日 時 2023年 10 月 26 日(木) 10時00分~12時00分
場 所 ZOOM利用によるオンライン開催
参加者 ボネール:谷野 なのはなの家:佐野 福島市手をつなぐ親の会:佐藤
けやきの村:菅野 青松苑:野地 ぽけっと:佐藤 父の夢:古川・国分
大萱荘:渡部 大生信夫の里:木戸
配布物 ① 第186回定例会次第
② 第185回定例会報告
議題
○ 報告・確認事項 … 木戸
①福島障連協の会員の現状について … 会員数:51、35事業所が会費納入(10/25時点)
②第185回定例会報告書について … 加筆修正箇所なし。(事前に修正済み版送信済)
○ 協議
① 第18次アンケート調査票について
・市町村には文書番号と付けて送付し、11市町村から回答あり。(10/25時点)
・支援学校(福島市内4校、伊達市内1校)にも配布し、11月に回収する。
・アンケートの郵送代(切手代)は障連協の費用として扱うが、可能なところはできるだけ手渡して配布、 回収をお願いしたい。郵送代は12月末まで領収書を会長に提出すること。
② 研修会について
・時期:令和6年2月を予定
・内容:自分たちの事業所で一番切実に感じていることや知りたいことを出し合い、そこから内容を決めていく。障連協会員からメールで研修の内容(テーマ)を提出して頂き、11月の定例会で協議してま
とめる。
※今回の定例会参加者のみなさんから出された研修内容の案
・人材育成
・後見人制度
・強度行動障害に対する現実や今後の動き
・合理的配慮への取り組みについて(令和6年度より民間事業者も義務化)
・カスタマーハラスメント対応について(令和6年度より対応が必要となっている)
・インターネット上での消費者トラブル
・権利擁護、虐待防止
・自立に向けた公共交通機関の利用支援の事例
○情報交換
谷野さん(ボネール)
・感染症関連:病院の医師が来所しコロナワクチン接種(7回目)を実施。インフル、コロナ感染者なし。
・だて支援学校や福大附属特別支援学校より実習生を受入。
・買い物やテイクアウトの弁当を食べたりとゆったりした活動も行った。
・ボネールのカフェらくらくが好評。伊達市のチケット応援キャンペーンの影響もあると思われる。
・今後は忘年会、新年会を予定している。
・第18次アンケート調査を新たな事業所にも依頼した。
・10/23福島県知事が訪問し見学や利用者と懇談をされた。利用者が自分の考えや想いをきちんと伝えることができた。
佐藤さん(手をつなぐ親の会)
・第18次アンケートを在宅者に発送した。
・10/23理事会を開催。
・10/28「リンゴ狩り」予定。50名を超える参加希望者あり。来年度は非会員の参加も検討する。
・令和7年1月の成人式の準備を福島市と協力して進めていく。
・伊達市から就労B型事業所の紹介を頂いた。
佐野さん(なのはなの家)
・感染症関連:コロナ感染者は1名。インフルエンザワクチン接種は大体の方が接種した。
・11/12 手話まつり開催(福島市)
・伊達市の手話養成講座受講者の中に医師免許のある方がいる。生活介護事業所で医師が必要な
方はご紹介できる。必要な方は木戸会長まで問い合わせければ連絡先を紹介する。
菅野さん(けやきの村)
・感染症関連:9/5~11入所通所利用者、職員合わせて16名の陽性者が確認されクラスターが
発生。 外出や面会は特に制限を設けていない。面会は居室ではなく相談室で
・10/8中野地区運動会、10/14福島市障害者スポーツ大会に参加。
野地さん(青松苑)
・感染症関連:12月にコロナワクチン接種予定。
・10/8中野地区運動会、10/14福島市障害者スポーツ大会に参加。
・10/11芋煮会を利用者、職員で実施。
佐藤さん(ぽけっと)
・前回お話した障連協のホームページは最低限の復旧はできたので閲覧できる状態。充実させてい
くかについては、皆さんからご意見を頂きたい。
・10/3,4第30回エコクラフト展示会開催(コラッセふくしま)。多数の来場者あり。
・10/23共生社会やインクルーシブ教育を目的として福祉体験会を開催(北信学習センター)。近くの
学童保育の児童70名を対象とし、車いすやアイマスクしての手引き等の実体験を通して、自分に何が
できるかを感じ取って頂きたいという思いで実施した。
・10/25瀬上クリニックで販売。
・10/29いきいき福祉秋祭り(福島駅前)に参加予定。
国分さん(父の夢)
・感染症関連:9月末に利用者コロナ感染者1名。10月は職員がインフルエンザ感染者あり。10月末
に病院の医師が来所しコロナワクチン接種(7回目)を予定。11月にはインフルエンザ予防接種を予
定。
・小グループで公園等に外出し散策を楽しんでいる。
・11月に大笹生支援学校より実習生受入予定。
渡部さん(大萱荘)
・感染症関連:職員のインフルエンザ感染者あり。施設内の感染はなし。
・10/17芋煮会を利用者、職員のみで実施。
・昨年より外出する機会も増え小グループでの旅行などを実施している。
古川さん(つばさ福祉会)
・10/3生活介護「カラーの夢」開所式を行い、現在10名の利用者が通所。定員21名だが将来的に
は40名
に増員。福祉避難所にもなれるような設備も整えている。
11/7にはカラーの夢内にある唐揚げのお店「カラットリア」をオープン、11/10に落成式を予定。見学は
落成式以降に対応していく。11/18、11/26には内覧会を予定しており、後でメールで案内資料を送る。
・障連協の皆さんの見学については、カラーの夢管理者に連絡し日程調整をお願いしたい。
・法人の第2期計画として、今後日中サービス支援型もしくは普通のグループホームをカラーの夢敷地
に建てる予定。
【社会情勢について】
・全国社会福祉法人経営者協議会より
全国の職種別平均賃金によると、全産業の平均と比較して介護職員は月額81,000円(年間972,000円)低い状態。(処遇改善施策を含めても) 加えて物価高騰の影響で、令和3年度と比較して令和5年3月時点では、1施設あたり電気代1.6倍、ガス代1.4倍、燃料費代1.2倍になり、年額9,400,000円増加。1,600,000円の補助金が交付されたが全然追い付いていない。3年に1回の報酬改定では社会状況の変化に対応できないので、毎年実施して社会情勢と乖離しないようにしてほしい。
・職員の報酬が下がると離職につながり、少ない職員数で支援しなければならず、更に対応が厳しくなり疲弊して離職に拍車がかかるという悪循環になる。そうならないような社会状況を作ってく。
【強度行動障害について】
・厚労省で強度行動障害の方への支援の研究会がなされている。現在行動障害が10点以上の方が
対象となっているが、15点以上から18点以上の方々に対しては新たな報酬を協議中。また、自分た
ちの事業所だけでは対応が難しいケースについては、①地域生活支援拠点と連携しての支援、②専
門家訪問による対応の直接的なコーチング、③国立のぞみの園などに来て頂き数か月間集中して支
援し、行動障害がある程度収まるような環境設定や支援を本人が生活している地域でもできるように
する集中支援事業、などを地域全体で対応していく仕組みを考えている。京都では先進的にモデル
事業を行っており、詳細については団体ヒアリングを通して進められている。
木戸さん(大生信夫の里)
・トマトの収穫、販売が再開。梱包等の資材が値上がりしているが現在は値段据え置きで販売している。
・先週避難訓練を実施。利用者に事前告知をしているが、慣れてきている様子が見られているため告
知なしでの実施を検討。また夜間や休日を想定しての訓練も検討。
・第18次アンケートより:昨年と比べて自由筆記の項目に多くの意見の記入がある。(合理的配慮、
手話通訳者が必要、親亡き後の生活の不安等)
・送迎車が足りない状況。自分で公共交通機関等を利用して通える方も、送迎の方が楽だから利用
している
ケースもある。自立支援の観点からも、公共交通機関を利用できるような支援していくことも大切では
ないかと感じている。
(記録者:父の夢 国分)
次 回 第187回定例会
令和5年11月24日(金) 10:00~
ZOOM利用によるオンライン開催。
以 上
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