2012.1.17
ジェット船の欠航状況と就航予想結果の評価  2011

※ 当HPで就航予想を掲載した期間についてのみ集計しまし、作者の都合などによりホームページを更新できなかった日は対象から除きました。   2011年は合計340日でした。

※ 基準を一定に保つため、季節的に運行される久里浜、館山、下田経由のジェット船は集計に算入していません。

※ 3/11 に発生した東北地方太平洋沖地震により、翌日の3/12は大津波警報のため全便欠航になりました。

※ 大型船の欠航は、上記大津波警報によるものを除き、5/29(台風2号)、7/20、21(台風6号)、9/3(台風12号)、  9/21(台風15号)の5回でした。


1、 ジェット船の欠航状況
2、 ジェット船就航予想の的中率評価
3、 出帆(到着)港予想の的中率評価




1、 ジェット船の欠航状況

2011年の欠航日数と記録日数

年間を通して
全便欠航は8日
一部欠航は7日
合わせて15日
    (昨年は22日)
記録日数は340日なので欠航率は、4.4%

2011年は5月7月9月に台風の影響を受けたものの、平年は多い冬期間の欠航が無く年間の就航率が高くなりました。
季節的にいつ頃欠航が多いのか

記録を開始した2004年8月から2011年12月まで、月別に集計しました。
 資料は1月から7月までが7年分、8月以降が8年分になります。
冬の季節風と冬から春にかけての発達した低気圧による強風の時期、台風の影響を受ける8月から10月が欠航の多くなることがはっきりしています。
ここ7年余りの欠航率の変化
(一部欠航、全便欠航の計)


月別に見ると、台風や季節風の影響でかなりばらついていますが、年間を通してみると12%〜5%程度で、低下の傾向にあります。
ジェット船は2002年から就航していますが、当初に比べてほぼ半減しています。


2、ジェット船の就航予想の的中率評価

就航、一部欠航、全便欠航の予想がその通りになった率

予想が外れた場合の分析

左の記号が実際、右の記号が予想。

例、○×は全便就航したのに×と予想した。

○△、○×の率が高いのは、判断が微妙なときに悪めに予想していることの表れだと思われます。これだけは避けたいと心がけている1日前の×○が1回有りました(7/19 台風6号通過の前々日)。



○ 全便就航
△ 一部就航
× 全便欠航

一部欠航、全便欠航を○と予想した(欠航を予想できなかった)率

前日の予想で19%、7日先で56%







3、出帆(到着)港予想の的中率評価

的中率は、実際の出帆港が元町の時に元町港と予想できていたかで計算しました。岡田港の場合も同様です。
※  欠航の場合、もし就航できたとしても岡田港になると考えて処理しました。また、ある時間以降、元町港から岡田港に変更になった時も岡田港として処理しました。

元町港・岡田港を合わせたこの期間の平均の的中率は
   前日・・・・80%
   7日前・・・61%
でした。

出帆(到着)港は季節変化が大きくなっています。冬季の季節風、春先の発達した低気圧、夏から秋にかけての台風の影響で岡田港になることが多くなります。

年間では
  元町港・・・89日
  岡田港・・・251日
2010年は
  元町港・・・110日
  岡田港・・・226日
2009年年は
  元町港・・・136日
  岡田港・・・209日
2008年は
  元町港・・・112日
  岡田港・・・212日
2007年は
  元町港・・・118日
  岡田港・・・210日
2006年は 

  元町港・・・133日
  岡田港・・・147日

でした
出帆港が岡田港の時は、冬期は成績がよく、夏期は悪くなる傾向があるように見えます。



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