DIARY4
<5月1〜2日(土、日)>
オーディオはパワーアンプSPM−1200を導入後、手すきになってたSPM−600を活用すべくバイアンプ接続を実施(補足すると、バイアンプ接続とはスピーカーの高域と低域それぞれに1台づつアンプを割り当てて接続する方法のこと)してみる。部屋自体が狭いので接続するのも一苦労である。
接続は高域側にSPM−600でプリアンプからはアンバランス接続で、ケーブルはプリ〜パワーとスピーカーケーブルいずれも長さの具合が良かったPADアクエアスを使用。低域側はSPM−1200で接続は従来どおり(バランス接続)の接続とした。
SPM−1200は中低域は非常に良いがピアノの繊細感は逆にSPM−600が得意という感じがしていたので、今回のバイアンプ接続にしたことで双方の良いところがブレンドされた感じである。心配していた高域・低域のバラつきもほとんど感じられなかったので、とりあえずこのまま様子を見ることにしよう。
それにしても、音云々よりもラックの上下にChordのアンプが並んだ絵面がとてもカッコ良いと一人悦に入っているこの頃っす。
HPはオーディオのページの更新と新たにリンクのページを追加。oyajazz経由でいろんなHPを知っていただければ幸いであります。
2日は吉祥寺megでJAZZ系のイベント。
今回のイベントは”megの会 vs げんき亭ジャズクラブ”ということでmegの会と蒲田駅前にあるJAZZの流れるラーメン屋「げんき亭」常連さんとの間でメンバー同士1対1の対決方式の対抗戦である。回を重ねること第3回でこれまではmegの会の2連勝。
今回、自分もピアノのお題で参戦するも、あえなく敗退。ここんところ対戦系イベントでは勝ち星から遠ざかっている。チト悲しい。
勝負の方は拮抗した状況のままであったが終盤でmegの会が元気亭側を突き放し、僅差でmegの会が勝利。今回は寺島氏もmegの会側で参加するも予想外の敗退。想像以上にへこんでいた模様。そもそもJAZZ愛好家は人の良い人が多いがそれと同時に負けず嫌いも多いのだ。今後寺島氏の逆襲に期待することにしよう(´ー`)
<5月3〜4日(月、火)>
(3日)
まずは、この美味しそうな写真を御覧あれ。
どこぞの料理屋でも行ったかのような風情であるが、きょうはmegの会の主要メンバーである前泊さんとこにお邪魔したのである。和田会長、ジローさん、大阪から上京してきた永野さんと一緒。写真の料理はもちろん奥様の手料理で今すぐ店を出しても全然問題ないくらいの美味しさ。ケーキはヨーグルト風味でこれもプロ級である。お世辞抜きで本当に美味しいのだ。
多数のレコードコレクションもさることながら最近オーディオシステムを一新したとのこと。以前一度訪問したことはあったのですが、新システムも是非とも拝見&拝聴したいのだ。
システムはこんな感じ…
SP:MERIDIAN M60
プリアンプ:GOLDMUND SR−Pre2
CD:SONY XA50ES
レコードプレーヤー:Goldmund STUDIO
パワーアンプがないのは、スピーカーにアンプが内臓されているため。
一際目立つのはGoldmundのアナログプレーヤーである。なにしろ実物をみるのも初めての代物で圧倒的な存在感がある。
以前、「オーディオで一点豪華主義にする場合、何に一番投資しますか?」という質問をされたことがあり、その時「膨大なレコードコレクションがあるのだから、やはりレコードプレーヤーでしょう」と答えたことがあったがその回答のようだ。
音の方は曲全体をトータルに聴かせる感じで、まとまりの良い暖色系の音色のように感じました。意外とCDもイイ感じだったので、恐らくMERIDIANのスピーカーの影響力が大きいのであろう。
これがそのレコードコレクション。
壁一面びっしり。左隅に座る人がとても小さく見える。
その殆どが名前も知らないような知る人ぞ知るアーティストのアルバムで演奏も上等なものが極めて多いのだから尚更恐れ入ります。
前泊さん宅はレコード、オーディオもさることながら住んでる家も、奥様も、手料理も全てトータルでとても素敵な感じなのだ。お招き頂いて本当にありがとうございました。
前泊さん宅を後にして、下北沢経由で吉祥寺megへぞろぞろと移動。
今日は永野さんの東京来襲イベントで前半はお薦めディスク紹介、後半は持ち寄りディスクで永野さんと聞き比べ対決の二本立て。さすが渾身の選曲と言うだけあってどれもなかなかの好盤でした。
後半の対決では木っ端微塵に粉砕されてしまいました。−12ポイントの一世一代の大敗北。笑ってやってくれぃ。
(4日)
永野さんがせっかく上京してるので、自分のシステムも聴きに来てもらった。今回は和田会長と一緒。連日のJAZZ、オーディオ行脚である。
訪問ということで早起きしていそいそと掃除にいそしむ。午後に最寄り駅まで向かえに行って、駅前の中華料理屋で腹ごしらえ。お腹いっぱい。
永野さんは実は3度目の来宅ということで勝手しったるもの。和田会長は初めてなのでどういうリアクションがでるかがチト心配である。
最初はこちらからお薦めのCDを聴いてもらって、その後は持参していただいたCDやこちらのアナログ等を順に聴いてもらう。
こちらでかけた中で好評だったのがJohnny Griffinの”The Kerry Dancers”からHush−a−Bye。CDではなくレコードである。やはり自分のシステムの場合CDよりレコード方が良いようだ。
逆に持参していただいたCDの中で一番良かったのが、John ColtraneのBETHLEHEM盤。レコーディングの様子(曲の開始の掛け声など全て含まれている)を収めたもので、スタジオの雰囲気が非常に良く録音されているのでした。
18時頃ご帰宅で無事終了。楽しめて頂ければ幸いです。
<5月6〜7日(木、金)>
(6日)
客相手の部署でもないのに普段なかなか有給がとれない状態なので、この時期にまとめて有給を取る方が多く自分も今年は少し長めのGW。その代わり連休明けに一問題あるので執行待ちの罪人のようだ。
6日は以前から気になっていた神田・淡路町の洋食屋”松栄亭”に昼飯を食べに行った。
ネタ本として持ってる雑誌だと改装前の店構えが写真に写っていたのが、今回行ってみると造りが新しくなっている。
頼んだのは…オムライスと洋風かきあげ。「洋風かきあげ」は歴史が古く、文豪夏目漱石と哲学者ケーベルが初めて食したものとのこと。たまねぎ、卵、細切れの肉を油で揚げたものだ。
輪切りにするとこんな感じ。食感はオムレツかお好み焼きに近いかも。
オムライスはチキンライスの味付けがしっかりしていて具も多い。
やや小さいので今回のように他に一品頼むと丁度良い感じであった。
(7日)
天気も良くなったので、ちょっと出かけてみる。場所は町田で、いままで行ったことがない街だ。八王子から横浜線に乗り換える。
初めておりる町田駅はとても若者が多い町で駅前もとってもにぎわっている。まずは手始めにディスクユニオンの町田店に寄り道して中古のCD2枚ゲット。
(中古CD)
Paolo Di Sabatino ”Foto Rubate”
Carl Allen ”The Pursuer”
そのあと小田急の町田駅方向にあるいて、JAZZ喫茶「Nica’s」に寄ってみる。
知らない街に行く時はとりあえず、JAZZスポットの下調べは欠かせない。
特にJAZZ喫茶は歩きつかれた時は休めるし、好きな音楽も聴けるので本当に重宝する。店で使ってるオーディオ機器を眺めるのもまた楽し♪
店の中はこんな感じ。
ライブも行うのでスピーカーの間にはピアノがあったり、隅にはドラムセットが転がっていたりするのだ。
使ってるスピーカーはJBLのハークネスの縦型タイプ。LINNのLP12レコードプレーヤーでデュークジョーダンの”Fright to Denmark”がかかっていたが、雑誌を読んでいても時たまスピーカーから出てくる音に「ハッ」としてついスピーカーの方をにらみつけることしばしば。
なかばビンテージに近いスピーカーでなかなか聴かせる音をだしていたのでした。
小田急線・町田駅から各駅停車で二駅目に鶴川という駅があるのだが、そこに「酒舗 まさるや」という日本酒・焼酎の品揃えが豊富なお店があるという情報をゲットしていたので少し足を伸ばしてみる。
駅からバスに乗り換えて移動。鶴川団地センタの中にお店があった。
店の中で悩むことしばしで「万歴 初留取り240」という銘柄の焼酎を購入。お店の方によるとこの焼酎の飲み方は常時冷凍庫で保存しておいて飲む直前に取り出し少し振ってから飲むべし、とのこと。
どんな味か楽しみである♪
<5月15日(土)>
毎月第3土曜日は恒例の吉祥寺のJAZZ喫茶”meg”で開催のmegの会の参加のため、夕方より吉祥寺に移動する。この会はJAZZを楽しむばかりでなく、日頃のストレスから開放する貴重な時間なのである。東京に転勤になったときこの会に入っていなければ、かなり精神的にすさんだ生活だったであろう。それだけこの会は大切なのである。参加して以来皆勤賞なのだ。
さて、今月は恐らく始まって以来の大盛況である。最繁時は50名を超えるお客がひしめき合っていたのだ。最近はネットでみて会を知って参加する方も多いし、女性の会員も増えてきている。昨今巷であまりJAZZって流行っていないように感じるのに局地的ではあるがこの盛況具合は信じられないくらいだ。和田会長の話にも自然と熱が入る。
写真からも気合が感じられます。
今回は客としてJAZZ評論家の岩浪洋三氏が参加。寺島氏とのやりとりは相変わらず面白い。寺島氏自慢のmegのオーディオシステムに注文をつける岩浪氏に思わず苦笑いを浮かべたりしてた。
晴れて岩浪氏もmegの会入りと相成りました。多忙ではあるでしょうが、来月以降も是非会に参加して欲しいです。
<5月19日(水)>
HPの表紙の写真を替えてみました。以前DISC紹介で取り上げたPhil Aaron TRIOのアルバムを使ったんですが、いかがでしょう?色合い・構図ともとっても気に入っています。
Diaryの最後にちょこっと載せている「今週購入したCD…」を最近載せてなかったので、今回まとめてど〜んと載せてみる。ここ3週間くらいで購入したものです。
新品CD
(上段左から)
Manuel Rocheman ”TRIO URBAIN”
Paul Grabowsky ”Tales of Time and Space”
Hod O’Brien ”Fanfare”
Manuel Rocheman ”White Keys”
Per Ola Gadd ”There Goes My Heart”
George Genna ”Chain of Events”
新品CD
Pete Malinverni ”The Tempest”
Jeff Hamilton ”The Best Things Happen”
譲ってもらったCD
Ignasi Terraza ”IT’s Coming”
中古CD
(上段左から)
Paul Grabowsky ”6×3”
Pierre Stephane Michel ”BAYAHIBE”
Jon Ballantyne ”The Loose”
Jon Hazilla ”The Bitten Moon”
中古CD
(左から)
Rick Roe ”Monk’s Modern Music”
Bernie Senensky ”Rhapsody”
新品LP
Daniel Humair ”HUM”
中古LP
Ralph Moore ”623 C Street”
まだ聴いていないアルバムもあるんですが、聴いた中で抜群に良かったのが写真1のManuel Rocheman ”White Keys ”国内盤なので入手は楽。お薦めです♪
<Diary 5月23〜24日>
(23日)
台風接近で荒れがちな一週間でしたが、週末前に無事東京地方を通過していきました。
さてさて、第4土曜日というと恒例の新譜試聴会。ディスクユニオン山本さんの司会は変わらないんですが、今月からmegの会から毎回助っ人で1名参加することになりました。今回は大河内さん。新譜も名盤も聴くしそんでもってライブにも積極的に行く方だ。私のような「偏食聴き」とは大違い。見習いたいものだ。
「打合せはしませんでした。」とは言ってるものの、なかなかどうして息のあった進行なのだ。ところが今回はことさら寺島氏の突っ込みが力強い!ただ勢い余ってさっき言ったことと全然正反対のこと言ってたりしたり…と、ボルテージ上がりっぱなし。写真は今回かかった中でのベストBuddy Richのビッグバンドのアルバム。ノリが良く、随所にキメのフレーズが連発でほんとうにカッコよいアルバムでした。
で、来月の助っ人はなんと、私が勤めることに相成りました(!)もとより新譜はよく聴く方だけど、これから一月はネタ探しが続きそうです。
(24日)
24日もmegでイベント。その前にきょうはmegの会の重藤さんが自宅に遊びに来てくれた。同じchordのパワーアンプを使っているのである。
この写真は奥様手作りのパン。生地にカレー粉を加え、中にベーコンを挟み、クローバーのように3つつなげたもの。早速食べたところ、これが本当に美味しい!見た目も味もまさにそのままパン屋に並んでても全然不思議じゃないくらいです。以前訪問した前泊さんとこもそうでしたが、megの会会員の奥様は料理がお上手な方が多いと思います。
夕方からはマシュマロレコードの上不さん司会のレコードコンサート。最近マシュマロレコードからリリースしているヤンラングレン他、初期のラインナップを飾ったデュークジョーダンや氏一番のお気に入りのジーンディノービの諸作品がかかりました。今回はそれに加え映像も紹介して頂きました。ビルエバンスの演奏風景や若手アーティストのライブハウスでの演奏模様など、非常に興味深い内容のものが多かったでした。
途中抽選会があり、なんと一人目の当選者になりました。頂いたのはヤンラングレンのストックホルムでのJAZZフェスティバルの実況録音したCD−Rでした。とても嬉しい。
<Diary 5月27〜6月4日>
急遽仕事で札幌出張。今年の1月に同じく出張で行った際は大荒れの天気で飛行機も飛ばなかった程。今回は問題なく無事到着♪
札幌での移動はもっぱら市電を使うことが多いのだが、突然真っ赤な車体が現れてびっくり。赤い車体といっても通常の3倍のスピードで走るわけではない。市電にも広告電車が走ってるのだ。赤はコカコーラの赤。
出張なだけに遊びに行ってる訳ではないので北海道のグルメ三昧とは程遠く、至ってつつましい生活なのだ。ただ土日は出来るだけ出歩くことにしよう♪
<28日・夕>
泊まっている所から歩いて行ける距離のところにラーメン屋の”山頭火”の支店があるので行ってみた。店の名前は聞いた事があるものの行くのは初めて。写真はトロ肉の塩ラーメン。具は麺と別になっていて食べる時にのせるとのこと。豚骨の塩はあまりくどくなくて濃い味のトロ肉との食べ合わせがいい感じでした。
<29日>
思い立って、新冠町にある「レコード博物館」に遠出する。この模様はコラムに書くのでそちらを御覧あれ♪
<30日>
好天の日曜日は札幌市内を散策。ネタ本片手に食べ歩きました。
昼は「ZAZI」という洋食屋。ウッディーな内装にBGMでJAZZがさりげなく流れる店内はなかなかイイ感じ。食べたのは豚肉とジャガイモのシチュー。
浅草あたりで食べるシチューはルーが少なめであるが、このお店はルーが多いのだ。ホーローの鍋に入っていてなかなか冷めない所はポイント高し。味は割とあっさり目であるがルーが多いので丁度良い感じ。これが濃厚ならば全部は食べられないかも。
次に行った店はJAZZ喫茶の「BOSSA」。ライブもやっている店で壁にはサインが一杯書かれている。古いJAZZばかりではなく新譜もかけてくれるのはありがたい。あまり見慣れないスピーカーが高いところにセッティングされているでオリジナルのスピーカーかな?と思って良く見てみるとJBLのエベレストでした。横置きに並べた配置は今まで見たことがない。さりげなくライティングされていたりしてカッコいい。
音は古臭さは感じられないHiFi調の音で素性は良さそう。もう少し大音量でじっくり聴きたかった。
甘味巡りは札幌でも変わらず。地下鉄の東西線に乗って西28丁目駅で降りて向かった先は「円山茶寮」というお店。ネタ本で紹介されていた店の雰囲気が抜群で必ず行ってみたいと思った店。
駅から程近くの民家を改装した店でネコが「にゃ〜」とお出迎え。お客が一杯いたので店内の様子は写真には撮れなかったが、落ち着いたイイ感じのお店なのである。
ネットで検索すると店の写真付きで紹介されているサイトもあるので是非見て欲しい。
写真は「抹茶ぜんざいアイスクリームのせ」ボリューム満点で味も美味しい。この店はお薦め!甘味に目がない方は是非行ってみてください。
市内中央に戻って、またまたJAZZ喫茶に寄り道。「ラッパかんかん」というこの店はオーディオよりもライブがメインのお店。写真でもお分かりのように壁面一杯のレコードはアメリカ在住22年間で集めたレコードとのこと。マスターも気さくな方で、「聴きたい曲ありませんか?」と声をかけてくれたのでドナルドバードのFuegoをリクエスト。機会があればライブも見に行ってみたいお店でした。
今日の締めは市電東本願寺駅から歩いてちょっとのところにあるラーメン屋「五丈原」。かなり有名なお店のようですぐに行列ができる店とのことである。
待ちの客も一杯だったので店内での写真は自主規制。注文したのはトン塩ラーメン。ウム、これはかなり美味しいぞ。もし札幌に行く機会があればもう一度行ってみたい店である。そのときはチャーシュー飯で握ったおにぎりも注文しよう♪
<Diary 6月5日>
滋賀からAFUTURAメンバーの一人キョーソク先生が出張で上京中。昨日の飲み会には出席できなかったので滞在しているPippinechoesさん宅にお邪魔することと相成った。
前に滋賀に遊びに行った時はキョーソク先生にもPippinechoesさんにもお世話になったのでした。
さて、Pippinechoesさんところのオーディオ事情はJBL4350を導入を含め怒涛の快進撃を続けており以前に訪問した時からは見違えるくらいの変貌を遂げている。
部屋に入ると4350が圧倒的存在感で鎮座している。それにしてもデカイ!スピーカーのセッティングを変えるだけでも一苦労であろう。前回訪問時からの変更はスピーカーの他にアムクロンのパワーアンプが追加になっておりJBLのウーハーを駆動している。高音域はJBLのNo.29L。
早速持参したCDをかけてもらう。
〜♪
楽器系の音はまずまずなのだが、ボーカルが極端に奥に引っ込んでいるように感じる。チャンネルデバイダーのクロスオーバー周波数を調整することで大分良くなってはいるがまだまだ調整の余地はありそうだ。
まだまだ奥の手があるとのことなので、今後の動向を注目することにしましょう。
さてさて、キョーソク先生が上京する際にPippinechoesさんにお土産を持ってきたとのこと。
何かというとガラード401のアーム台のベースになる黒檀のブロックで、事前に寸法を教えていたので大きさ、高さともピッタリ。なかなか重厚な感じでとてもイイ感じである。
次に上京されるときは自宅まで是非ともお越しくださいませ。また滋賀にも行ってみたくなりました♪
<Diary 6月19日>
吉祥寺のJAZZ喫茶megでは平日にライブ、土日にイベントが催されているのだが、15日(火)から毎週火曜日に”人間ライブ”と称して平日にもイベントを実施することになったのだ。
基本的にはmegの会の会員が司会でお題を決めてお客さんも含めての持ち寄りレコードコンサートである。今回の司会は前泊さん。”JAZZを聴く前に聴いていた音楽”がお題で、ロックとか歌謡曲ばかりの2時間。普段のmegでは考えられない選曲のものばかりでした。
平日はなかなか足を運べないけど、時間が許す限り顔を出してみたい。
さて土曜日は毎月第3土曜日恒例のmegの会。今回も初めて参加したという方が5名もいて相変わらずの大繁盛。
先月もそうだったが最近のmegの会は女性の割合が非常に高いのだ。華やかでいいですね〜
会の前半は和田会長の曲の聴き較べと会員の方一名の選曲の曲を聴くのだが、当初予定の会員の方がこられなくなったので急遽蒲田のラーメン屋「元気亭」の花村さんが担当。
日本人への”トリビュート”ネタの曲をかけるが、この選曲に寺島氏は「トリビュートの申し出があっても、そんなものは断るべき」とキッパリ言い放ったものの、花村さんもさるもので、しっかり寺島氏へのトリビュートの曲をかけてすかさず逆襲。一同大爆笑。なかなか秀逸なやり取りでした。
先月megの会に入会した、JAZZ評論家の岩浪洋三氏が今回も出席。フランクシナトラのカッコいい曲とチャーリーパーカーの曲をかける。
チャーリーパーカーの曲の説明をした時ソニースティッットを引き合いに出して、
「チャーリーパーカーの演奏を聴くとソニースティットの曲はちょっと聴けなくなるね〜」
などといったので、これまたすかさず「以前、ソニースティット褒めてたじゃないですか〜」と会員から突っ込みが入る。それを聴いた寺島氏が
「その時はそう思ってたんだよね〜」とフォロー。妙な共同戦線が出来上がってました。
さてさて、近頃購入したCD・LP。またまたたまってきたのでまとめてご紹介。
(新品CD)
Nahorny trio ”Dolce far niente”
Peter Asplund ”Lochiel’s Warning”
David Kikoski ”Details”
Martin Sasse ”Close Encounter”
Spike Wilner ”Late Night”
Affinity ”Origins 1965−67”
Who Trio ”The Current Underneath” (フリー色強い。注意。)
Matt Bianco ”Matt’s Mood”
Manuel Rocheman ”Tropic City”
(中古CD)
Doug Hall ”Three Wishes”
Roy Hargrove ”The Vibe”
(中古LP)
Louis Van Dyke ”Nightwings”
Dolf de Vries ”Where’s that Rainy Day”
Eddie Graham ”S’Wonderful Jazz”
Laurent de Wilde ”Odd and Blue”
Francis Lockwood ”Nostalgia”
Nat Dixon ”Contours”
Dave Grusin ”Subways are for Sleeping”
<Diary 6月26日>
今週も火曜日の「人間ライブ」に参加。ところが仕事の都合で終わり間際の参加になってしまいました。
今回は和田会長プレゼンツで、お題は「どこにも紹介されない私的名演奏のCD達」。結局3〜4曲しか聴けなかったのが残念。
最後に自分の持ってきたOlivier Antunesの未発表曲「The Peacock」をかけてもらって、なかなか評判だったのでチト嬉しい。
26日は第4土曜日恒例の「新譜試聴会」。司会は毎度おなじみのディスクユニオン山本さんと第2司会者として今月はなんと私がつとめることになりました。
見ると、やるとでは大違い。
先月から新譜をチェックして、当日まで選曲しててかける曲を差し替えたり事前準備の段階で大慌て。
本番に入ると場の雰囲気が気になります。司会の立場だと場が盛り上がってるか引いてるか良く判らず。参加している方においおい聞いて回ることにしよう。
新譜を選曲して思ったのが、サックスやトランペットなどホーン入りのアルバムに恐ろしいほどろくなものがないのだ。これは同じ意見の方も多く自然とピアノトリオものが中心の選曲になってしまう。それでもMartin Sasseのアルバムで演奏していたAlto SaxのVincent Herringの演奏がなかなか好評。確かに自宅で聴いたときよりも印象が良いのだ。megのオーディオ装置に助けられたのかな?
自分のかけたアルバムで評判の良かったのが Nahorny Trioのこのアルバム。あまりかわいくない牛が寝転んでいて、隣でおじさんがニッコリ笑ってるという不思議なジャケット。
コミカルなジャケットとは裏腹に、内容はどの曲も非常に良く、選曲した3曲目の「Let’s Light the Stove」の哀愁感漂う演奏が大好評♪寺島氏も絶賛のこのアルバム、是非お買い求めあれ(新宿ユニオンで大量に仕入れているという情報あり)。
長時間のイベントでしたが、当日megに来てくださった方、一緒に司会をして頂いたディスクユニオン山本さんには本当に感謝です。
今回選んだアルバムはコラムで紹介しますのでそちらも御覧あれ。