・アートさをり(飯塚)
3月に新職員1名採用。平成22年6月に就労Bに移行した。
いろいろな悩みの中から、1年が経過し、再スタートをきった。
今後、法改正の勉強をしたい。
なのはなの家(鈴木)
昨年、就労Bへ移行の手続きをしたが、とりやめになった。(現在、地活のまま)。
3月以降、バザーや催しがなくなり、困っている。来年か再来年に就労Bをめざす。
工房ひろせ(三浦)
定員30名に対して35名おり、いっぱいの状態である。平成24年には定員増をめざす。
生活介護の要望が増えている。農業にシフトしようとし、野菜を給食センターに納品を予
定していたが、この震災後、取り引きが中止になった。
農地を借りて、就労は農業を中心に計画していたため、被害が大きく、
今後の進め方を検討中。
生きる(へいし)
相馬市で津波に畑をやられ、福島に戻ってきた人がいる。
住宅を流された方、亡くなられた方のことを考えるとつらい。
精神的苦痛がいろいろな形で生活に影響を与えている。復興に向けて頑張りたい。
もちずりワーク
平成24年1月、新体系移行への準備をしている。
法人設立10周年。3つの支援学校からの卒業後の活動場所として、
法人として、生活介護と自立訓練の場を定員20名で計画中。
利用者の要望として、家庭での生活が、一時的に難しくなったとき、
親亡き後など、将来のライフステージを見据えた運営をしてほしいというものがある。
福島おおなみ学園(武田)
平成23年10月の新体系移行を目標にしている。
4月から、授産の委託作業が入っているが、通常より少ない。
農業の拡大を考えていたが、放射能の影響で休止状態である。
太陽学園(武田)
平成23年10月を目途に、新体系移行をめざして準備中。
ゆ〜もあ〜と(小川)
精神障がい者の不安を感じる。施設は瓦、ガラスが割れた。
古い施設なので、今年中の改修を検討している。
福島自閉症児・者親の会(古和田)
会員にアンケートをとった。170名の会員中1組が川俣で計画的避難のため仮設住宅
に入居した。要望として、一般の避難所には混ざれないため、市に福祉的避難所を作っ
てほしい。市の総合窓口はあったが、障がい者専用の相談窓口を作ってほしかった。
災害時要援護者登録制度に登録したが、利用できたのは一部の高齢者のみで、
制度そのものが間に合わなかった。登録条件を緩和してほしい、など。
ワークショップろんど(高久)
HANAは平成23年3月に就労Bへ移行済み。アパート清掃作業の一部としての
草刈りなど外の作業を続けたが、草、土壌の検査をしたところ、基準値を超えたので
やめにした。
作業をやめる基準がはっきりせず、判断が困難である。利用者が増えており、定員30
名に対して、登録が54名になった。
一方で作業は減っているのでどうするか、課題である。
つくしの里(石井)
支援体制を整えて、就労Bをめざしたい。
あづま授産所(渡辺)
旧法からの移行が課題。理事、職員などで勉強会を行っている。
就労B、生活訓練、就労移行の組み合わせ。施設の将来をスタッフで考えてもらってい
る。3週間、食材加工の仕事がなく、困った。授産施設での文化活動に力を入れたい。
障碍者地域生活センター(井上)
震災による被害はあまりなく、運営は変わらない。
衣類などの仕分けに四苦八苦している。就労Bになるための策で悩んでいる。
人が集まらず、年配の人が多く、去年より3〜4名減っている。
まめ(柴田)
震災時、電話が使えず、安否確認が困難だった。ガソリン不足が大きかった。
障がい者は給水などで長時間並べないので、ヘルパーに行ってもらったが、
ヘルパーにも生活がある。
市に相談し、緊急車両の登録をしたが、効力がなかった。
グループホームいずみ寮(渡辺)
2、3名の方が、震災の影響でグループホームでの生活ができなくなり、自宅と寮のいき
きをしていた。再入院した方もいた。現在、仮設入居で、精神の方の利用したいという問
い合わせが多いが、満床状態である。ここ数年、病院からの地域移行が増えている。
それと同時に、住居の確保ができないという課題もある。
障がい者の旅行を考える会(佐藤)
震災の影響でツアーが中止となった。
普通のバスに乗れない身体障がい者もいるので、リフトバスを増やすように要望してほ
しいという声が多い。現状、リフトバスが足りないので、バス会社に働きかけたい。
施設スタッフの溜まったストレスを吐き出させるための県外等への旅行企画の要望も出
ている。
おおぞらの夢(岡崎)
震災後、建物や人的被害はなかった。利用者60名、スタッフ30名。2名の利用者が避
難している。下請け作業とパンを作っており、現状変化はないが、下請けが減ることも考
えられる。月1回、保護者を中心にナイトケアについて勉強会をしている。
青いそら(佐藤)
2名の方が計画避難となった。
小さい子や、これから出産をするひとに避難をお願いした。今年の作付けは断念した。
建物の中でも0.8マイクロシーベルトある。スタッフ不足という問題がある。
ぽけっと(吉田)
昨年、渡利から瀬上に引っ越した。地活V型。厨房設備がなく、ピザとお好み焼きは中
断している。震災の影響でイベントが中止になり、販売の場がなくなっている。
草花の栽培は控えている。瀬上の避難場所は3か所あるが、近くでは障がい者用のトイ
レがないので、2q離れた北信支所でないと避難できない。
ILセンター福島(設楽)
震災時、利用者150名中40名が一人暮らしなので、人海戦術で安否確認をした。
ガソリンの確保が困難だった。早い段階で避難するひとの支援はしっかりやるというメッ
セージを出した。スタッフ2名が避難のため退職し、障がい当事者1名が遠隔地に疎開し
た。ILセンター福島が運営するアパートを臨時の避難所とし、避難所に準ずる所として、
市から配給が受けられた。県の借り上げ住宅としてアパートは全室うまった。
父の夢(古川)
震災後の利用者の送迎が大変だった。課題として、
@群馬県高崎市、千葉県鴨川市に避難している方たちが、早く帰れるよう仮設住宅の
設置を要望。
A福祉避難所をバリアフリーとするよう働きかける。
ストロークハウス福島(正木)
利用者、スタッフに変化なし。地活Vから新体系移行に向けて物件探し中。
クリエイティブファクトリー(半沢)
今回の震災時、食料の確保が困難だった。
単身障がい者の在宅者への支援対策が何もなく大変困った!!
居宅事業のヘルパーに助けられた。
静心園(舟山)
けやきの村の古い方の建物を修繕する。相馬から避難の方6名を受け入れた。
静心園は10月の新体系移行をめざす。
福祉ハウスボネール(阿部)
5月から利用者の状態がよくない。服薬が上手くいかず、対人トラブルが続いている。
仕事は内職(ホテルのタオル)が全くなくなった。内職からの脱却を考えていたので、
文化的作業を取り入れた。販路を探すことが課題。JDF被災地障がい者支援センター
ふくしま(設楽)
避難所、施設を回って、障がい者の現状を確認した。相談があれば、各圏域のアドバイ
ザーにつなぐことになっている。困っている方がいれば、連絡してほしい。
福祉ハウスボネール(阿部)
相馬市で津波に畑をやられ、福島に戻ってきた人がいる。住宅を流された方、
亡くなられた方のことを考えるとつらい。精神的苦痛がいろいろな形で生活に影響を与
えている。復興に向けて頑張りたい。
次回役員会
7月25日(月)10:00〜12:00 腰の浜会館
記録者;下釜(ILセンター福島)
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