シトロエン C4 製作記3

 

2012.06.25(月曜日)

シャシーに足回り関係のパーツを取り付けました。

部品数は非常に少なく、あっという間に組み上がりました。

ホイルハウスで内部が見えなくなるので、ほとんど無塗装です。

フロント部は固定式でしたが、タイロッドを自作し、蛇角を付けられるようにしました。

ハンドルを切れるようにすることによって、自動車の本来の機能を有している感じになります。

ブレーキのフランジを塗装したのですが、いざタイヤをはめてみるとほとんど見えなくなりました。

フランジパーツの意味自体、無いような気がします。この辺は、自己満足の世界で取り付けるか否かを決めればいいと思います。私は、せっかくオプションのエッチングを買ったので、取り付けました。

さて、いよいよボディーの研ぎ出しに入ります。

いつものように、まず最初に#2000のペーパーで表面を平滑になるように削ります。

この作業、主に平らな部分を中心に行います。

曲面やペーパーを当てづらいところは、逆に今後のコンパウド掛けが面倒になるので特にペーパーを当てなくとも良いでしょう。コンパウンド掛けだけで十分光沢を出せます。

写真はコンパウンドの粗目と細目をかけ終わったところです。これだけで十分な光沢を出すことが出来ました。

最後のコンパウンド掛け(仕上げ目)を行います。

私が愛用するタミヤのコンパウンドは扱いやすく、この3種類だけで十分鏡面仕上げにすることが出来ます。

いつものように、粗目、細目、仕上げ目の3種類を、各2回ずつ合計6回、コンパウンドで磨いてやりました。各コンパウンドの最後に、ウエスで乾拭きするのを忘れずに行います。艶を出す上では乾拭きは重要な工程だと私は思います。

ウレタンクリアーを研ぎ出すする場合は、これぐらいの工程は必要でしょう。逆にラッカー系クリアーで6回もコンパウンドを掛けてしまうと、下地を出してしまうので注意が必要です。

写真はコンパウンド掛けの全ての工程を完了した状態。

今回も良い艶を出すことが出来ました。

かかった時間は週末を利用して延べ6時間くらい。

ひたすらコンパウンドで磨き上げました。

研ぎ出しが完了したので、次は、ボディーの最後の塗装を行いたいと思います。

 

 

2012.06.26(火曜日)

エレールの今回のキットは、サイドウインドウは外はめ式。

国内のキットでは珍しい構造だとは思いますが、窓枠の塗装をウインドウ側で出来てしまうので、長所もあります。

塗装は既に終わっていたので、一度、仮に固定してみました。

すると、窓枠の下側が透けてボディー色が見えてしまいます。

これではおかしいので、ルーフの黒を塗装するついでに、ここの部分もマスキングして黒を塗装することにします。

こういった塗り分け塗装を行う場合、細く切ったマスキングテープを使うとうまくいきます。

接着面積が少なければ少ないほど、隙間が出来づらくなります。逆に幅の広いマスキングテープで一気にマスキングしようとすると、曲面などはうまく馴染んでくれませんし、時間が経過することで徐々に隙間が開いてしまいます。

境界線は、このように細いマスキングテープを使うと綺麗に塗り分けることが出来ます。

このキットには、ドアの内側パーツが存在しません。

よって、ボディーの内側が丸見え状態になってしまいます。

天井とドアの内側にあたる部分もマスキングし、同時に黒を塗装します。

全てのマスキングが完了しました。

実に面倒なマスキング作業です。

このようなデカール満載のカーモデルの場合、極力マスキングテープの使用を避けた方が、マスキングテープの粘着力でデカール部分が持っていかれるトラブルを回避できます。私はビニールをよく使います。

マスキングが完了しましたので、すぐに塗装を行います。

時間が経過すればするほど、マスキングの隙間が開いてしまいます。

マスキング作業に時間はかかりましたが、塗装はあっという間です。

今回使用した塗料はクレオスのつや消し黒です。

完全に乾燥してからマスキングを剥がしていきます。

この塗装がうまく仕上がるかによって、最終的なディテールが決まってしまいます。

恐る恐るマスキングを剥がしてみると、なんとかうまく仕上がりました。

こうして黒が入ることによってボディーが引き締まります。

格好いいですね。

ただ、今回気になったのがウレタンクリアーの塗膜。

本来、ウレタンクリアーは48時間で完全硬化しますが、マスキングを剥がしてみますと、テープを貼っていたところが跡になってしまいました。よく見ないとわからないのですが、せっかく時間を掛けて研ぎ出しを行ったのに、鏡面で無くなってしまいました。

どうやら、ウレタンクリアーの硬化不良が起きてしまったようです。研ぎ出しをする前、乾きが悪いとは思っていたのですが、やはりトラブルでした。

配合が悪かったのか、塗料が古すぎたのかよくわかりません。説明通り、配合したんですけどね。

さて、ボディーに黒が入りましたので、先ほどのクリアーパーツを仮に取り付けてみました。

今日の最初の写真と比べていただければ違いは明らか。

違和感が解消されました。

いよいよボディーも最終段階です。

次回はもう一度マスキングして塗装を行います。

 

 

2012.06.27(水曜日)

今日は最後の塗装を行いたいと思います。

残りの塗装はテールランプのリフレクター。

この部分以外をマスキングして、スーパーミラーUを吹き付けます。

マスキングは昨日のと比べれば簡素に済ませました。昨日はどこに塗料が飛んで、どこをマスキングしなければならないか、色々と考えながら行いましたが、今回はこの一部分のみでよかったので、頭を使うことなく労力的にも全然楽でした。

そして、塗装を行いました。

写真はフロントのリフレクター。

下地をグロスブラックに仕上げてから、このスーパーミラーUを吹き付けると、メッキのような質感を再現できます。

一応、このスーパーミラーUが、総合的に一番メッキに近くなると私は思います。

塗装後も、軽く触れても大丈夫な点が今までの塗料にない特徴です。

マスキングを剥がすと、こんな感じ。

写真では、なかなか仕上がりの質感がうまく写ってくれませんが、かなりのメッキ感を再現することが出来ました。

これで、ボディー関係の塗装はおしまいです。

これからは、ボディーの細かいパーツを仕上げていきます。

まずは、フロントのエンブレム。

キットには、デカールが用意されていましたが、やはりここはメッキの質感を出したいところ。かといって、塗装で済ますのも一つの手ですが、いくらスーパーミラーUが塗膜が強いと言っても手で触ると塗料が剥げてしまいます。

そこで、ハセガワからでているミラーフィニッシュを貼り付けました。以前は、メタルックという金属箔が主流でしたが、このミラーフィニッシュは、曲面にも馴染みやすく質感もメッキそのもの。

あとは、シトロエンのエンブレムの縁をデザインナイフでカットしていきます。

ボディーに直接刃物を入れる訳ですから、一発勝負です。

息をこらして慎重に切り取りました。

フロント部は、まあまあ上手くいきました。

塗装では出せないメッキ感を表現することが出来ました。

続いてはリア。

こちらは、フロントより小さく、凹凸もあまりありません。

ここをミラーフィニッシュでかたどるのは非常に難しい作業です。

何とか形になりましたが、一度やり直しています。当然のごとく周りに傷が付いてしまいました。

せっかくここまで大きなミスもなく進んでいたので残念です。

でも、近くで見ない限りわからないのでこのまま進めます。

一度、シャシーとボディー、そして内装のフロアパーツを仮組みしてみました。

すると、リアのホイールハウスがむき出しになることが判明。

このままでは、塗装されていないホイールハウスが目立ってしまいます。

エアブラシの塗装が完了したと思いきや、もう一度塗装しなければなりません。

次回は、この塗装から行いたいと思います。

 

 

2012.06.28(木曜日)

前回の懸案事項でしたリアのホイールハウス。

フロアパーツと同じシルバーを吹き付けることにします。

もうタイヤを取り付けてしまったので、そのままの状態でホイールハウスの内側に塗料が入らないよう軽くマスキングを施します。

ホイールハウスだけシルバーになればいいので、マスキングはこの程度で良いでしょう。

ほかの部分は見えなくなるのでスルーです。

そして、シルバーを塗装しました。

使用したのは、シャシーと同色のガイアカラーのシルバー。

塗装は無造作に吹き付けたので簡単に終わりました。

フロアーパーツを取り付けて状態を確認。

今度は上手くいきました。

ここにきて、結構見落としによるやり直しが増えてきています。

続いては、クリアーパーツ等にデカールを貼り付けました。

本当は、この後にクリアー塗装するのが良いのでしょうが、私はいつもクリアーパーツにはデカールを貼りっぱなしで済ませてしまいます。

きちっと貼ってあげれば、案外年数が経過しても剥がれてくることはありません。

内装の方も作業を進めます。

ABCペダルはエッチングを使用しました。シートを固定している金具、コ・ドライバーのフットレストもエッチングパーツです。完成後はほとんど見えなくなるところ何ですけどね。一応、ディテールアップです。

シートを固定しましたが、ロールケージはまだ取り付けていません。

この状態で、次回はシートベルトの製作・設置を行いたいと思います。レーシングカーの一番の難所です。