2006年4月20日(木)
セカンドオピニオン
思い切って、名古屋の山林先生の診察予約を入れた。東京の主治医で手術を決めたものの、違う先生にも見解を聞きたかった。
5月1日10時に予約が取れた。ゴールデンウィークだし、診察だと思わずに、せっかくだから夫婦で旅行がてら行こうと思う。
昨年のゴールデンウィークは名古屋へ「愛・地球博」に行った。その頃は全く緑内障の事に気づいてなかったので、楽しくてしょうがなかった。「あの頃はよかったなぁ。」としみじみしてしまう。
2006年5月1日(月)
診察の朝
今日は名古屋まで山林先生の診察へ行く。寝ながら今日聞く事を考えていたら眠れなくなり、早朝3時半に目が覚めてしまった。
やっぱり手術が怖くてたまらない。内臓の手術ならまだしも、こんな小さな目の手術。東京の主治医に手術の内容について聞いたけれど、もらった説明書だけでは、結局私はどの手術をするのか手術名も分からなかったので、後日電話して看護婦さんから聞いた。
「トラベクレクトミー」と言う手術だそうだけれど・・・手術名が分かっても不安は消えなかった。
母に電話したら「だって赤ちゃんが欲しいんでしょ?がんばりなさい。」と言ってくれた。ほかに方法がないのだろうか・・・。私は本当に弱虫だ。
2006年5月5日(金)
手術をやめました
先日、山林先生のところに受診し、いろいろな検査と、話し合いの結果、私は手術をすることをやめた。
先生が「まだ緑内障が分かって1年も経っていないので、もう少し様子を見たらどうか。それで来年当たり妊娠出産をして、その間キサラタンをとめて、もしもその間に進行したとしても、かわいい赤ちゃんが丈夫に生まれたらそれでいいのでは?」とおっしゃった。
しばらくの間、1カ月に1回通って、進行を調べてもらうことにした。本当にいろいろな質問に答えてくれた。
診察の後、すっきりとした気持ちで病院から帰ったのは初めてだ。
明日の主治医の受診では、手術をやめたいことを言うつもりだ。
2006年5月6日(土)
主治医の見解
今日は主治医の診察の日だった。最初に手術の事を考え直したい事を伝えた。じっくり話し合い、手術を何年か遅らせた場合のデメリットとして
1.キサラタン1種類なら10年後も問題ないが、今後視野の欠損が進んで目薬が増えた場合、手術の効果が出にくくなる。
2.子供が出来てから手術をする場合、家を空けるのが困難になるのではないか。
3.キサラタン以外の目薬は、心臓に負担がかかったり、目の中にカスがたまったりする。
という3点が考えられた。先生が優しく、「今の手術は昔と違って安全で怖くないですよ。」とおっしゃった。手術をしたほうがいいのかどうか自分でも分からなくなってしまった。とりあえず6月の手術はキャンセルし、もう1ヶ月じっくり考える事にした。
2006年5月24日(水)
誕生日
今日は1年に1度の誕生日。
緑内障になって初めての誕生日。34歳になった。
2006年6月8日(木)
バリウムの検査
先日、風邪をひいてしまったことから胃の調子が悪く、今日は念のため、バリウムの検査を行った。
バリウムの検査を行う前に、胃の動きを止める筋肉注射をするのだけれど、この注射には眼圧をあげる成分が入っているらしく、急遽違う注射に変更になった。いろいろな検査をした結果、風邪薬を決めるのに医師が細かく調べて、緑内障に問題のないものを選んでいった。
この2週間近く薬を飲んでいるけれど、やっぱり緑内障に問題のないような薬は、効能が弱いのか、ガツンと治らない。
2006年7月28日(金)
鍼の効果
4月以来、毎週1回鍼治療に通って3ヵ月半になる。
ここ1ヶ月は以前のようなひどい肩こりの症状も全く出ず、毎日元気に暮らしている。
すっかり緑内障のことを忘れてしまって、最近は夫に「目薬した?」と寝る時に聞かれて、あわてて目薬をしている。
緑内障に関しては、鍼が効果を発揮しているのかどうか調べようもないので分からないけれど、体の調子は良くなっているので、
目にも効果があるのだと思う。
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