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■柳然堂のひとくち医学

健康で長生きを目指して
老化とは
老年者の生理機能の特徴
血圧について
脈圧について
高血圧の治療のポイント
肩こりと腰痛 1
肩こりと腰痛 2
肩こりと腰痛 3
肩こりと腰痛 4
花粉症 1
花粉症 2
花粉症 3
元気で長生きする為の金の掛からない簡単な方法

◆ 健康で長生きを目指して

皆さんは、自分がいつまで生きられると思っていますか?
平均寿命と平均余命は、毎年インターネットで発表されています。
90過ぎても自分で生活動作ができて、人に迷惑をかけないで寝たきりにならないで、ある日コロッとを目指します。
現在、100歳以上が2万人を超えています。
平均寿命は、男で79歳・女で85歳です。
でも長生きをしても、病気がちでは意味が無いでしょう?

現在死因の第一位は、悪性腫瘍30%
第二位は、脳卒中(欧米の2倍)
第三位は、心疾患(欧米の1/3)
第4位は、肺炎
第5位は、不慮の事故・自殺

では、オレは今75歳だからあと4年の命かといえばそうではない。平均寿命と、平均余命とは違うのです。今75歳の人の、平均余命は後12年の87歳、そしてその先87歳になったら平均余命はあと7年の94歳です。平均寿命とは、現在0歳時の平均余命を言うのです。ですから、現在70歳、80歳の人はもっとずっと長生きするのです。年を重ねる毎に三途の川が逃げ水の様に少しずつ遠のくのです。

現在70歳以上の人は、心がけ次第で随分長生き出来ます。元気で長生き出来るのです。今頃癌になっても、大して恐くありません。今後一番気をつけなければならないのは、脳卒中や成人病のリスクファクターです。肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病これを死の四重奏といいます。本人の心がけが大事なのです。

もう1つ大事な事は、アクシデントに会わない事!不注意でつまずく、転ぶ、これがもとで寝たきりになる事です。

現在国民医療費は、年40兆円です。(1/3が薬代)(パチンコ産業30兆円・葬式産業15兆円・国民所得の8%一人当たり医療費年間25万円)。この40兆円の70%以上を人口の22%を占める65歳以上の人が使っているのです。ですから、長生きは健康でしてもらわなければいけません。

老化とは

   脳の老化は脳神経細胞の減少です。脳神経細胞は分裂終了細胞群に属し、
   後は分裂増殖する事はありません。
   大脳にある140億個の神経細胞は、20才以後1日に10万個減少するとの
   研究報告があります。
   大脳皮質や小脳皮質では、90才までに約半数になる計算です。
   人間の肉体は、有限であり生体の諸機能は20才頃を頂点として、個体差は
   あるものの確実に衰えていくのであります。
   人を含めた生物には寿命があり老化と死をまぬがれることはできないのです。


老年者の生理機能の特徴

  1、種々の機能の加齢変化
老年者のさまざまな生理機能は加齢に伴い一般に低下する傾向がありますが、各機能の変化は一様ではありません。変化の少ないのは絶食状態下での血糖、神経伝導速度など。低下の著しいのは腎血流量や最大換気能力です。また神経機能のうちでも脳のような高次機能については低下の度合いは低いといえます。

  2、個体間のバラつきの増大
おのおのの生理機能には個体差がありますが、そのバラつきの範囲は老年者になるほど増大します。生理機能の多くは20代前半にピークに達しその後徐々に低下します。しかし同じ80歳でも本当に弱ってしまった人もいれば60台並の人もいるのです。

  3、ホメオスタシス機構の低下
生体の内部環境を一定に維持する機構のことをホメオスタシスと呼びますが、老年者においてもこの機構によって血液中のpHや浸透圧、血糖値はよく維持されています。しかし何らかの刺激で体温が上昇したりしますと安静時の状態になるまでに著しく時間がかかります。さらに老年者では環境の変化や激しい運動に対する適応能力の低下が著しいのです。


血圧について

理想的モデルは上が120未満下が80未満といいます。しかし加齢によって上が140下が90でも正常といえます。高血圧患者の90%以上は特に症状を呈しない本態性です。自分の血圧がどうなのか毎日測定しておくとよいでしょう。血圧は測るごと少しづつ違います。あまり気にしなくてもよいのですが、いわゆるモーニングサージと呼ばれるタイプの人は、急性心筋梗塞、狭心症、ぽっくり病、脳血管障害の発症は起床後3時間以内に発生することが報告されておりこの早朝高血圧との関係が考えられていますので注意が必要です。

このタイプ(早朝高血圧)の人が特に気をつけなければならないことは起床の仕方です。目が覚めると同時に元気よくおきだすと交感神経が急激に活性化して血圧が一気に上がってしまいます。従って目覚めて10分くらいは布団の中で安静にしてそれから起きだしましょう。


脈圧について

脈圧とは上と下との差をいいます。その理想値は加齢変化があるため難しいのですが、一般に脈圧60以上は他の心血管症や合併症の頻度が高いと報告されています。しかしあまり低いのも問題です。最低でも脈圧は30以上あれば血管に弾力があることを示します。

脈圧が大きい場合・・・加齢による脈圧の増大は動脈硬化の進展が主因と考えられています。
脈圧が小さい場合・・・その原因には収縮期血圧(SBP)の低下または拡張期血圧(DBP)の上昇があります。
1、SBPが経過的に低下した場合は心収縮能の低下を考え心不全に対する治療が必要になります。
2、SBP170以上で脈圧が30の時、DBP140となるが、これは悪性高血圧の可能性があるといえます。至急に腎機能、眼底検査などを行い入院加療の対象となります。


高血圧の治療法のポイント

高血圧の治療の目的は、持続的に血圧を正常範囲近くに維持することにより、脳、心、腎などに起こる合併症を予防し、患者が快適かつ生産的な生活を送れるようにすることです。
▼非薬物療法・・・・・1肥満の是正:カロリー制限する。また高脂血症は高血圧や他の危険因子とともに動脈硬化性疾患を発祥させる危険因子の一つです。2食塩制限:一日摂取量を6〜8gに抑える。3適度の運動:エクササイズ歩行、水泳など。あくまで自分に適した運動を根気よく続ける。運動強度は最大酸素消費量の50%程度。50歳代で合併症がない場合、心拍数110回/分あるいは速度6〜7km/時程度の歩行に相当します。4ストレスの解消 5禁煙と禁酒:アルコールの摂取は飲用直後に血圧を下げるが、長期慢性の多量摂取は血圧を上昇させ降圧剤の効果を弱めます。ニコチン自体は急性の血圧上昇させるが、常習喫煙が高血圧の原因とはなりません。6その他:高温入浴、排便時、寒冷などにも一過性に血圧上昇を見るので注意が必要です。
▼薬物療法・・・・・・1カルシウム拮抗剤 2アンジオテンシン変換酵素阻害剤 3利尿剤 4交感神経抑制剤


●肩こりと腰痛 1

肩こりと腰痛は、人類だけが悩まされている病気です。それは痔と共に人類が地上で立ちあがったために生じてきた病気です。その代わり立ち上がったおかげで人類はずいぶん発展しました。重い頭脳を合理的に支え、両手を自由に使えることです。いわば人類がこの世で最も進化した生き物として払わざるを得なかった、税金の様なものといえます。私たちの体を支える脊椎は頚椎7、胸椎12腰椎5プラス仙骨と尾骨です。これらの骨の間には椎間板という柔らかいが強靭な軟骨が挟まっています。全体としてs状カーブを描いて重みに強い構造になっているのです。しかし骨だけでは崩れるので、脊椎はさまざまな筋肉や靭帯に支えられています。s状カーブの屈折率は強すぎても弱すぎてもよくない。しかしいかに理想的カーブでも元々四足だったのが立ち上がったのだからどこかに無理がきます。この最も弱い部分が頚椎と腰椎で、とりわけ腰椎は上半身と下半身とのjunctionの為特に負担がかかりやすいのです。首、すなわち頚椎は第5の足とも、第3の手とも呼びました。人類がまだ進化せず両手をついて地上を移動していた頃、頸はよく動いて今の手のような働きをしていたのです。しかし人類は両手を使えるようになった為、頸をさほど動かす必要がなくなり代わりに3キロほどの頭を常時支えることになったのです。このようにして重い頭を抱えた負担は頚椎、それも一番下の部分の肩にかかることになり、肩こりが生じてきたというわけです。


●肩こりと腰痛

実際首の骨は、頭蓋の大きさに比べるとかなり小さくて細い、これでよく頭を支えられると思うほど頼りないのです。しかも人類は進化して立ち上がり、頭を上にするようになって、急速に大脳が発達してきた。いまや頭は人類の器官の中で最も大切な所とされています。その影で泣いているのが頚椎なのです。つまり肩こりはこの頚椎の悲鳴でもあります。これを病気というのは少し問題です。なぜなら肩こりは人体の構造的な弱点の結果生じたもので、いわば持って生まれた素質ともいうべき問題だからです。しかし若い頃はさほど出なかったのに年をとるにつれて肩こりが強くなってきたような例は、長年の間に首の骨や椎間板がもろくなった結果ですから一種の老化であり、病気といっても間違いではないでしょう。
これら肩こりの治療の第一は、まず揉むことであります。肩こりはその一帯の血液が、鬱滞し、筋肉が硬直しているために起きるのですから、揉みほぐすのが理にかなっているのです。さらに温浴などで血行をよくし、それでもダメなら、鎮痛剤や筋肉弛緩剤なども必要になってきます。もちろん首を回したり両手を上げ下げするなどして首と肩の周りの運動は不可欠です。
では完全に治るのでしょうか?肩こりの本質的な原因を考えるとあまり希望観測的なことはいえません。しかし日ごろ首や肩の運動を心がけていればかなり軽減されるはずです。痛いから動かさないのではなくて、痛いからこそ動かして血の巡りを良くすることが治療の第一です。
マッサージや温浴などは良いのは勿論ですが、まず自分自身で運動し、動かすことが最も有効だということを忘れないようにしましょう。


●肩こりと腰痛

それでは今度は腰痛の話です。腰痛もまさしく人類が立ち上がった結果の宿命です。特に腰椎の場合は、頚椎より低く、上半身の重みの全てがかかるため、肩こりより症状はさらに深刻です。最も単純な腰痛は、腰の周りの筋肉の緊張、こわばりなどによって生じることが多く、その原因として無理な運動や悪い姿勢、準備体操の不足、筋肉そのものの老化などです。この腰痛の治療は、安静にして疲れを取り、しこりがあるときはもみほぐし、温浴などをして血の巡りを良くすることです。
しかし他に複雑な原因による腰痛があります。変形性腰椎症、脊椎分離症、骨粗しょう症、腰椎の圧迫骨折、カリエス、癌の腰椎への転移などです。数ある腰痛の中で、最も頻度が高く重要なのは、椎間板ヘルニアです。それとともにもうひとつ重要なのが、ギックリ腰です。これは重いものを持ち上げたときや急に立ち上がったときになるもので、ギクッとした感じで激しい痛みに見舞われます。ドイツ語では、魔女の一撃といってます。治療は安静にして鎮痛剤を飲むくらいで自然に治ってきます。ここで大事なのは安静を保つときの姿勢で、腰痛の場合は常にやや固めのベッドに股関節と膝を曲げて横たわるようにします。


●肩こりと腰痛

ギックリ腰になったら~この症状の実態は、筋膜か筋肉の部分的な引きつりか断裂です。
骨や軟骨に直接障害が生じたわけではないので、安静にして鎮痛剤を飲むくらいで自然に治るものです。
ここで問題なのは安静を保つときの姿勢で、腰痛の場合は常にやや固めのベッドに股関節と膝を曲げて横たわるようにします。膝の下に三角形の台を置くのもよいでしょう。いわゆる『胎児の姿勢』が最も腰椎に負担がかからず腰の筋肉も緩んでいるのです。
この基本を守って日常生活でも出来るだけ股関節と膝を曲げるように心がけ、座るときもグリーン車にかけるように深く腰をかけ、物を持ち上げるときも腰をいったん落としてから上げるようにしましょう。
いずれにしても骨や軟骨に関係のないいわゆる腰痛は安静が第一で、上記のような理にかなった姿勢で横たわっていれば1〜2週間で自然に治るものが多いのです。痛みをおして病院などに治療に行き余計な検査や注射をしてもらってもあまり効果がなく、時にはかえって悪化させることもあるのです。
それにしても最近は腰痛や肩こりに悩まされるヒトが増えています。この原因は骨というよりむしろ筋肉にあります。背骨を支える背筋と腹筋が弱くなっているからです。
要するに肩こり腰痛などは便利になりすぎた現代が生み出した文明病ともいえるでしょう。


花粉症1

花粉症はアレルギー症である。したがってまずアレルギーとは何かを説明します。
我々の体は基本的にタンパク質によって出来ているが今もし体内に自分が持っているのと異質のタンパク質が入ってくるとこれを追い出したりその毒性を薄めようとする。これは大切な防衛本能でこのおかげで我々は健康でいられる。体の中に進入してきた異質なタンパク質を抗原といい、この侵入によってからだの中に出来た物質を抗体という。抗原にはいろいろなものがあり、これが病原菌の場合はいったん感染して発病するが、二度目からは同じ菌が入ってきても感染しなくなる。これは一度目の感染のときに抗原である菌に対して抗体が作られ、二度目からはこの抗体が働いて抗原の力を弱めるからである。これを抗原抗体反応といい、それによって得た能力を免疫という。人間にとって極めて有効な働きといえる。
しかし全ての抗原抗体反応が体に有利に働くとは限らない。逆にマイナスに働く場合もある。この場合を特にアレルギーといっている。遺伝子に関係あり、遺伝子の中に免疫を抑える抑制遺伝子というものがある。この遺伝子は人体に入ってきた異物に対して何でもかんでも抗体を作るのではなく選別して抗体を作る働きを持つ。泥棒が入ったときはもちろん抗体を作って免疫を得なければならないが、近くのヒトがふらりと家の中をのぞいたくらいで抗体を作ってはやりすぎになる。
この泥棒か無害なヒトか見分ける能力が落ちて、無害のヒトにまで抗体ができた場合をアレルギーという。


花粉症2

人間には抗原抗体反応の抑制遺伝子というのがあります。これがうまく働かないと過剰反応が生じる。一般的には抑制遺伝子がうまく働くようになっているが、劣性の遺伝子だけで組み合わさると発現することとなる。つまり遺伝的要素があるわけです。遺伝子以外の原因としては大気汚染(スギ花粉もこれとの関係が考えられます)
ハウスダスト、密閉された空間に居続けることによる我々の肌の外気に対する適応力の低下などがあり、更に最近の食事がたんぱく質を多量に摂ることによる免疫力の過大化、現代生活からくるストレスなどが自律神経を狂わせアレルギーを誘発するなどが挙げられます。
とにかくこのように一見、快適で豊かな都会生活そのものが花粉症を増やす原因というわけなのです。


花粉症3

花粉症の症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみ咽喉の腫れなど目、鼻、のどの症状が中心です。これが高じると頭痛から睡眠不足、精神的イライラなど多様な症状が現れるのです。これらは一見風邪の症状と似ていますが、花粉症の特徴は熱が出ないことです。
花粉症にならないようにするには前回述べたような原因から極力遠ざかることですが現実には無理というものでしょう。やむなく花粉症になったら、抗アレルギー薬の点鼻薬や漢方薬、抗ヒスタミン剤、減感作療法、手術などが行われます。でもこれでも必ずしも有効とは限らないのです。
このように花粉症は現実の文明生活そのものが原因という個人の努力を越えたところがあるので治療が難しいのです。


元気で長生きするための金の掛からない簡単な方法
一人で出来て、簡単で、時間も掛からない。

1、白筋トレーニング

アイソメトリック運動(等尺性運動)5秒間最大筋力を10クール。
日常生活動作(立つ・座る・トイレに行く・着替える)を人の手を借りないでする為に白筋を常に鍛える事。(赤筋はそうでもないが、白筋は運動しないとすぐに衰える)赤筋と白筋のバランスが大事。
現在、高齢者運動大部分がウォーキング・ストレッチ等せいぜい筋持久力をつける運動です。白筋を鍛える事が、日常生活動作に必要な事です。
とっさの時に躓かない・転ばない事です。白筋トレーニングで、骨粗しょう症にならない為にも骨への軽い振動・圧迫とシナリを与えましょう(造骨細胞が活性化します)

※白筋トレーニングの実際

座位で大きく息を吸って吐きながらやります。
はずみをつけない事。決して無理をしない事。
自分のリズムで行なう。皆と一緒にやる必要はありません。
大きく息を吸って息を吐きながら5秒間でなくとも1.2.3位でよい。
無理をしないで、少し物足りない位で結構です。
毎日、朝晩2回2.3分ずつ続けましょう。


2、一人指圧

(1)首こり・肩こり
肩こりのある所は、神経が興奮しているので直接揉んで良くない事があります。離れた場所を指圧するのも安全です。
▼ツボ〜合谷・手三里・落沈・指そらし

(2)乗り物酔い・いらいら止め(ストレス過多による自律神経失調症)
▼ツボ〜内関・侠渓

(3)鼻水・鼻づまり(風邪・花粉症・アレルギー性鼻炎)
▼ツボ〜上星・鼻通点

(4)更年期障害(のぼせ・冷え・様々な不定愁訴・ホルモンバランスの崩れ)
▼ツボ〜三陰交・百会

(5)高血圧(抹消の血液循環が悪い)
▼ツボ〜十宣・八風


3、正しい姿勢・正しい歩き方(腰痛を防ぐ)

腰は、にくづき扁にカナメと書きます。昔から肝心要といいます。人にとって一番大切な物が肝と腎。それが腰部にあります。腰が痛いというのは、最もきちんと丁寧に面倒を見るべきなのです。また、腰がいたくならない様に日ごろ心掛ける事は、正しい姿勢と歩き方にあります。

・正しい姿勢
年をとると体が緩んでキチンとした姿勢がとれなくなります。
良い姿勢は、結構辛いのです。
足の裏のつま先、または踵足の外側または内側に重心が偏らない事です。
足の甲の中心・足底中央の前方陥中に重心を意識する事。
胸がすぼまらない様に両手は、小指に力を入れるか掌を前に向ける事。
顎を若干引く事。それだけで重心が踵から前へいきます。腰を若干いれる事。それだけで、内臓の調子が良くなります。

・正しい歩き方
腰は人間の運動の要・中心です。
体の中心(腰)に重心を安定させて運動する事。上肢では、手の小指側に下肢では、足の親指側に力をいれて動く事。正しい姿勢で腿から動く事。ゆっくり無理しなくてよいから1日短時間でも、短距離でも正しい姿勢と正しい歩き方を思い出す事が大切。正しい姿勢・正しい歩き方から若々しさが蘇ります。
老人(若い人でも元気の無い人は同じ)特有のトボトボ歩きから脱却をっ!!
これをユックリでもリズミカルにできれば結構格好良いです。

4、朝起きる前の布団の中体操

循環自律神経の調子を整えてから起きましょう。
早朝高血圧といって朝目が覚めると血圧が急上昇するタイプの人は、起床後3時間以内に心臓と脳の血管障害を発症する確率が高いのです。

(1)左足を横に倒し左の足底を右の踵で踏む。
左の踵からつま先まで踏む(つま先は伸ばす様に踏む)

(2)左の膝を立て、左足の足背を右の踵で踏む。左足のつま先は、伸ばす様に踏む。この時左足を引く様にする。

(3)同じ事を右足に施す。

(4)両足を揃えて膝を伸ばし、両足関節を力を入れて充分に背屈させる。同時に全身を充分に伸ばす。

(5)そのまま両足関節を、底屈させ同時に全身を充分に伸ばす。
この時臀部の筋肉と大腿4頭筋に力を入れる。

(6)最後に足の指も指先にかけて指圧する。

(7)一旦横向きになってからゆっくり起き上がる。


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