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工 房 日 誌
身近なできごとや、最近読んだもの、今書いている作品などについて、折に触れて、綴っていく予定です。
このページは、こまめに更新していきますので、時折のぞいてみてください。

2009年 10月8日

開設から5年半、このページで続けて参りました「工房日誌」は、今日で最終更新日といたします。これからは、日記の役割をブログ「鉛筆を握りしめて本棚を探検」(ココログ)に移動させて、同じような記録を続けます。

今後ともよろしくお願いします。

2009年 10月7日

今年は台風が一つも上陸しなかったと喜んでいたら、台風のシーズンも終わりになってすごいのがやってきました。こんな日になるとも知らず、10月8日のブログ開始宣言を出していたので、嵐の中の船出となります。
直撃される地方の人にとっては、のんきにこんな記事を読んでいる場合じゃないでしょうし、たぶん今夜は読んでいないと思いますが、予定どおりにアップします。ここで自粛してもしかたないので。
どうかあまり爪痕を残さずに台風が去ってくれますように。

2009年 10月6日

『子どもの本ハンドブック』という本が図書館にあって、題名から受ける印象よりもずっと面白そうだったので、借りてきました。ずいぶん新しい本まで紹介してあると思ったら、今年の6月に発行されていました。古典からごく最近の本まで、分野でいえば絵本、読み物、詩、図鑑……と盛りだくさんで、冒頭に子どもの本の歴史が(江戸時代から)掲げられ、巻末には全国の「子どもの本の博物館・美術館・図書館」と「子どもの本の専門店」が載せられています。至れり尽くせりといったところ。
山口県のところには、ちゃんと「子どもの本の専門店 こどもの広場」が載っていました。

2009年 10月5日

つい先日『復活 虹北学園文芸部』(はやみねかおる)を読んだところですが、今は『少年少女飛行倶楽部』(加納朋子)を読んでいるところです。どちらもマイナーな部活をする(部員集めから苦労する)中学生の話。部員が5人にならないと正式な部として認めてもらえないのに4人しか集まらない、なんてところまで申し合わせたようにそろっていました。
私自身、大学時代の文芸同好会は、最悪の時には3人でやってましたから、人ごととは思えません。こういうルールがあったら、さっさとつぶされているところでした。幸い、土壇場に新入部員が入って、無事に後輩に引き継げました。

さて、お詫びと訂正ですが、9月10日に書いた新企画のその1は、ちょっと棚上げにします。あんまり本旨からはずれたコーナーばかり増やしても意味ないし、正直、やる気が失せてしまったし。『アドエス導入記』の番外編、後日談は、そのうち書きます。だから、特設コーナーのリンクはそのままになります。
ブログの方はもうほとんどスタンバイOKです。しあさって、公開いたします。

2009年 10月1日

いよいよ10月に入りました。
予告していたように、「工房日誌」は近日のうちにお終いにし、ブログに引っ越そうと思います。各ページに貼り付けたリンクから移動できるようにしますので、このサイトとは一体化した形になります。今、何もリンクがなくて★印が入っているところに、新しいリンクがはられるとお考えください。

一応、10月8日を新装オープンの日にしようと考えています。なぜかというと、このサイトの開設日が4月8日だったので、ちょうど5年半という日付に合わせようということと、今から各ページにリンクをはりまくっていったら、それくらい日にちをみておいた方がいいように思うから、です。
上の枠のインターフェースは一見フレームが切ってあるみたいですが、全部コピーして貼り付けていったものです。一箇所でも訂正があるときは、全体に目を通していちいちやり直さなくてはなりません。
5年前には、今よりもだいぶインターネットの環境も違っていたので、フレームに対応していない人も少なくなかっただろうし、遅い回線を使っていた人も多かっただろうし、なるべく一部の人の閲覧を妨げるような作り方はしたくないと思っていました。

作った初めには、トップページにアニメーションだのロールオーバー効果だの……(目新しいおもちゃをもらった素人らしく)、面白がって細工を載せていたのですが、詳しい人のアドバイスにより、土壇場になってほとんど外しました。
以後、今の大人しい画面でやってます。

これから玄関が二つになるので、どちらからのお客さんが多いか分かりませんが、相乗効果が現れるように努力したいと思います。
提供するプロバイダが違うので、もしも何かの障害が起きても、もう一方でアナウンスすることができるので、その点は便利になります。

引っ越しまでにあと1、2回は書くつもりです。

2009年 9月28日

昨日の夜、パソコンが勝手にInternet Explorer8をダウンロードし、流れに従ってついインストールしてしまいました。それ以後、すっかり使い勝手が変わってしまい、表示されていたものが表示されなくなったりして、ひたすら面倒くさいばかり。こんなことなら、インストールするのではなかったと後悔しました。これまで、Internet Explorer7で何の不満もなかったのに。
なんとか元に戻したいと思い、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から、IE8を探してみました。ところが、「I」のあたりにそれが見あたりません。ここでは削除できないのかと思い、今度はIE7をダウンロードして、上書きしようとしました。ところが、すでに上位のバージョンがインストールされているからできない、と告げられてしまいました。

気持ちの悪いまま眠りにつき、目が覚めたときには悪い夢を見たかと思いましたが、よく考えたら現実でした。
朝早くからインターネットで検索して、「Internet Explorer8」「元に戻す」という2つのキイワードで調べると、すぐに私と同じ悩みを相談している人が見つかりました。
さっそく参照するように示されたページに飛び、やり方をプリントアウトして、慎重に取りかかろうとしました。すると、そこに書かれていた方法というのは、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から「Windows Internet Explorer8」をアンインストールするというだけのものでした。
私の失敗は、「W」のところではなく「I」のところを見て、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」からはInternet Explorerのアンインストールはできないのだと早とちりしてしまったことでした。こんなに簡単な話だったのなら、悩まなくても済んだのに。

今日はもとどおりになったパソコンで快適にキイをたたいています。当分、IE8をインストールするのは遠慮しておきます。

2009年 9月21日

ジェマ・マリーの『2140』第1巻、『サープラス・アンナの日記』を読み終えました。全然知らない作者で、分厚くて重くて、内容も重そうで……読まずに素通りしそうになりましたが、読み始めると一気に読んでしまいました。
多少茶化した言い方をすると、極端な少子高齢化社会の物語です。「無子不死化社会」と言った方が、より近いでしょう。
敬老の日に読むには、少々差し障りがあるような……年寄りが長生きしすぎることで若者の人生が奪われるという設定で……気もしましたが、限りある命の中での長生きは、当然ですが、問題にされていません。
今、第2巻を読んでいるところです。

2009年 9月15日

ノンフィクション『声をなくした紙しばい屋さん』をちょっとした好奇心で読んでみましたが、思いの外感動しました。この本を持って、人に勧めて歩きたいくらいです。

紙芝居師という職業が平成の時代にも続いていたことすら、私は認識していませんでした。決して現代向きではない地味な仕事を、愛情をこめて続けていく姿に心を打たれ、ほんとうにとてもいい話を読ませてもらったと思いました。
どんな仕事でも、「待遇」と「やりがい」と、少なくともどちらかが満たされていないと、人は続けていけないものだと思います。紙芝居師という仕事は、ほんとうにやりがいだけで成り立っているようなところがあると思います。

ノンフィクションなので、結末も事実に依っているわけですが、安易に都合が良すぎず、しかも希望を持たせる、すがすがしい気分にさせてくれる終わり方でした。
紙芝居に限らず、伝統芸能や伝統文化に興味を持っている人なら、共感できるところがたくさんあると思います。

2009年 9月12日

大ベストセラーの『1Q84』をせっかく読んだので、一言感想を書いておきます。ちょっとしたエピソードにまつわることで、核心に触れることでは全くありませんので、これから読むつもりの人も安心してごらんください。

「Book1」だったか「Book2」だったかも忘れてしまいましたが、作中で「ふかえり」が天吾の前で『平家物語』の一節を暗誦してみせるところがありました。ふだん目にする古典『平家物語』の原文は、散文のように続けて文章が印刷してあるのですが、この場面では、詩のように改行しながら書かれていました。
それを読んでいくと、光景が目に見えるように浮かび、とても古文だとは思えないくらい内容がすらすら頭に入ってきました。
壇之浦の合戦を描いた有名な場面だから、あらかじめ知っているから、ということもあったでしょうが、べったりと縦に文字が印刷されたページで読むよりも、ずっと心地よく読めました。
フランスの叙事詩『ローランの歌』の翻訳(こちらは文語調の現代語)を読んだことがありますが、ちょうどそんな感覚だったと思います。
『平家物語』はやはり叙事詩という詩なのだ、と実感しました。

「ふかえり」の物語る『平家物語』を聴いてみたくなりました。ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」などと違って、これは現実に聴くことができませんけれど。

2009年 9月10日

だいぶ涼しくなってきました。
それはよいのですが、季節の変わり目のせいか、ちょっと夏ばてをしてしまいました。

さて、以前から思わせぶりに言い続けていた「新しいこと」を発表します。

新企画その1。
これまで「特設コーナー」と称してAdvanced/W-ZERO3 [es]についての「導入記」を掲載していましたが、ほかにもこのサイトの全体から見て「特設」と思われる異色の話題を「特設コーナー」にアップしていこうと思います。そのため、今の「特設コーナー」のリンクからはまず「特設コーナー」の目次のページに飛んで、そこから「ど素人のアドエス導入記」等の各コーナーに導かれることになります。
そんなにネタがたくさんあるわけではないので(今、考えているのは2つの話題です)、作り上げたらそれ以上は発展しないと思います。でも、新しいネタが見つかったら、いくらでも増やしていけます。
ついでに「ど素人のアドエス導入記」も、最近の状況をちょっと書き足すつもりです。

新企画その2。
この日誌もだいぶ「書庫の中のノート」が溜まってきたので、このページの下の「これ以前の日誌」の列が長〜くなってきました。
そろそろブログに乗り換えようかと目論んでいます。一応、準備は進めているところです。ただ、なかなか一気にやってしまうことが出来なくて、日にちばかりが過ぎています。
このサイトそのものを閉じるつもりはありませんので、あくまでも「物語工房」の日記コーナーとしての位置づけになります。
掲示板を短期間で閉鎖してから、一方通行の発信しかできなくて(メールをくださる方もありましたが)残念に思っていましたが、ブログならコメントをいただくこともできます。
その一方で、なんの応答もなかったら(または、怒りのコメントを受け取ったりしたら)と思うと、ちょっと怖いような気もしますが。

こうして宣言してしまったからには、後には引けません。そのための発表なわけですが。
できるときに、できるだけ新しいことにチャレンジしてみようと思います。

2009年 9月5日

8月30日に書いたように、バッハの無伴奏チェロ組曲を聴いています。それも、カザルスの演奏で。
世間では『1Q84』の影響でヤナーチェクを聴く人が増えているようです。文学作品を読んで音楽を聴きたくなるという人の心の動きもおもしろいものです。

8月の終わりに『天山の巫女ソニン』の第5巻を読み終えました。締めくくりの巻としてこれを物足りないとする意見の人もあるようです。でも、私はとても気に入っています。ここで終わっていいし、こういう終わり方が最もふさわしいと思います。ソニンたちがこのあとどうなるのだろうか、と思いはするものの、それは私の心の中で想像している方がよく、作者に書いてもらおうとは思いません。おそらく、説得力があって、しかも心地よい結末というのは、国と国との関係を書いていく以上、とても難しいことでしょう。

この作品は、たとえば『ゲド戦記』や『エルフギフト』などの傑作のように、「これはとんでもない作品だぞ」と思わせるようなタイプのファンタジーではないでしょう。けれども、平凡であたりまえで普通のことが、とても深くさりげなく書いてあって、平凡さを極致まで磨き上げた魅力的な作品だと思います。新人の作品だけれども、何作も書き込んだ中堅作家の佳作のような味わいを感じました。

菅野雪虫さんがこの次にどんな作品を送り出してくれるのか、楽しみにしています。

2009年 8月30日

藤谷治の『船に乗れ!』第2巻を読んでから、作中に登場する曲のCDを本格的に聴き始めました。

第1巻を読み終えたときには、「聴きたくなったなあ」というだけで実行に移しませんでしたが、第1巻、第2巻と続けて読んだあと、次の巻を待つ間が長く感じられ、せめて彼らの手掛けた音楽を聴きたくなりました。

まず、サトルと南が1年生の文化祭でアンサンブルを企てたメンデルスゾーンのトリオを探してみました。本文中には第1番なのか第2番なのかが書いてありません。丁寧に読んでいけば、見当はつくのですが。

カザルスがホワイトハウスでケネディ大統領を前に演奏したという作中の記述を手がかりに検索するうち、CDになっているのをAmazon.comで発見しました。

サトルが通学途中に苦労しながら運んだ壊れやすい歴史的なLPレコードが、今は気楽な扱いが許されるCDになって、値段も格安になって提供されています(サトルは3千数百円と書いているけれど、Amazonで売られているのはその半額くらい)。
ジャケットもレコード時代のものと同じようです。作中に書かれていたジャケットの説明とそっくりの写真が使われています。
Amazonのサイトで試聴したときには、古い録音だけあって若干の雑音が混じっていると思ったのですが、本物のCDを聴いてみると、ほとんど気にならない程度でした。メンデルスゾーンよりもむしろ、あとのほうの曲目で、聴衆の誰かが音をたてているのか雑音が混じっているのか分からないようなノイズが少々ありました。

メンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番は、「ああ、この曲だったのか」と思うほど、耳に馴染んだメロディでした。
この次は、第2巻で練習に使われたバッハの無伴奏チェロ組曲を聴いてみます。それから、フルートの伊藤くんが文化祭でやった『忠実な羊飼い』なども、CDが手に入れば……。

2009年 8月27日

朝夕はだいぶ涼しくなってきました。でも、このまま真っ直ぐに秋にはならないようです。また暑さがぶり返すという天気予報が出ていました。

7月に新コーナーを計画していながら、断水騒ぎでそれどころでなくなり、いまだに取りかかっていません。涼しくなって、やる気が出て来たら、計画倒れになっている「新しいこと」に手を付けます。少なくとも、年内にはやりたいと思っています。

2009年 8月24日

『船に乗れ』の第2巻を、昨日一気に読みました。めったにないほど、のめりこんでしまいました。
8月1日の記事でこの本のことを『一瞬の風になれ』の文化部版のような印象だと書きましたが、『船に乗れ』は『一瞬の風になれ』よりも読者を選ぶだろうと思います。『一瞬の風になれ』はあまり読書の習慣のない人でもすっと気持ちよく入っていけるけれども、『船に乗れ』はそうはいかないかも知れません。(因みに『船に乗れ』の主人公たちがやっている音楽は部活動ではなく、音楽専攻の高校生としての学校の勉強です。)

『一瞬の風になれ』では、新二が走ることの技術やメンタルについて、とても具体的に詳細に熱っぽく語り、それが魅力の一つでもありました。
『船に乗れ』では、サトルが演奏の技術や登場するクラシックの作品の持ち味について細やかに語り、それがまた面白さになっています。
サトルが読んでいる(分かっているつもりになっている)哲学書について語られた部分も、少なくとも私は辟易することはありませんでした。これは、現在進行形の語りではなく、大人になった津島サトルが少年時代を振り返って、過去の自分の生意気さも未熟さも純粋さも見据えた上で、距離を置いて語っているからでしょう。

新二は現代の少年だけれども、サトルは昭和の少年で、おそらく作者(1963年生)と同じくらいだと思います。それなら私とも同年代だということになり、書かれていることの背景が自分の高校時代を思わせて、多少は贔屓目になるところがあるかも知れません。

相当な数の曲名が登場し、それぞれのパートの演奏の難しさだの魅力だの、彼らがLPレコードで聞く実在の演奏家の特徴だの、音楽高校出身の作者でなければここまで書けないだろうというほど書き込んであって、片っ端からCDを聴いてみたくなりました。

2009年 8月22日

村上春樹の『1Q84』のbook1とbook2を何となく上下巻だと思いこんで読み始めたのですが、終わったような終わっていないような(ふだん私が読む種類の本の水準でいうと、絶対に終わっていない謎だらけの)閉じかたでした。純文学というものには余り触れたことがないので、実はこういうものなのかもしれませんが、やっぱりあと2巻の続きがあるはずだ、という思いは強くなっています。3か月ずつ、あと2回分。それでないと、帳尻が合いません。

上橋菜穂子の『獣の奏者』は完全に2巻で終わったものだと思っていましたが、このたび3巻と4巻が出たようです。第2巻のラストは、あれはあれで感動ものでしたが、もっと書き込めるはずの人物がさらりと触れられているだけで終わっていたりして、作品全体には物足りなさもありました。このあとがあるのなら、歓迎したいと思います。そして、第4巻は「完結編」と銘打たれているのですから、こんどこそは間違いなくエンディングを迎えるはずです。

講談社文庫で『獣の奏者』の1巻と2巻が出たので、入手したいと思っています。同じ文庫でも、あまりに可愛らしすぎるイラストが表紙を飾っていると持つのを躊躇してしまいましたが、今度の表紙なら違和感ありません。私にとっての作品のイメージという意味でも、私の年齢でそういう表紙の本を持っている(いい年をして…)という意味でも。

2009年 8月21日

ジリアン・エイブリー著『オックスフォード物語 マリアの夏の日』を読みました。この作品そのものには、特別に惹かれたという訳でもないのですが、『ヒルクレストの娘たち』のセーラの進学先がオックスフォードであったことと思い合わせて、早くから女子教育に開かれた存在であったらしいオックスフォード大学の歴史を垣間見た気がしました。19世紀のマリアたちがあって、20世紀のセーラがあるのだと。

どうやら『オックスフォード物語』には続きが何作かあるようなので、追って翻訳されることでしょう。「特別に惹かれた」ということはないけれども、出版されたら、たぶん読むだろうと思います。

2009年 8月13日

このサイトがメインに採り上げている児童文学とは畑違いですが、ちくま新書の『これも経済学だ!』(中島隆信/著)という本をかなりおもしろく読みました。経済学の本なのに、数式はもちろんのこと、経済用語も経済学者の名前もでてきません(そういえば、アダム・スミスの名前は出てましたが、高校生なら知っている範囲)。出てくるのは、卑近で具体的な話題ばかり。伝統文化や宗教などについても、なぜそうなるのかという経済学的な角度から語られており、とても新鮮に感じられました。

2009年 8月9日

わざわざ書くのも恥ずかしいですが、トップページの「伝言板」に「七夕ちょうちんまつり」と書いたつもりで「七夕ちょうりんまつり」と書いていました。(メールで教えてくれた○○さん、ありがとう)。

改めまして、山口の8月の祭りは「七夕ちょうちんまつり」です。日本の三大火祭りの一つと言われております。
でも、もう祭りも終わってしまったので、伝言板は消してしまいます。訂正するのも、今更なので。

写真は、7日の朝、開店前の商店街です。
こんなふうに、赤い提灯を飾った竹が、道の左右にぎっしりと並び、夜になると、中のろうそくに火が点されます。まるで灯のトンネルのような光景になります。

2009年 8月5日

とうとう『一瞬の風になれ』の文庫版を買いました。第3部の巻末には、「特別座談会『一瞬の風になれ』3年目の同窓会」という企画が付いていて、こういうところが後から出た文庫本の楽しみでもあります。

2009年 8月1日

あまりに長い間、日誌以外に何も書いていなかったので、「読書ノート」に1行だけ、気になる本の題名を書き込みました。これで「更新」というのはインチキ臭いのですが。
この『船に乗れ』(藤谷治・著)はまだ1巻しか読んでいないので、全体を読み終えてどう思うかは分かりません。ただ、今のところの感想としては、『一瞬の風になれ』の文化部版のような印象を持ちました。

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