身近な現実の中にある真理    

真理の意味を解き明かすのは哲学でしょうか?、宗教でしょうか?
そう問えば、どちらでもよいとか、関心がない、という答えがかえってくるのかもしれません。
今のところ真理は高すぎる位置に掲げられたままなのかもしれません。
宇宙イコール真理?
だとすればいつまでも、私たちの意識と真理との隔たり感は埋まりません。


今のままでは、誰もが共有できる真理は明らかになりません。
真理の尺度が、各種各様に違ってしまえば、
何が正しくて何が間違いかの判断が細分化するばかりです。

、宇宙にある真理の定義は不変であり、普遍であるということを踏まえて、
真理に関する言葉として、インドで生まれた聖者と讃えられる、
マハトマ・ガンジー師の名言を下に載せます。

 《あらゆる執着からの自由とは、神を真理として現実化させることである》 
 《真理の神に対する忠誠は、他のすべての忠誠にまさる》 
   

真実の理(ことわり)は、宇宙世界という広大無辺世界にあって、普遍であり、不変だとすれば、その探究は、宇宙や科学の探究と乖離してはいません。
神という真理の根源は一つであれば、現在過去未来も宇宙の真理と共にあるに違いありません。

 そして、聖ガンジーは次のような言葉も遺しています。
 《世界に変革を求めるなら、その如くに自分自身が成る(変わる)ことだ》
 

このことばもまた心に留め置くべき真理です。
私たちの意識が身近な生活の中で生かすべき諭し、それが真理
であり、身近な現実の中で生かされてこそ、真理は輝く...。

小さなことでも信じて実行するなど、真理に自ら近づくことも、
マハトマ・ガンジーが求める自己変革の一つではないでしょうか。

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