
・ホームページの件。ぽけっとさんに任せきりですみません。来年度から新しいホームページにすることも考 えながら、皆さんから意見だしてもらいたい。
・送迎の件。送迎に時間がかかる利用者さんのところに行きづらくならないようにしていきたい。

岡崎さん(おおぞらの夢)
・おおぞら・新おおぞら・ニコの夢、ともに感染拡大なく落ち着いているが、季節の変わり目や朝晩の
寒暖差により体調崩す利用者さんいる。
・カラーの夢開所に伴い、職員6名、利用者4名異動。支援学校の実習生3名対応予定。来春カラーの
夢を希望している方おり、カラーの夢にて実習対応する。(11月より2週間)
・報酬改定について。来年はトリプル改訂。他の社会保障に予算がかかるのかもしれないが、障がい
の方で減額や支障がでるような改訂にはならないで欲しい。

黒田さん(きらら)
・お盆くらいからコロナ陽性者でた。事業所がお休みするまでには拡大はしなかったが、状況をお伝
えすると利用控えがあり大変だった。
・行事でドライブを考えていたが、暑さのため時期をずらし今日から3日間の実施予定。
・芋煮会は、大萱荘同様、家族参加なしとして開催。

千葉さん(もちずりワーク)
・家族感染後、利用者本人も感染したが、土日だったため感染拡大なかった。
・芋煮会。以前は大鍋で作っていたが、今回も調理室で調理員に作ってもらった。味は2種類で楽し
んだ。おにぎりは、近くの就B事業所のおにぎりを購入した。
・季節の変わり目で、胃腸を壊す人がでている。
・10月下旬、小グループでのドライブ予定している。現在は、高子沼を一周するなど、近くの環境を利
用して気分転換を図っている。
・馬主の助成金交付決定受けた。20年くらい使っている利用者さんのロッカーやいたみのある備品の
入れ替えをする予定。

谷野さん(ボネール)
・インフル、コロナ感染者いません。
・9/9、チャリティーコンサート実施した。楽しみにしていた利用者さんが家族に陽性者でてお休みし残
念。
・伊達高校の吹奏楽部の生徒さんや、尺八、山木屋太鼓のお子さん達など、素晴らしい演奏だった。
保原周辺の方がたくさん参加してくれて、地域のみなさんもこういうコンサートに飢えていた感があっ
た。 高校生がいきいきとした演奏や歌っている姿をみて未来を感じられた。子供たちが幸せになる
社会を残してあげたいと思ったコンサートだった。
・9/22、月1回の自由活動日。外食や自由活動を行った。
・学院大、福祉大の学生が実習にきた。メンバーさんと話をするなど充実した実習となったと思う。
・新生活介護ミモザ開所。古川さんから話のあった栄養士のいない事業所の保健所届出の件、ミモザについて確認する。また、障連協加入については、まだ開所したばかりなので暫くは自分が担当す
る。
・アンケート。頼むのはよいが回収が大変。郵送で返してもらえればよいと思うが、その際の郵送代を
会で持ってもらえるか?
(木戸)経費については、私も関係する(市町村等)ので、会計丸子さんに確認してみます。
・9月のサビ管研修で、いわきの事業所の方が、人材確保として「ミャンマーの方とオンラインで面談
する」と 言っていた。介護分野では外国人労働者の話は聞くが、障がい部門では聞いたことがなか
ったので驚いた。

佐野さん(なのはなの家)
・虐待防止セミナー受けた。福島市虐待防止センターから担当の方にきていただき、職員がグループ
ワークを  行った。とても参考になった。
・10月よりワクチン接種始める予定。
・蛍光灯をLEDに変更した。120センチのまだ使える蛍光灯が残っているので、もし使用したい事業所
があれば連絡ください。10本くらいあります。
・今日、アプリを使って、ZOOMに字幕をつけた。実際その字幕もみながらだったが、マスクがあるとう
まく変換  されないようなので、できれば皆さんマスクを外してもらえるとありがたい。
(木戸)皆さん、次回より可能な限りでご協力ください。

古川さん(父の夢)
・1名家族に感染者ありお休みの人いる。家庭内感染あったが、事業所での感染拡大はない。
・ようやく涼しくなり、できるだけ外にでてストレスを発散してもらう機会を作っている。
・洪水を想定した垂直避難訓練を実施した。洪水が起こると、父の夢も3メートルくらい浸水する可能
性がある。今回、2階までの避難を実施し、点呼終了まで8分16秒かかった。もっと早くできるかと思っ
たが、車いすの方の避難は大変だった。洪水も、川からだけでなくU字溝から出てくる水が、川に流れる前に内に入ってくるケースがある。雨予報等に注意しながら、早めに2階に上がった方がいいこと
がわかった。
・馬主助成金交付決定した。軽自動車購入する。
・ワクチン接種。集団接種に協力してくださる医師に来てもらう。
・来春新卒者1名の予定。実習にも来る。
・体調崩す利用者さん多いようですが、皆さんも体調管理気を付けて下さい。

佐藤さん(ぽけっと)
 ・コロナ、家族感染者いたが、事業所に拡大なかった。
 ・9/6 インクルーシブ高子の見学にいった。ステキな事業所だと思った。
 ・10/3~4、 コラッセにてエコ・クラフト展示会に参加予定。対面での開催は4年ぶり。市民の方と楽   しくふれあってきたい。

野地さん(青松苑)
 ・けやき祭実施。うさぎや羊とのふれあいを楽しんだ。
 ・バザー。宣伝範囲を縮小したためか、商品の集まり悪かった。(いつもは3000点くらい。
  今回1000点)バザーは地域の方に向けて実施。残ったものについては利用者さんに向けてバザ
  ー行った。
 ・これまで外出で食事をしてきたが、これからは買い物に代わる。
 ・芋煮会。利用者さんと職員で行う。
 ・市のスポーツ大会に参加する。

佐藤さん(手とつなぐ親の会)
 ・「電車に乗ろう」実施。茶話会ともに大変好評だった。電車内では車掌さんのスーツや帽子を身に
  着け、記念撮影をするなど親子で楽しめた。個人的には、家族にコロナ感染者がでたため参加で
  きなかった。感染経路としては、車内での空気感染だと思われる。(孫が車内のゴミ箱に捨てた鼻
  をかんだティッシュ) 家庭内で隔離し、接触する場所をテープでマークするなどした。
  送迎の際も窓をあける、エアコンはあまり強くしない等の対策必要。
 ・9/11 理事会行った。
  生活介護事業所星来(セラ)さんより、通所利用案内あった。 星来(セラ)さんに障連協参加のお
  願いした。
 ・9/16.17 磐梯熱海にて、第62回手をつなぐ育成会東北ブロック大会・本人大会、福島県手をつな
  ぐ親の会連合会福祉大会が開催された。
  早稲田大学教授:矢野目先生による「成年後見人制度の在り方」について講演していただいた。
  後見人は一度付けると外せないが、2026年の改正で、つけたい時だけつけられるように検討して
  いる。今、つけたいと思われている人は、少し待ってもらった方がよいかもしれない。
  社協内の権利擁護センターでも出前講座をやっているので、利用してみてください。
 ・10/28 リンゴ狩りと茶話会予定。
 ・10/11 市長との懇談会。 11月会報ふきのとう発行予定。
 ・個人アンケート 在宅者へ発送するが、返信用の切手代は会で出ないか?約130人いる。

木戸(大生信夫の里)
 ・8月末から9月あたまにかけ職員に感染者でたが、事業所拡大はなかった。
  学校でインフルが流行中の様子。放課後デイの利用控え多かった。
 ・トマト、なかなか赤くならない。収穫は10月中旬くらいになりそう。野菜高騰にて、トマトの値上げ
  検討中。
  今年は暖冬との情報ある。ハウスの燃料費が抑えられるといい。
 ・9/9 模擬選挙体験会実施。全体説明には50人、投票には33人が参加。家族参加もあった。
  たくさんの立ち合い人をみて、びっくりして投票できなくなった人もいたが、その場の雰囲気を知れ
  たのはよかった。全票有効票だったことがとてもよかった。
  選挙名は笹谷市長選挙。立候補した職員がコロナ陽性になり立会演説会ができなかったことは
  残念。職員も意思決定を引き出す勉強になった。
 ・10/3 虐待防止研修会予定。基幹相談:畠さんに講師をお願いした。

                                                    (記録者:木戸)
次回 第186回定例会;
       令和5年  日   時   10月26日 10:00~
       ZOOM利用によるオンライン開催。

                                                        以  上
ページ先頭▲
  
 福島県北地区障がい福祉連絡協議会  事務局
〒960-0241
  福島市笹谷字新町裏6番地の1  (社会福祉法人大生福祉会 大生信夫の里 木戸 秀子)
TEL:024-573-4022  FAX:024-573-4066  Email:info@taisei-shinobunosato
.jp