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立体交差部は鉄橋を自作することを考えていましたが、土台着工前に作っていなかったため、この製作に時間がとられることを嫌い、とりあえずということでウオルサーのプラ製トラス橋のキットを利用しました。
このため、橋の片端部が曲線に入り不自然となりました。
鉄橋部フレキシブルレールを使用してあります。
山岳地帯としてこの部分はトンネルで通過することにしましたが、ループ線への分岐がトンネル内となりますので、ポイントのメンテナンスを考慮して山を高くすることにしました。





エンドレス本線は複線ですが、ずっと等間隔では面白くなないので反駅が側は少し高くして上下線を離し別々の築堤として変化を出しました。ここに中央の湖に通じる川があり鉄橋を設けました。スパンが300mmで上路式と下路式ガータ橋としました。

  早速、土台作りから製作が始まりました。

主桁ははめ込み式で井桁状に組み、柱との結合はM6ボルトを使いました。

写真1 柱、桁とも48×89SPA材を使用しました(低価格でしたので)。柱の切断の様子です。

写真2 結合用の穴はボール盤であけました。

写真3 着工2週間で土台が出来上がりました。早速、ベニア板を敷いて機関区回りのストラクチャを配置して見ました。計画していたときのイメージ以上の感じがもてて希望が湧いてきました。

写真74 跨線橋の完成状態です。                                 2009.5.11
 写真20 トラス橋と築堤接続部       2007.12.17
写真73 緑山駅本屋の塗装が終わりました。                           2009.5.11
写真63 山の植林が進んでいます。           2009.2.14
写真62 自作樹木の幹                 2009.2.7
機関区線路脇の古枕木柵はt2mmのバルサ板から作りました。
写真56 転車台を自動運転するためコントローラで分岐線のアドレス設定をしました。                     2008.12.5
写真52 塗装を終えたガータ橋の取付け         2008.11.9
山の中腹の四角部分は作業用の穴です。
写真50  扇形庫の上空からの姿          2008.10.20
写真49  給炭装置の上空からの姿           2008.10.20
写真48 川辺の草を表現しました。           2008.10.18
写真47 ループ線の切通し               2008.10.16
鉄橋を塗装のため、取り外しました。
写真46 川の情景製作             。   200810.16
着工1年が経過しました
写真45 転車台周りの線路敷設が完了しました。   2008.9.29
 写真41 手小荷物の運搬設備であるテルファを作り、設置しました。これにより駅の規模が一回り大きく見えるようになりました。        2008.7.28
 写真40 試運転が終わり山作りが始まりました。    2008.7.28
 写真39 配線工事が終わり試運転が始まりました。    2008.7.14
 写真37 コントロールボード(全面)           2008.6.5
 写真38 コントロールボード(背面)         2008.6.5
 写真36 トンネル内の配線                   2008.6.9
配線工事が始まりました。
トンネル内のスイッチマシンは電磁式とし軌道の脇に設置しました。
スイッチマシンは一部を除き、レマコのスローアクションタイプを土台の下に取り付けました。連動バー及び受をマシンの取付け位置に合わせマシン台にビス止めしました。
 写真35 スイッチマシン                   2008.6.5
 写真33 製作中の駅本屋                    2008.4.6
 写真32 ヤード側からの駅ホームの情景です。        2008.3.9
 写真31 機関区事務所からの朝日を浴びた情景です。     2008.3.8
 写真28 ホーム跨線橋の製作が始まりました。       2008.1.12
 写真25 機関区事務所                     2007.12.30
 写真22 ガータ橋にレール敷設、これで本線のレールがつながりました。                                  2007.12.30
 写真19 トラス橋を敷設        2007.12.17
 

枕木が敷き終わったところからバラスト撒きに入りますが、その前に枕木をアクリル絵の具で焦げ茶色に塗りました。バラストはトミーのNo8147を使いました。9mm用だと思いますが1/80に適しています。手でこれを適当に枕木周囲に撒き、スプレーで真水を吹いた後、木工ボンドを水で薄めた水溶液をスポイトでスプレー後の道床にたらしていきます。湿っているバラストに水溶液がスーと浸透していきます。この辺は一般のレイアウト作りのテクニックと同じです。この後乾燥を待ちます、一晩おくと翌朝敷板のコルクが水を含んだために波を打った状態になっています。これをレール敷設のスパイクで平面に戻すことになります。

 写真16 バラストを撒き開始      2007.11.2
 写真14 ループ線へのポイント     200710.26
 トンネル内の線路はバラストを省略しましたのでループ線へのポイントを先行して製作しました。

レールは70番を使用しました。余談ですが、200本購入した数ヶ月後に価格が30%程度値上がりしましたのでラッキーでした。70番での注意事項として、篠原の70番用を使用しましたが、スパイクが浮くと安達製貨車用の車輪がスパイクに当たるのでスパイクを十分レールに押し付ける必要があります。

ポイントは数が多いのでこの部分の枕木用のテンプレートを紙で作り、ボールペンでコルク板上に枕木位置を描きました。

レールの敷設にはスパイクモデルの3点式トラックゲージと自作の直線用4点式を併用して行ないました。曲線はスラックを付けるため3点式が必要ですが、ポイントの直線部などレールの位置決めには4点式の方が便利です。レールをスパイクする人が少ないためか、基本であるトラックゲージは13mmでは4点式が市販されていません。16.5mmでは昔、カワイモデルにありましたが・・・。

13mmゲージの輪軸のバックゲージは、スパイクモデルから車輪が発売される以前は11.0mmでした(カワイモデル、珊瑚模型店、ニワ)。その後、スパイクモデルがタイヤ幅をうすくして、バックゲージを11.5mmとしてスタイルをよくしました。当鉄道にはバックゲージ11.0mmの車両が相当数在籍していますので、ポイントはバックゲージ11.011.5mm通過可能となるように護輪軌条を調整してあります。

トンネル内には平面クロスがあります。当初、線路を固定式のクロスとしましたが、異線進入が避けられないので、ポイント式に替えました。このトングレールは同時に切り替えないとショートするので、
1個のマシンで同時に切り替わるようにリンク構成をしました(写真15,36)。

 写真12 ループ線の築堤部の製作   200710.26
 写真10 駅構内本線の枕木       200710.11
 写真8 給炭装置付近の配置       2007.9.25
 写真6 枕木の貼り付け開始       2007.9.22
 

敷板のベニア板は土台に木ねじで固定しました。

転車台中心が本レイアウトの起点です。工作もこれを中心に進めました。

レールはポイントを含めスパイクすることに決めていましたので、軌道部分は敷板の上に
t4mmのコルク板を貼りました。貼り付けは両面テープを使いましたが、ベニア板と相性がよくなく後に剥がれるトラブルが出ました。

転車台のベースは珊瑚模型店製のものを利用しましたので、これが土田にはめ込まれるように敷板を切り欠いてあります。高さはコルク上面に合わせました。

扇形庫内の枕木はピットを作るためコルク板を切り欠いて表現しました。

枕木は本数が多く市販品の入手も難しいことから、加工し易いt2バルサ板から切り出しました。バルサ板は密度が小さいため枕木に適さないと思っていましたが、堅めのものを選べば十分使用可能です。何といっても低価格と加工のし易さが魅力です。
枕木のサイズを知りませんでしたので実物を測定しました。
200×2100mmでしたので、模型では2.5×26mmを基本としました。
バルサ板からの切り出しはカッターナイフで行いました。

 写真5 転車台の位置決め、ベース板のはめ込み                        2007.9.25
 写真3 土台完成、敷板仮置き 2007.9.14
 写真1 柱の切断 2007.9.3
 レイアウト構想

レイアウト全体の大きさは部屋の広さに合わせ、3−6べニア板9枚と決めました。レール配置は大まかに決めてあとは製作しながら調整することにしました。
基本的な方針は、20m級の長編成列車がスムースに運転できるようにするため、最小曲線半径860mm、最大勾配25‰、ポイントは6番又は8番としました。
レールはポイントを含めスパイクすることとしました。


しかし、曲線は製作後に測るとR800mmの区間が短長ですができていました。また、勾配はパンタグラフを考慮して立体交差部を嵩上げしたため、勾配は28‰となりました。

上図のレイアウト配置は鉄道趣味誌805号(2010年2月号)に掲載されたものです。現在はヤード線追加や本線の渡線追加を行っています。

土台の着工は2007年9月1日で、土台材料の木角材及び敷板のt12べニア板をホームセンタで購入し、自宅まで運びました。

以下に、写真に沿って製作順に説明していきます。
このコントロールボードは竪型としましたが大きすぎて不便なため,後に作り直しました。また、転車台を自動運転としたため、転車台周辺は別のコントロールボードを作りました。
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写真75 ループ線の築堤を行くB6牽引貨物列車。                        2009.5.11
写真72 扇形庫全貌                                           2009.5.11
写真71 同上                                           2009.5.11
写真72 機関庫の裏に神社を造りした。モデルワークスのペーパー製のキットを利用しました。手前はプラキットの家です。                                      2009.5.11
写真71 初めての運転会でDF50が乗り入れました。    20094.20
写真70 山の9割程度に植樹しました。         20094.7
写真69 山の半分に植樹しました。         2009.3.29
写真68 ホームのベンチです。             2009.3.21
写真67 運搬台車を作りました。             2009.3.21
写真66 テルファをダークグレーに塗装しました。    2009.3.21
写真65 跨線橋、ホーム屋根を塗装しました。      2009.3.13
写真64 駅の東側に信号所を設置しました。       2009.2.14
幹はφ0.28の銅線をよじって作りました。                  
写真61 駅周りの進捗です。                 2009.2.7
写真60 レイアウトの全貌です。           2009.2..7
写真59 機関区事務所、信号所を塗装しましたしました。  2008.12.21
写真58 年賀状に使用しました。            2008.12.13
写真57 列車のすれ違い風景               2008.12.13
写真55 北海道タイプの信号塔です。         2008.12.5
写真54 塗装を終えた給炭装置             2008.11.21
写真53 植樹が始まりました。         2008.11.9
写真51 山側からのループ線築堤風景          2008.10.20
 写真43 山や築堤に石膏を塗って地肌としました。      2008.9.6
写真46 駅から機関区方向の情景            2008.10.10
線路敷設の最後は転車台への接続線となりました。土台の基盤が硬く、φ0.6のドリルでした穴をあけてスパイクしました。1週40線あり、この作業に難儀しました。
この作業には4点式トラックゲージが便利です。
 写真44 転車台周りの線路敷設 。          2008.9.22
 写真42 駅がまとまってきましたました。          2008.9.6
山はトンネル内の点検のために高くして内部の空間を取りました。木の角材で骨組みを作り発砲スチロールで覆う構造としました。
 写真34 扇形庫から見た駅ホームの情景です。       2008.4.11
 写真30 跨線橋からの情景です。               2008.3.8
 写真29 ホーム跨線橋が塗装を残して完成しました。    2008.3.8
 写真27 トランス用電柱                    2008.1.12
 写真18 転車台ベース板上のレール敷設は奥のレール敷設後となりました。 2007.11.4
 写真13 ループ線製作状況       200710.26
 写真26 ループ線                       2007.12.30
着工から4箇月、4日/週のペースの製作で線路の敷設が転車台周りを除き完了しました。 
 写真24 給炭装置 地上の石炭置き場に幅10mmの真鍮板で囲いを      設置                      2007.12.30
 写真23 給炭装置                       2007.12.30
 写真21 上路、下路ガータ橋を敷設          2007.12.17
 写真17 レール敷設を始めた軌道             2007.11.4
 写真15 同時切替リンク        201212.7
 

枕木は転車台回りから駅方向のヤードへと進めました。

扇形庫内線と給炭線にピットを設けました。ピットは深さに目をつぶって、t4mmのコルク板を切り抜いてピットとしました。実物の1/3程度の深さです。

着工から40日経つと全貌が見えてきました。

ループ線は立体交差まで勾配で上っていきますので途中から築堤区間としました。この区間は半径860mmに合わせて道床をt12べニア板から切り出しまた。曲線の切り出しには下の写真ののこぎりを使いました。切れ味がよく比較的簡単にできました。

 写真11 転車台周り          2007.10.11
 写真9 扇形庫背面からの情景     2007.9.25
 写真7 扇形庫の柱に支障しないことを確認                            2007.9.22
 写真4 扇形庫周りの配置確認  2007.9.14
 写真2 柱の穴加工 2007.9.3