改造計画
まず荷台改造について検討してみよう
荷台の補強 |
[想定許容荷重] 許容積載重量が1500kgといっても集中荷重に耐えれる構造ではない。 床面積に満遍なく積載すると仮定すると、床面に掛かる圧力は 床面積 = 3.1m × 1.6m = 4.96u ≒ 5u なので 300kg/u=30g/cu となる。 満遍なく積載する場合はほとんどない(砂などならありえる)ので 半分ぐらいに想定してるとして、60g/cu 更に安全率を2倍見ているとして、120g/cu となる。(許容荷重) (実際のところはどれぐらい想定しているのだろう?) |
[実際の荷重] 自動車を積載する場合、床との接点は4つのタイヤのみなので、4箇所に荷重がが集中する。 たとえば車重が1tonで前後比率が6:4の場合、前輪に300kgずつ、後輪に200kgずつの荷重が四隅に加わることになる。 幸いタイヤはゴムで出来ているため、接地面に対してほぼ均等に荷重が掛かる。 タイヤの横方向接地幅を20cm、縦方向接地幅を15cmと仮定すると 設置面積は 300cu となり 300kg / 300cu = 1kg/cu となり、 上記の許容荷重と比較すると 約8倍の集中荷重が加わっていることになる。 |
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[荷重分散] 荷台への集中荷重を分散させるため、タイヤが通る縦方向に角パイプを何本か固定することにする。 これにより積載固定位置のみならず、積載中でも荷重分散が出来るようになる。 また、この角パイプでのかさ上げ分が、別述する「歩み板の格納」の高さ確保にもなる。 これで集中荷重は縦方向に分散されるが、横方向荷重位置が両端となるため、構造上、 横方向の荷台の梁(骨)に加わるモーメントに対応する補強が必要かも知れない。 |
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