懇志金納入のご報告
本堂再建委員会 委員長内山 千一
聞光寺本堂の再建に伴う懇志金の納入についてご報告申し上げます。
懇志金の納入ご依頼から今日まで、檀家各位のご理解とご協力のもとで、お蔭様にてほぼ順調なスタートを見ております。当山最大の危機とお受け止め頂き、すでに七百名を超えるお申込みを頂いており、再建委員会一同感謝の極みでございます。
今後のお申し込みの各位につきましても、変らぬご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。
本堂再建と今後の予定
建設会社・仏具店との契約では、銀行借り入れをしないでいいような支払い方法と、支払い期間を考えて頂きました。しかし、たくさんのお檀家さんの事を考えての出発でしたが、行き届かなかった事が、たくさんあった事を思い知らされております。
中越沖地震によって被害を受けた寺社の殆んどが修復されたり、しはじめておられる中、姿形さえ見えないのが聞光寺本堂ですが、半年前に、今の社会状況の中で不安ながらも皆様に本堂再建をお願いいたしましたところ、多くのお檀家様のお気持ちを頂き、出発を致しました。
大型伝統木造建築なので、材料の購入と乾燥や書類の整備等が始まっております。この春には、土台である地盤の工事が始まります。日程が決まりましたら改めてご案内いたしますので、起工式にはお出かけ下さい。
上棟式は二十三年春の予定です。大きな工場で刻まれますので、遅れる事はないと思います。
今後もご理解とご協力をお願い致します。
聞光寺住職 井上 温成