長野谷治療院の臨床例




●平成29年8月    肺癌で余命宣告を受けた(60代女性)

10年前に肺癌の疑いがあり予防の為に声帯摘出と甲状腺摘出を3回。しかし、医師に余命宣告されサジを投げられる。「何とか1日でも長生きしたい」と来院。治療の結果から言えば1年経過しても死ぬことなく元氣に農作業をしている。

肺癌を決定づける症状は「血痰、咳、呼吸困難」だが鍼術後は数日で消去。死の不安から解消される。疲れ易いので治療は継続。幸い東洋医学的な指導に素直だったのが功を奏す。

●平成29年4月   動悸とミズオチ周辺が苦しい(80代女性)

何処が痛い訳ではないが息苦しいのと不安で落ち着いていられない。
病院では「逆流性食道炎」か「心臓神経症」と診断、服薬しているが改善されない。顔色が悪く、触診では胃と胸骨に圧痛。心臓周辺の違和感は若い時からだと言う。
1回目で症状は消失。数日後には顔色が良くなり自覚症状は消失。現在も体調管理に通院中。

●平成29年2月   吐いて食べられない(70代女性)

去年5月から肩こりめまいで「メニエール病」と診断。その後に「小脳疾患」「骨髄腫」と診断。小脳から水を抜く手術を3回。傷跡の出血が今も止まらない。
滑舌が悪く何を言っているのかさっぱり分からないが脳手術が原因と医師に言われる。
10日以上前から食べると吐いて食べる事ができない。やせ細り死ぬのではと不安になり来院。
治療後は吐かなくなり食欲回復。傷口の出血は3日後に止まる。初発の「めまい」は改善。その後は体調管理に来ている。

●平成27年12月  繊維筋痛症(女子中学生)

「キリで刺される、万力で締め付けられる」様な筋繊維の痛みと定義されるのが繊維筋痛症。
足に触れるだけで激痛。痛みのため不眠、食欲低下、息苦しくて死ぬ覚悟をした。学校も休みがち。当初は母親の勤務する病院で治療。その後大きな病院も紹介されるが、現代医学では治らないと言われ来院する。最初から鍼を信じる人は誰もいない。しかし信じない事には治らない。
初回、鍼をしている間に痛みは消去。2月は休まず通学。4月になると自転車通学できるまで回復。半年後、痛みは完全消去。
その後は体調管理に通院中。