長野潔先生が脈を診て鍼をすると、その場で症状が即効的に改善しました。 以下は、私がこの目で見た真実です。
<例1> リウマチの女子高校生が、松葉杖でようやくベッドまで来ましたが、治療を終えて帰る時には松葉杖を小脇に抱えて歩いて帰りました。 治療は、お腹に鍼を1本刺しただけだったように思います。
<例2> 脳卒中の男性が座位で脇腹に鍼をしながら、長野先生が「手を動かしてみて下さい」と言うと、動かない腕が動くようになり、「腕が動いて気持ちがいい」と言い出しました。
<例3> 子宮筋腫が大きくなりすぎて、出血多量の恐れがあり、手術も不可能と診断された女性。 私が見た時には直径15センチ程でしたが、「最初から比べればかなり小さくなっているのよ」と患者さんはおっしゃっていました。
<例4> 腰痛の若い女性でした。 右手首に鍼を刺して柔軟体操をすると、「腰はもう痛くありません」の一言。 脈を診てから5分も過ぎていませんでした。
<例5> ある時、年配の女性が私に話しかけました。 「私が死ぬ時は長野先生に脈をとってもらいながら死にたいわ・・・。」 冗談とも本気ともつかない笑顔が印象的でした。