福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
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第95回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日  時 2014年9月17日(水) 10時00分~12時00分

場  所 清水学習センター
       「配布物」①第95回定例会レジュメ ②第94回定例会報告書(記録;あづま授産所・渡辺)

出席団体 もちずりワーク(八幡)、ILセンター(秋山)、ろんど(高田)、ストロークハウス福島(正木)、
       なのはなの家(佐野)、旅行を考える会(佐藤)、おおぞらの夢(岡崎)、
       あづま授産所(渡辺)、けやきの村(舟山)、福島学院大実習生(狩野)

1.福島障連協の会員の現状について  45団体(9月10日現在)
    ・10月に「チョコ・ドーナッツ」加入予定

2.第94回定例会報告
    ・記録報告;あづま授産所・渡辺 

    ・記録の訂正;「障害者の旅行を考える会」⇒「障がい者の旅行を考える会」に訂正

3.議 題  記録;けやきの村(舟山)
(1)平成26年(2014年)度障連協第9次アンケート進捗状況、集計について(事務局より)
   8月30日付でアンケート調査依頼済み。特別支援学校5校協議会の了解を得て持参。
   前回定例会で出された「点字版」アンケートについては、現在のところ要望は出ていない。
   市町村アンケートについて何件か問い合わせあり。
   個人別アンケート集計表を今回のアンケートの内容に合わせて修正済み。
   アンケート調査結果の活用についての意見・問題提起
   ・本会事業の柱であるアンケート調査結果の活用の仕方に課題があるのではないか。(あづま
    授産所)
   ・アンケートそのものに関して行政にどのように反映されているのか事業所内部からも疑問の声
    あり。結果が見えてこない。スピード感がない。移動支援についても支給時間が絞られ、オー
    バーすると実費負担しなければならず使いづらくなっている。(ILセンター)
   アンケートの設問について
    ・答えが難しいものもあり検討が必要なのではないか。
     ⇒(事務局より)次年度に生かすためにも10月の定例会で具体的に教えて欲しい。
   本会のあり方等について
    ・本会の存在意義、機能は何なのか。どんな役割を果たすのか。ソーシャルアクションにつなが
     るものでなければならないのではないか。本会が障がいの種類や組織形態を越えて集まっ
     ている団体であるが、もう一度この辺でその存在意義や何を行なったらよいのか問い直すこ
     とも必要ではないか。(あづま授産所)

(2)研修会のテーマについて
    ・開催時期;年明け1月か2月でどうか。
    ・開催場所;福島市保健福祉センター大会議室
    ・形  式;シンポジウム形式
    ・テ ー マ;計画相談について(その人の生き方にかかわる重要なもの)
    ・シンポジストの一例:計画相談の実施責任者である行政側、基幹相談事業者、利用者側等
    ・テーマについては、次回の定例会でも幅広く検討していく。

(3)その他
    ・市の障がい者スポーツ大会について、この協議会の各団体も参加しているのか。(あづま授      産所)
     ⇒実行委員会を組織し、施設・事業所だけでなく、各種団体にも広く参加を呼びかけている。
     (けやきの村)

4.情報交換
なのはなの家;
 定例会開催案内のメールが迷惑メールに入っていて気づかず、前回欠席してすみませんでした。
B型に移行して2年目、試行錯誤中であるが今後ともよろしくお願いしたい。 9月8~12日、県立盲学
校の職場実習受入れ。県北地域の団体で「手話言語法制定に係る意見書」を提出。福島市、伊達市
の議会で採択された。聴覚障害者にとって利用しやすいサービスができることを期待している。「とっ
ておきの音楽祭」に手話コーラスで参加する。
あづま授産所;
 知的障害を対象に多機能型(就労継続B、就労移行、生活介護)で事業を行っている。40人定員、
47人登録。就労移行支援は現在2名の在籍者のほか今まで7名の希望者全員が就職しているが、
その後の利用者がなく来年度養護校卒業生に利用希望者がいない。そこで就労移行支援を廃止し
て、社会資源の有効活用の意味を含め、希望者が多いが空きがないB型及び生活介護へ配分した
いと考え市に伝えた。就職への取り組みは大事であり今後はB型からの就職に取り組みたい。今夏
B型より1名就職した。
けやきの村;
 9月11~12日に東北ブロック身体障害者施設職員研修会を開催。それに併せて授産製品販売会を
実施。2日間で12施設が参加。本会会員の「なのはなの家」、「ろんど」「工房ひろせ」「HANA」にも
参加いただき感謝申し上げる。今月28日(日)第38回けやき祭開催します。福島県再生可能エネルギ
ー導入等による防災拠点支援事業の助成内定(助成額20,788千円、事業費45,360千円)
障がい者の旅行を考える会;
 9月に予定していた「北陸の旅」がバス代の高騰により参加費がアップしたため、人数が10人しか集
まらず催行中止(最少催行人数16人)。10月の「シンガポールの旅」は予定どおり実施。10月12日に
説明会を開催。9月30日伊達市障がい福祉計画策定委員会(2回目)に出席予定。
ストロークハウス;
 4月から新卒者3人が利用している。だいぶ慣れてきて休まず通所。8月13~17日お盆休暇。9月
4日、11日に「吹き矢教室」に参加。9月19日在宅(女性)の見学者予定。
おおぞらの夢;
 9月28日父の夢のバザー。八木田の父の夢に隣接で「就労B、移行」41名定員で開設予定(平成
27年4月)。おおぞらの夢は、7月に宮城県へ日帰り旅行、9月東京ドームシティに1泊旅行、9月26日
上野動物園に日帰り旅行。バス代の高騰で大型バスを小型バスに変更し実施。10月に第10回バザ
ー開催。
ワークショップろんど;
 登録者50名、2名が退所。待機者は7名。販売会は10月のアンテナショップ他たくさんのイベントがあ
り参加予定。「便利屋」はアパートの清掃が好評。スタッフ3人とメンバー4~5人でチームを編成。その
他、引越しの片付け、草刈等、月8回程度仕事が入っている。9月下旬仙台方面に旅行、10月はバー
ベキュー。
ILセンター福島;
 スタッフの人材不足。特に男性介助者がいない。同性介護を基本にしているが男女のバランスが崩
れできなくなってきている。家事援助には女性スタッフを入れるなど工夫しているが、本来やるべきこ
とができていない。リューマチで生活保護受給者の自動車所有について、車の処分命令が出ていた
ケースについて、車の使用を求める運動を展開。2~3ヶ月前に生活保護費支給停止措置が取られ、
県に不服申し立てをしていたが、「支給停止を認めない」との通知がきた。粘り強く運動をしてきた成
果である。
もちずりワーク;
 8月8日の大卒等合同就職説明会に久しぶりに参加したが、多くの福祉関係のブースには人が来な
い。求人をしても厳しい状況。人材確保の難しさを改めて痛感。保護者からの要望としてグループホー
ムの利用があがっているが、法人として持っていないため別のサービスを使わざるを得なかった方が
2人出てしまった。自宅に置けない障がい者の生活の場の確保、物件が見つからず進まない。生活
介護を実施している西中央の事業所も来春の卒業生を受け入れると満床。2年生の父兄から定員増
の要望があるのだが・・・。

 関連して:当法人も、将来的な法人・施設の運営者の育成を考え、新卒の国家試験有資格者を獲
得するため養成校に職員新採用の文書を送ったが梨の礫で、福祉専攻大学生はどこに行ったのかと
考える。女子GH用の民家購入が最終段階で売り手の身内の反対で白紙になった。今までは利用者
支援などどちらかというと内側に向いた力の入れ方であったが、今後は、地域の障がい者に対する理
解を深めるためには、外部や地域に向けた働きかけや情報の発信を行いその姿が見える取り組み
が重要と考えている。(あづま授産所)

5.その他
 新加入事業所、チョコ・ドーナツ福島は青森県の有限会社が設置経営する就労継続Aと就労継続B
を行う。作業種目は、アマゾンでの古本のインターネット販売のための汚れ落し等の作業
 最後に本日参加した福島学院大の実習生から一言感想をもらった。

次回 第96回定例会
      日     時    10月15日(水)
      場     所    福島市保健福祉センター3階小会議室
            
                                                       以  上
                                                      
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