2009.1.30
ジェットフォイルの欠航状況と就航予想結果の評価 2008 |
※ 当HPで就航予想を掲載した期間についてのみ集計しました。作者の都合などにより更新できなかった日は対象から除きました。 2008年は合計342日でした。 |
1、 ジェットフォイルの月別欠航率 |
2、 ジェットフォイル就航予想の的中率評価 |
3、 出帆(到着)港予想の的中率評価 |
1、 ジェットフォイルの月別欠航率 |
2008年の欠航日数とホームページ更新日数(記録日数) 年間を通して 全便欠航は9日 一部欠航は13日 合わせて22日 記録日数は342日なので欠航率は 6.4% 例年に比べて台風の影響が無かった代わりに春先の低気圧の影響が大きく全体としては2007年と大きな違いはありません。 |
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季節的にいつ頃欠航が多いのか 記録を開始した2004年8月から2008年12月まで、月別に集計してみました。 資料は1月から7月までが4年分、8月以降が5年分になります。 冬の季節風と冬から春にかけての発達した低気圧による強風の時期、台風の影響を受ける8月から10月が欠航の多くなることがはっきりしています。年間を通してもっとも安定しているのは6月と7月、ただし、この時期は霧のため飛行機の欠航が多くなります。 |
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ここ4年余りの欠航率の変化 年間を通してみると10%から6%程度へとやや下がっているように見えますが、2007、2008年は台風が少なく1月の西風が弱い年でした。長期的に見れば7%〜8%程度かと思われます。 |
2、ジェットフォイル就航予想の的中率評価 |
就航、一部欠航、全便欠航の予想がその通りになった率 前日の予想の的中率が高いのは当然としても、7日前の率がやや上がっています。これは、就航に不安があるときは悪目に予想することに起因していると思われます。7日前では欠航の予想を出しにくいので結果的に成績が良くなり、逆に4日・5日前にはある程度悪天が予想でき、悪目に予想しがちになることと併せてこのようになるのだと思います。 |
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予想が外れた場合の内容 左の記号が実際、右の記号が予想。 例、○×は全便就航したのに×と予想した。 ○△の率が高いのは、判断が微妙なときに悪目に予想していることの表れです。 ○ 全便就航 △ 一部就航 × 全便欠航 |
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欠航を予想できなかった日数 (全便欠航、一部欠航に対して○と予想した) 22日の欠航日数に対して、一週間前では8日予想できなかった。2007年はこれが16日だったので改善はされているようにみえるが、これは台風が少なかったことが大きい。7日前から台風による欠航を予想することはほとんど無理。 |
3、出帆(到着)港予想の的中率評価 |
※ | 的中率は、実際の出帆港が元町の時に元町港と予想できていたかで計算しました。岡田港の場合も同様です。 |
※ | 欠航の場合、もし就航できたとしても岡田港になると考えて処理しました。また、ある時間以降、元町港から岡田港に変更になった時も岡田港として処理しました。 |
元町港・岡田港を合わせたこの期間の平均の的中率は 前日・・・・81% 7日前・・・53% だった。 2007年は 前日・・・・78% 7日前・・・53% 2006年は 前日・・・・83% 7日前・・・57%。 |
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出帆(到着)港は季節変化が大きくなっています。冬季は季節風の影響で、また、夏から秋にかけては台風の影響で岡田港になることが多くなります。2008年は低気圧の影響で4月、5月も岡田港が多くなりました。 年間では 元町港・・・112日 岡田港・・・212日 と、おおよそ1:2の割合となりなした。 2007年は 元町港・・・118日 岡田港・・・210日 2006年は 元町港・・・133日 岡田港・・・147日 でした。 |
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4月から6月と9月が比較的的中率が高くなっています。この期間、元町港と岡田港の使用日数が近いので、このようなときの方が予想しやすい、ということでしょうか。 | |
元町港の回数が少ないときはバラツキが大きいのは当然として、7月・8月の元町港が多いときにやや的中率が低くなっています(元町港なのに岡田港と予想している)。 | |
7月は極端に成績が悪い(岡田港なのに元町港と予想した)のはなぜ? 元町港が使えるのに、岡田港を使用した、と考えた方がわかりやすいか? |