ホーム | サイトマップ | プロフィール | 作品紹介 | 読書ノート | 宮沢賢治 |
ご案内 | blog(日記) | 街 (山口) | リンク | ☆ | ☆ |
2008年 5月24日 猛烈に本を読み始めました。県立図書館でも市立図書館でも本を借りまくってます。5月現在で去年1年間の読書量を超えました。去年が少なすぎたんだけど。 2008年 5月15日 ちょっと間が空きすぎましたが、一応、無事に暮らしております。 今読みかけているのは、本多明『幸子の庭』です。数ページ読んだところで、これは絶対に好きになれる作品だと確信しました。今は第一章が終わったところですが、これまでのところ、その期待は裏切られていません。 2008年 4月9日 あっというまに新年度になって1週間が過ぎましたが、まだまだ新しい仕事に慣れないでいます。でも、もともとやりたかった内容の仕事だから、去年の今頃にくらべて、ずっとずっと幸せです。 『ヴォイス』は昨日の夜、読み終えました。ル=グウィンやE.L.カニグズバーグ のように、年齢を重ねてもいつまでもみずみずしい作品を書き続ける人がいるのを思うと、大いに慰められます。無為に40代の下り坂まで来てしまっても、まだまだ自分の人生は捨てたものではなく、新しい何かを生み出せるかも知れないと、淡いながらに期待を抱いていられますから。 2008年 3月30日 先週の日曜日、図書館で借りてきてからそのままにしていたル=グウィンの『ヴォイス』をようやく今日になって読み始めました。物語の入り口は、昨今の軽いファンタジー作品にくらべて入りやすいとは言えないけれど、最初の数行を読み進めていくと、もう読み進めずにはいられない世界が待っています。3分の1は読みました。 4月から勤務先の配属部署が変わるので、これからのスケジュールはまだ分かりません。でも、今は前向きな気分です。 2008年 3月15日 先週の土曜日に、図書館に寄ったとき、次から次への興味をそそられる本が見つかって、まるで以前の私のように、一度にどっさり借りてきました。ほんとうはあと2冊、『アリーの物語』の第3巻と第4巻を借りて帰ろうと思ったけれども、期限までに読み切れそうにないので6冊にとどめました。 2008年 3月9日 今朝、新聞を開いてみると声優の広川太一郎さんが亡くなったという記事が出ていました。声だけ知っていて、お年は知らなかったのですが、まだ60代ということなので、平均年齢から考えても早すぎます。 「アルジェンタ年代記外伝」の主人公がロベルトになったのは、「ラ・セーヌの星」のロベールがいたからかもしれません(フランス人の場合ロベールにあたる名前が、イタリア人ならロベルト、英米人ならロバートになります)。 一つ年上の新井素子さんが、『星へ行く船』のあとがきで、登場人物の太一郎さんの名前は古川太一郎さんからつけたもので、声優をあてるなら古川太一郎さんだと書いていらっしゃったように記憶しています。新井さんがそこで挙げていたのは、私が知らない別の作品での古川さんの仕事のことだったのですが、私たちの世代はいろいろなところで、この方の声を聴いて育ってきたということなのでしょう。 2008年 3月1日 月曜日から木曜日まで、夜11時に始まるドラマ「一瞬に風になれ」を録画しておいたのですが、今日やっと見ることができました。一気に4話続けて見てしまいました。 第2話までは、原作を大幅に端折りながら辿っていて、中身がすかすかの『一瞬の風になれ』だという感じがしていたのですが、第3話からはテレビドラマとして脚色し直された作品になったと感じました。原作が表現したものを、全然別のメディアとして作り直しています。いかにもテレビドラマ風の運びだな、と思いはしたものの、第1話よりはきっちりと中身が詰まっていて、面白く見られました。 もうちょっと前半をきっちり表現して、せめて1クール、10回以上の連続ドラマにして欲しかった。それだったら、試合のたびに緊張しすぎてしまう新二のメンタルも、天才のくせに心身ともに虚弱すぎる連のことも、仲間としてじっくりつきあうことで(一目惚れなんかではなく)だんだん良さが分かっていく谷口若菜のことも、他校のライバル選手たちのことも、きちんと描けたのに。 今回の『一瞬の風になれ』からも、だいぶ前に聴いたラジオドラマ『しゃべれどもしゃべれども』からも、佐藤多佳子の作品はドラマ化に向かないな、と良い意味で感じました。映像や台詞では表現しきれないものを、文章で表現できる人だから。 原作の愛読者としては、いろいろ突っ込みたくなるところがあったけれども、そうはいっても、見て、とてもいい気持ちになれました。今、『一瞬の風になれ』をもう一度読みたくなっています。読み通したら、間違いなく元気になれると思います。 |
Copyright (C) 2004-2008 waki hiroko