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2006年 11月26日 昨日は2か月に1度の読書会だったので、防府市立図書館に出かけました。その帰り道、天神様のお祭りのための交通規制にかかってしまって、唯一の自信を持って分かる帰り道をふさがれ、分からないままに進んでいくとまたふさがれ、大いに回り道をするはめになりました。その間にも、白い寒そうな装束の裸坊の人たちがわっしょいわっしょいと練り歩いていました。それを見物して楽しむような心のゆとりがあれば良かったのでしょうが、無事に帰り道を発見できるか、はなはだ心許なくて、お祭りが恨めしいような思いでうろうろしていました。ふだんなら30分程度で帰る道に1時間もかかりました。数倍疲れました。 防府天満宮は日本三大天神の一つで、菅原道真が大宰府に流される途中で立ち寄ったところだそうです。 2006年 11月23日 今日は山口鷺流狂言保存会の定期公演の日でした。できれば行こうと思っていたのですが、残念ながら見送り。またの機会に出かけます。 2006年 11月18日 中澤晶子『デルフトブルーを追って』を読んだところですが、現代と過去がうまく入り交じって、なかなかよくできた作品でした。歴史物語の趣を持ち、物作りの現場や職人の思いが再現され、少年の身の上に関わる謎解きがあり、過去と現代の二組の少年の足跡が対照されて……なんだかんだで私にとって魅力的な要素をたくさんもった作品です。 2006年 11月12日 ジェラルディン・マコックランの『海賊の息子』を読み上げて、急いで図書館に返してきました。(あしたからしばらく資料点検に伴う閉館期間になるので、別の本を借りておきたかったのです) 2006年 11月5日 国民文化祭の一環として行われた演劇の公演を見てきました。知人も数人出演しています。中心的な配役はほとんどが十代で、最年少は15歳だそうですが、とってもよかったです。カーテンコールで感動のあまり大泣きしていたのが印象的でした。 近ごろ疲れることが多く、出かけるのが苦になることも多いのですが、行ってみてよかったです。体は疲れたけれども、心にエネルギー源をもらったような気がします。 2006年 11月4日 ガブリエル・ゼヴィンの『天国からはじまる物語』を読了しました。タイトルから寓話的な内容の作品をイメージしていたのですが、大違いでした。 2006年 11月3日 佐藤多佳子『一瞬の風になれ1』を期待して読み始め、ちょうど期待した分くらいの面白さでした。「3」まで読み終えたとき、どんな感想を持つことになるか楽しみです。期待を大きく上回って、「ヤラレタ!」という気分を味わうのが最高なのですが。 個人的な思いにどっぷり浸かった感想です。描かれているのが私立の強豪ではなく、公立高校のふつうのチームという設定をうれしく思いました。とかくスポーツもののフィクションには私立高校で活躍する選手の話が多いような気がします。公立高校出身者としては、それだけをやっていればいい環境の私立強豪よりも、制約の多い環境でふつうに部活動をやっている公立高校の選手を応援したくなるという私情があります。私立にもいろいろでしょうが、上を目指すチームなら万全の環境を整えてもらってるでしょうから。 |
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