本堂再建

きぼう

平成23年1月15日(第7号)
聞光寺本堂再建委員会

謹賀新年

聞光寺住職 井上 温成

中越沖地震から3年半、被災地全体に復興の形は見えるけれど、戸々に於いては無理をされておられる方も多いように聞こえてきます。

そんな中、中越沖地震によって倒壊した聞光寺本堂の再建をお願いして1年半になります。

並行して昨年の春からは、地盤工事と基礎工事が進められております。雨がなかったおかげで順調にはかどっております。

棟上式まではもう少しかかりますが、少しづつ変わってゆく景色が楽しみになっております。

懇志金のことでは、大変なご無理をお願いしましたが、ご了承を得ながら、銀行借り入れをしないでいけるようになっております。

ありがとうございます。

先は長いですが、人が集まり楽々出来る聞光寺になってゆこうと頑張りますので、今後とも宜しくお願いいたします。

再建委員長(総代) 内山 千一

聞光寺の復興・再建に世話方総会で承認を頂き、再建委員会を立ち上げ専門部各委員のご協力で進めてまいりました。

周りのお寺は完成・落慶式の話を聞きますが、聞光寺の本堂再建工事は、希望と誇りを持てる、美と伝統を考え、新年度は待ちに待った組み立てが始まります。再建に向けての現況は、お蔭様で起工式の後、地盤改良はエルマッド工法で工事を進捗させてまいりました。工事の最中、地中から大量の松杭が出土しましたが、これも当時の先人の知恵を知ることができました。

工事期間中は、周辺住民ならびに中央幼稚園関係者のご理解をいただきながら、無事に工事を進めることができました。

今年は、この2月ごろに第3回目の木材検査が予定されておりますので、現地に出向き確認してまいります。これからは、少しずつですが、形が見えてきます。皆様も機会がありましたらご覧いただきたいと思います。

再建委員会では、毎月、請負業者と工程表を基に細かい打合せを行っており、「地震に強く」「火事に強く」「塩害に強く」「お年寄りに優しい」再建を目指していきたいと思います。今後とも一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。

工事経過報告について

建設委員長 新沢 勲

まずもって、本堂再建委員の皆様のご協力とご理解をいただき、1年間、無事故・無災害で工事が出来ましたことを厚くお礼申し上げます。

7月4日に起工式を実施。その後、仮設トイレ、一部解体工事、仮囲いを致しました。7月29日より地盤改良に入り、工法はエルマッド工法を使用し、建物より1メートル外部に出して、64箇所の区画にし、ブロック状に地盤改良体築造する工法で行われました。パケットで掘削し、ミルク(セメン・水)を入れ現場の土壌と混合し、深さ2,5m×28m×24,5m土壌が8月25日に一枚岩になりました。その後、4週経過後の圧縮試験強度の結果、1230kn/uでクリアとの報告書をいただいております。

9月3日より丁張りかけ、捨てコン、墨出し、立上り、鉄筋配筋・耐圧盤の型枠組、9月29日には、コンクリート打設をし、その後基礎梁の立上り型枠を組み、10月19日にコンクリート打設をいたしました。その後、鉄骨棟の耐圧盤立上りの鉄筋配筋、型枠組をして、11月8日に打設、養生し、12月9日に外部トイレ、ブロック積み、12月17日にスラブ型枠・スラブ鉄筋組、打設は12月22日に行われました。耐火棟鉄骨建型、同月27日より通路養生をして22年の工事を終了となりました。

今後の予定

12月及び1月〜5月は、コンクリートの養生と本堂再建に伴う庫裡との連結の渡り廊下・便所の関連工事が進められるとの事です。

本年、2011年には、建前・本堂上棟式等が見られる予定です。


建設委員会総会(概要)

年末を控えた12月25日、午後1時30分から聞光寺庫裏において、総会が開催され、関係者30余人が出席しました。

冒頭、内山総代から、日程は遅れることなく完成を目指しているとの挨拶がありました。続いて、亀山建設(株)の吉田氏から工事の経過説明があり、旧本堂の基礎工事の際の、松杭(径20p)が13〜14本出土した旨の報告がありました。今後の日程としては、2月中に第3回木材検査、建前は7月初旬、8月下旬(予定)には上棟、24年4月末の完成を目指すとの概要説明がありました。

聞光寺本堂再建工事にあたり(特別寄稿)

亀山建設(株) 工事責任者 古田 隆

中越沖地震から3年半の月日が経ち、現在、聞光寺では再建工事が進められています。

弊社に聞光寺本堂再建工事のご縁をいただいたのは、地震から2年後でございます。工事責任者として最初に感じたことは、地震により、檀信徒皆様の家も被害があったかと思います。その状況の中、早く本堂を再建するという皆様の強い思いを感じました。

弊社が皆様の思いに応えられることは、堅牢にして美しい本堂を造る、ということだと思っています。

工事の進捗としましては、現在、本堂を支える基礎工事がほぼ完了しております。23年度の夏には、いよいよ本堂建前の工事が始まり、皆様にも本堂の骨格を見ていただけます。本堂完成まで、よろしくお願い申し上げます。

なお、至らぬ点も多々あると思いますが、ご指導のほど、重ねてお願い申し上げます。