大自然の中で厳しい自給自足の生活をしている彼らは一様に明るくおおらかである。昼間は大人たちと一緒に働き、暗くなれば家に帰って寝るだけといった単調な生活をしている彼らにとって、こうした外国人の野営地訪問は最大の娯楽であり、外界の様子を垣間見る唯一のチャンスなのである。  粗末な萱葺き屋根の民家で、写真を撮ったお礼に貰った自家製酒「チャン」の味とともに忘れ得ぬ思い出である。 
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スン・コシ(黄金の川)を下って
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( 9) エッセイ