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書庫の中のノート

工 房 日 誌 2005年4月

2005年 4月30日

数日前に、予約していた本の準備ができたというメールが県立図書館から入っていたのですが、ようやく受け取りに行けるようになったので、午後から買い物がてら出かけてきました。
借りた本は、ジョナサン・ストラウド著『バーティミアス』の第1巻です。翻訳に金原瑞人さんが関わっている作品にはおもしろい本が多い、というのがここ数年の読書体験から得た実感なのですが(例えば『エルフギフト』、『盗神伝』、『クリスピン』……)。さて、この本はどうでしょうか。
これだけ予約がつくのだから、おそらく期待していいのではないかと思っています。
私のあとにもまだ何人か予約しているようなので、早く読まなくてはなりません。
まだ、『暁の円卓』も抱えているのだけれど。

2005年 4月29日

今日は午後から、昨夜やり残した仕事をかたづけに出勤。夕方、職場から足を伸ばして、山折哲雄氏の講演「中原中也と宮沢賢治」を聞きにいきました。
それは良かったのですが、行く途中の歩道で、自転車のタイヤが車道と歩道の境目を踏んで、「ああ倒れる……」と思いながら転んでしまいました。ストッキングが裂けたと思ったら、皮膚も裂けていました。(車にひかれなくて良かった)
会場に着いてからも、足が気になってちょっと落ち着きませんでした。
でも、話はちゃんと聞いてきました。「ニュース&耳よりな情報」のページに、講演報告を載せています。

2005年 4月24日

37年も使ってきた古い机を処分して、部屋の模様替えをしました。ほんとうは今の時期にやりたくなかったのですが、ホームセンターの品揃えが、この時期に学習机の在庫整理をするようになっているので、選択の余地がありませんでした。で、めでたく新しい机を手に入れました。(37年前というのは、私が小学校に入学したときのことです)

どたばたと物をかたづけたので、鉛筆削りがどこに行ったか、定規はどこかと、よけいなことで時間を食いました。机の周りはケーブルだのコードだのがぐじゃぐじゃと張り巡らされ、私はいったいいつの間にこんなデジタル人間になったのだろうと思うほどでしたが、一方で鉛筆削りも定規も手放せません。

1週間経って、ようやく机が使いやすい環境になってきました。(まだまだのところもありますが。)
というわけで、これが「物語工房」環境整備の第4弾です。
昨年の秋に、この冬は環境整備だなどと書きましたが、なかなか一息にはできません。毎月一つずつ向上させていくことになるようです。

2005年 4月16日

『イルカの家』、無事読了。期限どおりに図書館に返却してきました。
波瀾万丈の出来事は(一つを除いて)ないけれども、日常のひとつひとつの茶飯事が丁寧に描かれて、それがとてもおもしろく読めました。筋だけを追いかけるような雑な冒険ファンタジー類を読み飽きてきた私としましては、とても新鮮でした。これはローマン・ブリテン三部作の前に書かれている初期の作品だったんですね。
ところで、『イルカの家』という邦題は、サトクリフ・ファンにとっては少々引っかけられたような気もします。(サトクリフの愛読者なら、まずアクイラ家のことを思い浮かべるでしょうから)。

これから『つくも神』の期限内読了に挑戦です。

2005年 4月14日

近ごろ時間の感覚がありません。さっき、目覚まし時計が鳴って起きたはずだったのに、もう夜になっています。
毎日、昼休みになったら「あ、昼か」と思い、終業のチャイムが鳴ったら「あ、夕方か」と思い、お腹が空いて疲労が溜まってくると「あ、もう夜か」と思って帰宅します。そして、すぐに寝る時間となり、布団に潜ると、やがて目覚まし時計が鳴ります。

サトクリフの『イルカの家』は16日が図書館の返却期限なのですが、あと数ページ残っています。たぶん、読めると思いますが……。
19日返却の本もたくさんあるのですが、こちらは取捨選択の必要がありそうです。

2005年 4月8日

新年度が始まって、早くも1週間経ちました。
職場の近くの川沿いは、この時期になると桜が見ごろになるのですが、ちょうど仕事が忙しい時期と重なるために、花見というわけにはいきません。
ようやく一息ついたときには、もう桜は散っているというありさまです。

その花ではありませんが、今日は花祭。

2005年 4月7日

まだ初めの2章くらいですが、サトクリフの『イルカの家』をおもしろく読んでいます。この人のこれまでに読んだ作品とは、ひと味違う感じです。どちらがいいとか悪いとかでなく、質が違うもののようです。(少女が主人公というのも、サトクリフには珍しいと思いました)。
読んでいて、何かとても「懐かしい」という感覚を呼び覚まされています。

2005年 4月5日

もうじき県立図書館が資料点検の期間に入るので、開館しているうちに本をたくさん借りてきたのはいいのですが、張り切りすぎて、少々たくさん借りすぎました。市立図書館などで借りている本もあり、とうてい期限までに全部を読めるとは思えません。平日の夜も週末も、それぞれに時間がなくてあくせくしているというのに。
でも、何とかして読みたい、あんがい読めるのではないかと、楽観的な予想をしたがる私です。

その借りている本というのは、サトクリフ『イルカの家』、ラルフ・イーザウ『暁の円卓』1〜、伊藤遊『つくも神』、ダレン・シャン『ダレン・シャン11』、P・B・カー『ランプの精』、あさのあつこ『えりなの青い空』、笹生陽子『バラ色の怪物』……。
やっぱり相当なボリュームがあります。
読まずに返すことになったら残念なのですが。

2005年 4月1日

今日は、1年じゅうで最も職場があわただしい日です。新しい1年の始まりで、人事異動だの挨拶回りだの、会計の処理だの……。夜は夜で、歓送迎会がありました。

無理をしてでも何かをしたい気持ちと、今の時期に体をこわしたら、仕事に差し障ってえらいことになるぞという気持ち。

とりあえず明日は家の雑事を優先してやります。

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