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物語工房  Monogatari-Kobo 

物語工房は、文芸職人の仕事部屋です。この工房で執筆する文芸職人はおもに高学年向きの歴史児童文学やファンタジーなどの創作を目ざしています。

 山口から歴史と文学と読書の話題を発信します

近況報告

先日、「物語工房の本棚」というブログでお便りを受け取れる環境を作ったと報告しましたが、その後、つながらなくなったと思っていたココログのブログ(「物語工房」ノート)のほうも、ふたたびログインできることが分かりました。
同時に2つも運営していくのはしんどいし、どうしたものかと思っています。
読書記録専用と日記用で使い分けることも考えられますが、それではブログを書くために生きているみたいな忙しさになってしまいます。
タイトルも適当に付けましたが、全部並行して行うのなら、もう少しネーミングを考えないと。
だいたい、母屋(このサイト)の方も、2004年の開設時の残骸を引きずったままで、これをきれいにすることから急がなくてはなりません。(2016,08,23)


2004年にぷららのサービスを利用して、このホームページを立ち上げました。
そのとき、ぷららが提供するCGIを利用してメール送信の設定をしていたのですが、昨年のうちにそのサービスが終了となり、新しいCGIの設定をしなくてはならなくなっていました (メール送信ができない状態を、管理者として放置しておりました)。そのことに気づいたのが先月……。

もともと、自力でCGIを理解できるような人間ではありませんので、ぷららの親切な解説に従って、素直にそのまま書き込んでいたのですが、今回の解説はだいぶ端折ってありました。分かる人にしか分からない。分かる人には、それも分からないような人間が、サイトの運営なんかするなよ、というくらい初歩的なことなのでしょうが、私には理解できませんでした。12年前には多少は勉強していたし、頭もまだ柔軟だったのでしょう。

今回も少しは努力しようとしてみたのですが、あきらめました。
今は専門的な知識のない人間が利用できるウェブ上のサービスも増えています。
blogにメール送信フォームを設置していますので、ここからご連絡をいただくことにします。

このサイトにリンクするblogもあったのですが、3年間も放置して、先日から3日間書いたら、つながらなくなってしまいました。
全く、これまでの放置の付けがまとめてやってきたようです。

別のblogサービスを使って新規に立ち上げました。
とりあえず、メールフォームにリンクしたいという、なんだか本末転倒な話で作ったのですが、今後それなりに読書記録などを綴っていこうと思います。

で、そのblogはこちらです。 → 
「物語工房の本棚
しばらくは体裁を整えながら書き込んでいくと思いますが、秋には軌道に乗せたいと思っています。

弘鴻について

先頃、「日本児童文学」9-10月号に短編「これは『種蒔きの栞』」を掲載していただきました。
およそ150年前、幕府から経済封鎖をされていたころの長州藩で、農民が農作業の段取りを知るための暦がなくて困窮していたとき、天文学の知識を駆使して独自の暦を作成し、藩に献上したという数学者の話です。

このたび、この主人公(弘鴻)についてまとめた冊子『これは「種蒔の栞」 周防の和算家弘鴻の話』を印刷・製本しました。
この冊子は、雑誌掲載のお話の前から作ろうと思っていたものです。
冒頭の短編は「日本児童文学」の掲載作に加筆したもの、あとは略伝や研究レポートのようなものです。
弘鴻をメインとした刊行物は、昭和36年の「弘鴻の生涯とその事蹟」以来だと思います。
先行の本に敬意を表して同じクリーム色の表紙にしました。

願わくは、郷土史家の先生などに見ていただいて、歴史事項についてのご助言を賜りたいと思います。
そして、ゆくゆくはこの人を中心とした歴史長編に挑むのが目標です。

12月19日現在、作中人物の江木清次郎さん(代官)について、どうやら新しい事実を見つけたような気がします。まだインターネットでヒントをつかんだだけなので、これから文献を調べなくてはなりませんが。印刷してから新しい発見とは困ったものですが、えてしてこういうものでしょう。
しばらくはあんまり調査や執筆に時間を取れないので、1〜2か月は進められそうにありません。またご報告します。

Topics 


27.11.17 幕末・明治の数学者についてまとめた冊子『これは「種蒔の栞」 周防の和算家 弘鴻の話」(私家版)を印刷しました。


 

 

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