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2009年 6月30日 今日で2009年の上半期が終了したわけですが、6月にして読書冊数が100冊を突破しました。読書量だけは完全に復活できたようです。 今年になって読んだ本のうち、これは掘り出し物だと思ったのはナオミ・ノヴィクの『テメレア戦記』。すでに本国で大人気となっている作品に「掘り出し物」は失礼かも知れませんが、予備知識がないまま、それほど大きな期待を抱かずに読み始めたので、満足感は『パワー』(「西のはての年代記」3/ル=グウィン)のようにあらかじめある程度の期待感を持っていた作品以上となりました。 ライトノベルで面白かったのが、毛利志生子著『風の王国』シリーズと支倉凍砂著『狼と香辛料』シリーズ。目を通してみた大抵のライトノベルは、だいたいが第1巻で読むのをやめましたが、この2作品は新刊が出るのを楽しみに待つほどになりました。読書好きのティーンズ向けであると同時に、大人向けでもあります。 2009年 6月28日 しばらく注意を払わないでいたうちに、リブリオ出版の作曲家の物語シリーズが20巻まで出ていました。まだ『バーンスタイン』と『ショパン』と、最近出たばかりの『メンデルスゾーン』を読んでいません。(『ビゼー』は19巻目ですが、3月に読みました。) このシリーズは私にとって創作意欲をかき立てる特効薬のようなものです。主人公である作曲家が曲づくりに心血を注ぐ様子に、自分自身も何か書きたいという思いに駆られるのでした。 2009年 6月21日 「ヒルクレストの娘たち」の再読は着々と進んでいます。もうじき『海を渡るジュリア』が終わりそうです。次の『グウェンの旅だち』も、今日、借りてきました。 おもしろいと言える本はあっても、何度も読み返したいような本には、なかなか出会えません。このシリーズはかなり当たりだったのだな、と思います。 2009年 6月7日 『丘の家のセーラ』を読み終え、予定どおり『フランセスの青春』に取りかかりました。思えば、ほぼ20年ぶりの読み返しになります。当時私はすでに子どもではなかったけれども、主人公たちに自分を重ね合わせ、若い人の感じ方で読んでいたのだと、読み返して思いました。 幻の5、6巻については、前回の記事をアップしたあと調べてくださった方があって、結局、はっきりしたことはわからないようでした。4人姉妹が主役を一巡して終わるという現在の形でも、完結しているようにも受け取れますが。 2009年 5月31日 『ホームレス中学生』に引き続いて(直後ではありませんが)、『ホームレス大学生』を読みました。弟の視点から語られたのと同じできごとを、改めて兄の視点から語られるという試みがおもしろく、「ヒルクレストの娘たち」を思い出しました。 田村兄弟に触発されて、ほんとうに久しぶりに『丘の家のセーラ』を読み返しています。読み終えたら、ほんとうに『フランセスの青春』も読んでみるつもりです。このシリーズは全6巻になるはずだったのに、あとの2巻はどうしたのでしょうか。私が知らないだけで、打ち止め宣言とか、何かまずい事情ができたとか、作者に何かあったとか……。このまま続きを待っていて報われる日は来るのでしょうか。 2009年 5月17日 中川なをみさんの新刊『龍の腹』が図書館に入ってきました。今、誰かが借りているようです。予約を付けようかな、と思ったのですが、他にも予約した本が数冊、同じタイミングで貸出可能になっているので、自然に返ってくるのを待つことにしました。 2009年 5月10日 雑誌「山と渓谷」の2008年12月号に、あさのあつこさんのエッセイが載っていました。何で今頃12月号を読んでいるかというと、図書館の雑誌コーナーで偶然に見つけたものです。もう全く違う分野の人たちにも、名前だけで通用する人になってしまいましたね。 2009年 5月9日 誉田龍一『なにわ春風堂』全3巻を読み上げました。 2009年 5月3日 児童文学、とは言えないかもしれませんが、佐藤多佳子さんの『夏から夏へ』を読んでいます。実在の陸上選手たちを物語るもので、『一瞬の風になれ』の創作の楽屋を見せてもらっているような気がします。 ゴールデン・ウィークは、本を読んで過ごすくらいです。うちの職場はあまりたいした連休にはならないので。本を借りられるだけ借りて帰ります。 2009年 4月28日 小中学生の頃、読書感想文の課題図書というのには見向きもしませんでした。私にとって、年に一度の読書感想文コンクールは、その1年間に読んだ中で最も感動した本を公に紹介する機会でした。だから、前の年の秋でも、冬でも、とっても感動した本に出会えば「よし。来年の感想文はこれでいこう」などと、ほんとうに考えていたものです。そして、その通り実行していました。宿題としていやいや取り組むのではなく、本好きの人がブログで気に入った本の紹介をしているみたいに、楽しんでやっていました。どの本を選ぶか、いかに上手く書くかは、楽しみの一つでした。 中年になった今では、課題図書にも手を伸ばすようになりました。夏休みが近づいてくると子どもたちの宿題に考慮して遠慮しますが、発表されたばかりの頃や、忘れられた頃には、どんな作品なのか読んでみたくなります。 幸いなことに、今の私には読書感想文を書く義務がありません。気に入ったときだけ、気が向いたときだけ、この「工房日誌」などに感想をつづっています。 2009年 4月22日 『縞模様のパジャマの少年』は高校生の読書感想文課題図書になっていました。先日書いた「小学校高学年以上」というのは、かなり無理があったようです。 2009年 4月20日 『縞模様のパジャマの少年』を読了。 2009年 4月12日 昨日は午前中、病院に行き、午後からは美容院に行き……、待っている間にかなり読書がはかどりました。 2009年 4月8日 夜も遅くなっての更新ですが、今日で物語工房は5周年を迎えました。 5周年の祝賀のメールをくださった方、ありがとうございました。 2009年 4月7日 しばらく思いっきり楽しめる本に出会えずにいましたが、竹下文子さんの『そいつの名前はエメラルド』を読んで、ようやくさっぱりしました。私の読書傾向からすると低学年向きで、あっというまに読み終えてしまいましたが、作者の名前に期待して読み始め、満足して終わることが出来ました。 あすはいよいよ、物語工房の開設5周年です。 2009年 4月1日 いろんな本を読みかけては、あまり興味を持てずに途中で閉じてしまうということを繰り返しています。 |
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