本堂再建

きぼう

平成24年7月3日(第11号)
聞光寺本堂再建委員会

還座式を迎えて

聞光寺住職 井上温成

この度、7月1日(日)に、5年間仮住まいの庫裡で、私達をしっかり見つめて下さっていた御本尊(阿弥陀如来)様を、檀家一同で力を合わせて再建する事ができました本堂の、おわしますべき所にお迎えする儀式である還座式が行われました。

一般的にいうと、入仏式になります。

たくさんの方から賑やかに、聞光寺の新たな一歩を見届けて頂くことが出来ました。

新しくなった本堂は、怒り、腹立ち、妬みの絶えることのない煩悩具足の凡夫(私達)を、「こっちだぞ」と声なき声で命に呼びかけて下さっておられる阿弥陀様の姿と、誰もが真向かいに出会える場所として育ててゆく事が、これからの私達(寺・門徒)皆の仕事になります。

生き生きと生きている事を感じられる本堂になることを願っております。

今後の予定・その他
  1. 亀山建設とは、本堂の引き継ぎが6月30日に終了し、今後は補修・整備工事のみとなりました。
  2. 若林仏具店とは、内陣及び外陣・その他の補充・修理が残っております。
  3. 再建委員会は、平成25年3月24日(日)の落成式に向けて、計画・準備を進めていきます。
  4. 聞光寺の今後の大きな行事は、盆内(7月11日〜14日)、報恩講(10月25日〜27日)です。新しい本堂で行われることを期待しております。皆様のお参りをお待ちしております。
  5. きぼう11号は、還座式の行事・本堂本体の完成・御宮殿及び内陣・外陣を中心とした編集となりました。

担当責任者 横村

工事進捗状況